さて「遺伝子の力」も無事発売され、オフィシャルも遺伝子仕様に。
私はまだ購入してませんが(というより予定以上に支出が嵩んで辛いところ)、
オフィシャルからカードリストをダウンして早速注目のカードをチェック。
私を多少なりとも知る方なら、この娘の話をしない訳にはいかないでしょう。
という訳で、今回は遺伝子再録と聞いて人知れずモチベを高めていた
五十嵐分家の“なつき”と“ふぶき”の話を。
とはいえ、結論から言ってしまうと「Sage2時代の微妙さから大して変わってない」
というのが私の印象。
まず、それぞれ単体としてはあまり大きな変化はなし。
というかなつきはほぼ変わってないです。
一方、ふぶきの方は下段のうちから最大4点飛ばせる様になったのは
結構強力な抑止力になると思います。
……シールドやバインド持ちがいなければ、という前提ですが。
(というより、この下段は初出がSage2ベーシックで当時のバランスとしても正直弱かった)
今回新たに追加されたギミックも、
なつきとふぶきの両方を場に出し、かつそのどちらかを
クロスフレイムにブレイクして初めて発動する。となれば
現実性としてはかなりお察しかと。
ふぶきの方とか、結構珍しいタイプの効果なので活かせれば面白いんですが。
で、クロスフレイムの方はと言えば、これも過去と良し悪しは変わらず。
本人にシールドがついたのは有難いことは確かですが、
パワーを参照する能力なので、本人がアタックやガードをするのは理想ではなく、
結局別にシールド持ちを並べて殴りに行く形になるのです。
これは今回のふぶきも同様で、殴り役がおらずにただ立っている状態なら
ぶっちゃけクロスフレイムではなくデトネイターで十分という話に。
新たに追加されたエフェクトは、前述のなつき&ふぶきのギミックを
再発動させる用途がメインかと。
かつて同じエフェクトを持っていた高原日見呼との大きな違いは本人がバトルに強くないこと。
除去からの回避手段にもなりますが、
結局場から離れてしまう(&素体は除去される)ので大抵その場を押し切られてしまうケースが多そう。
とにかく、この手のバトル回避系の能力を持つにあたって、
シールドとバインドXという2大防衛スキルを何とかできないのは
現環境でどうしても辛いところ。
そういう意味では、前のサバト13の時にシールド戦で当たったライトニングディーバが如何に強かったか。
そして、今回同作同色に登場したハイパーアイドルと
対戦相性がとことん悪いというのは一体どういう事かと。
もともと超大型キャラなのでただでさえ与しづらい相手ですが
クロスフレイム絡みのネーム3種ともデッキに積もうとすると
相手のハイパーアイドルが瞬く間に手に負えないサイズに。
一応、シールド標準装備のお陰で
ジリアンには競り勝てますよって主張したそうに見えますが
どうみてもサイズ負けです。本当にありがとうございました。
やはり分家のふたりには荷の重い世界なんでしょうか。
結論:いぶき従姉さんカンバァーック!!