今では伝説!?となったKICKER ZRアンプ、しかも旧モデルです。

さすがKICKER、今なおパワー十分、音にパンチがあります。
ひと昔前は良いアンプの代名詞!?その節は色々とお世話になった素性の良いとても素晴らしいアンプでして、今でも十分通用する音質だと思います。
懐かしさにふけながら、しばし聴く事数分・・「おろ・?音が??」
高音域の抜けが悪く、あきらかに歪んでいます。

モジュールの抜き差し、チップの入れ替えを数回試し、
電源の見直しからRCAの接続や接点の見直し・・・
一通りチェックをしましたが回復の傾向がありません。
仕方なくアンプをバラし、オシロスコープでチェックすると・・

Rチャンネルです。パワー部に歪みが多く出ています。

Lチャンネルは超高域に発振現象を起こしています。
このまま放置するとパワートランジスタ破損の原因に至ります。
発売されてから十年以上経つモデルなので仕方がありませんね。
その後ZRアンプ救済のため、歪みの原因を解明するべく回路を追って行くのでありました・・・・

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