お気に入りのアンプを長年大事に使ってる・・と言う人は結構いると思います。
使用している時は意外と大丈夫なんですが、一度外して放置していたアンプをいきなり使うと・・・
電源を入れたとたん「バチバチバチ・ビビ・ボシュ!?」人体に悪影響を及ぼす化学臭たっぷりな香りと共に、環境汚染に一役かった煙を放ち、何とも無かったスピーカーやヘッドユニットまでご臨終・・・・何て事もあるようで・・
放置していたアンプをそのまま使うのは、それなりの勇気とリスクが付き物のようです。
上記のような事故を未然に防ぐため、当店では中古や古いアンプを持ち込まれた際は必ずチェックするのですが、大半は内部部品の経年化による劣化で本来の性能が発揮出来なかったり、完全に故障している物が少なくありません。
前置きが長くなりましたが、下の画像は以前アップしたZRアンプと一緒に修理を試みたもう一台の手強い敵、伝説の名機!?ZR360のものです。
一度オーバーホールを兼ねて修理をしたらしいのですが、修理後パワーが出なくなった?と言う理由で放置されていた伝説の名機さん・・
詳しく調べていくと、あるとんでもない事実が判明しました。

Lch、おろろ・・これは一体・・

Rch、電流が安定せず、盛大に歪んでいます。
テスト信号とは別に、この異常な電流波形・・、危険な香りプンプンです。
このまま使用するのは非常に危険です(しばらく使ってたらしいですが・・)。
ま、名機復活のため、やれる所までやってみましょう!

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