我々一人暮らしの若者?にとっては大変ありがたいのがお弁当屋さんである。
コンビニエンスのお弁当はもう20年近く食べているので直視することはできない。
味も変わりないし、全然工夫がない。所謂飽きたんだな・・・
以前弁当工場で裏現場を目の当たりにしたことも手伝ってよっぽどのことが無い限り口にすることは無い。
だから駅前にある(オリ○ン弁当)や(ほっか○弁当)などを転々としている。
「コンビニ弁当よりははるかに美味しいですね。」と彼はしつこく絡んでくる我々取材陣にこう言い切った。
「本当は毎日自炊するのが理想ですけど、疲れて帰ってきて食事の準備はかなりしんどいですわ!」
「世の兼業主婦の皆様には脱帽ですね・・」
「ご飯を炊くのがせいぜいだな・・・」
どれもこれも的を得た発言だ。
唐揚げがお勧めで未だに飽きない。
多分(ほ○弁)が最初だと思うけど、唐揚げにレモンと塩コショウってのは画期的だ!
毎日食べても良い位好きだな。
鶏インフルエンザの心配は在るけども病みつきだから仕方が無い。
よく行く弁当屋では店に入るなり黙っていてもすぐに揚げ立てを包んでくれるようにもなった。
心配なのはこんなにも鳥ばかり食べていたのでは何れ羽がはえてはこまいかという危惧である。
冗談はさておき、今日は久しぶりに(ゴーヤチャンプル)をオーダーした。
別にそこで働いている目の綺麗な娘が目当てで通っているわけではない。
ただ単に野菜を食べよ!と神のお告げがあったからである。(笑
今更神のお告げとはね・・・?
かつて弟が野菜が嫌いでね〜! みこしを担いででも食べさせようとした。
「いいかい、サイに成ったと思って食べてみなっ!」
千切りキャベツをまだあどけない顔の弟はムシャムシャと音を立て飲み込んでいる。
「健康に良いから!」では子供は理解できない。
そこで弟思いの兄貴は少し過激な演出をし、触手を震わす。
実に兄弟愛はその頃に樹立していた。
やや、残念な話だが本日をもってそのお弁当屋さんとその目の綺麗な女の子とは決別しなければならない。
なぜなら、明日からはその店前に車を止めることが出来なくなるからである。
幾らなんでも1万円+αの唐揚げはいただけない・・・
彼女もいずれ思うことであろう、「2006年の駐禁対策さえなければ、あの常連の素敵な男性に今頃は自宅で唐揚げを作ってあげていたはずだと・・・」
政府はあまりにも無下である。一つの大切な出会いをもみ消してしまった。(現代版のロメオとジュリエットじゃないか・・・)
さて今日も真夏日だった、そろそろコンビニも唐揚げだけに(衣替え?)の時期か?

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