この際だから「ステージガールズ」以外にも、作った原作いっぱい載せちゃおうと思います。多分発表の機会はないだろうし。設定とかあらすじ、プロットの範囲で。
まずは「ぎみあ・ぶれいく」。
漫画業界が舞台の話。
主人公の少年は、さるベテラン漫画家のアシスタントとして働く、漫画家の卵。
ある少年誌の月間賞の佳作か何かを取って、担当にそこの職場を紹介される。
少年は子供の頃からその漫画のファンだったので、憧れの先生に会えると喜んだのもつかの間、その先生は漫画しか取り柄が無く、人間としてどうなのと思うくらい、傲慢で優しさのかけらも無い人。
仕事だと割り切って、淡々と仕事をこなすアシスタントたち。
で、その先生には年ごろの娘がいて、その娘は親父が大キライ。なぜ嫌いかというと、子供の頃に親父のヒット作を友達にからかわれていじめられたのがトラウマ。(例えばカエルの漫画でヒットした時には、カエル女カエル女といじめられたとか)
その娘はしょっちゅう仕事場にも顔を出し、主人公に「いつまで夢見てんの?」とか「さっさとやめて田舎帰れば?」とか、ことあるごとにイヤミを言ってくる(学生なので親父と同居している)。
そんなある日、主人公は東京で行なわれる「同人誌即売会」へ出かける。アシスタント先の先生のジャンル(ヒット作家なのでジャンルがある)を見て回ろうとすると、そこで何故か先生の娘とバッタリ。慌てる娘。その娘はなんと、自分の親父の漫画のキャラを、ものすごくえげつないからませ方の二次創作をし、親父へのストレスをはらし、一人暮らしするための生活費を稼いでいた。ここから、純粋で素直な少年と、ひねくれたお嬢サマの二人三脚の「まんが道」が始まる…、という話です。
これを載せたらウチが(バクマン。の)パクリを載せている二流出版社だと思われると言われ、没。

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