週刊少年ジャンプ37・38合併号掲載「大場つぐみ×小畑健」両先生コンビの「バクマン。」を読みました(ここからの日記はネタバレです)。
予告や前評判などから立てていた事前予想と大幅に違っていて、びっくり(いや、違っていて当たり前だろうけど)。
まず、主人公の二人(最高くんと秋人くん)。てっきり二人とも漫画家を目指す「ライバル」なのかと思っていたら、「原作と作画」。つまり「パートナー」だったんですね。もちろん今後、「ライバル的展開」もあるだろうけど。最高くんも「おまえと組むとは限らない」と言っていますし(組むことは決まっているのに、組むまで時間がかかる「べしゃり暮らし」みたいになるのかも?)。
それから、「漫画業界もの」になるかと思いきや、むしろラブコメ展開になる予感。女の子(亜豆ちゃん)の「素敵」ていう表情なんて、ジャンプというよりもちょっと昔のマガジンみたいです。「BOYS BE…」みたいな。それとお家がメルヘンなこと。親がまさか有名少女漫画家?
「漫画業界」というふれこみだし、いきなり「だが断わる」みたいなセリフも出てくるので、ファンはジャンプネタをどんどんさらけ出していってほしいところでしょうが、むしろ私は両先生の「原作者・作画者」としての「自叙伝的ストーリー」を期待します。「デスノート」で出会ってヒットを飛ばしたお二人ですが、絶対「最初から俺たちが出会っていれば、余計な回り道せずにすんだのに」という「もしも話」に花を咲かせたことがあるはずなんです。そういう自分たちの思いをこの主人公の二人にぶつけて描いているのなら…。いや、すごく面白くなりそうです。
最後に驚いたこと。ギャラは半分もらえるのか…。

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