アメリカ産牛肉を食べましたか?
気持ち悪いくらい安いですよねえ!?
国産の半値近いからお買い得感はあるけど、まだ見てるだけ・・・
牛肉は子供の頃はめったに食べられなかった。僕らの世代は皆そうだ。
いつも母親が作ってくれたハンバーグは何かが違っていた。
そう、魚肉ソーセージをハンバーグと言って僕ら子供達に食べさせてくれていたのだ。
おそらくは健康面を配慮してか、はたまた経済的理由だったのかは今知る由も無い。
「母ちゃんは覚えちょらん!」 と言い張るに違いないからである。
お弁当でソーセージをハンバーグと言って自慢していた兄弟は友達の前で恥ずかしい思いもしたが、
「そいつを食わせてくれ!」と、珍しがられ、オカズ交換の対象と成り、缶詰の牛肉と物々交換を楽しんだ。
そう言えば、色も違うし見た目も違っていたしね〜!
おじいちゃん世代には「ばか者!」と叱られることは間違いない。
薩摩芋とイワシの煮干だけで毎日暮らしてきたのだから・・・
現代の子供はテレビの影響か? 肉を見て
「霜降りが甘い!」 「赤身の部分にヤレが出ている!」 等と仰っている。
かつて贅沢品と言われたものでも周りが普通に食していればそれは当り前になってしまう。
よく言ったもので、昔の人は例えば「
脂分の多いカロリーの多い食物を狩るにはそれなりの運動力が必要とする。」
海で言えば海岸でそれほど労力を必要としない貝やワカメを採って食していた。が、海の沖に出るたびにカロリーを必要とする。
従ってカツオやマグロを身体に蓄積されたエネルギーで物々交換していたんだ!
ところでオーストラリアの牛肉は旨くない!? そう言った方がいた。
理由は草しか食べていないからだそうだ。
対してアメリカ牛は穀物を食べているので脂がいい具合に乗って頗る旨いとの事。僕にはそこまでの食べ比べはできない。
今成人し、経済的にはいつでも口に出来るように成りつつあるが今度は身体が次第に受け付けてくれなくなってゆく。 クールではあるがはねっ返しはいずれ訪れる。
それが自然のルールだからである。若き頃にグウタラをすれば、自ずと苦い経験を味わうことに成る!
総じて神は平等だと言われる所以である。

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