エリザベス女王の伯父と夫  様々な話題

6月7日のブログで
Netflix のドラマ「ザ・クラウン」を紹介したが、
その中に出て来るエリザベス女王の伯父と、
女王のについて、
Expedia に基づき、再構成してみたい。

エリザベス女王の父はジョージ6世で、
伯父とは、その兄、
前国王エドワード8世のことである。

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二人の父親はジョージ5世で、
エドワードをはじめ4名の男子と1名の女子ががいた。
父王の逝去により長男エドワードが王位についたのが
1936年1月20日で、
退位は同年の12月11日。
在位325日というのは、
グレートブリテン王国成立以降のイギリス国王としては最短で、
戴冠式さえ行わないままの退位であった。
退位後、ウィンザー公爵の称号が与えられている。

王位を退いたのは、
アメリカ人女性ウォリス・シンプソンと結婚するためで、
「王冠を賭けた恋」として知られている。
                                        
皇太子時代からヨーロッパでも屈指のプレイボーイとしても有名で、
様々な浮名を流した。
ウォリスとの交際は1931年頃からで、
母親からの愛情に恵まれないまま育ったことから
年上の女性や人妻からの温もりを求めがちだった
エドワードにしてみれば、
気さくな性格で、自由奔放かつ博識で
母性を感じさせるウォリスは大変に魅力的であり、
彼女との結婚を真剣に検討するようになる。

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しかし、ウォリスは2度の離婚歴を持つ人物で、
しかも交際当時にはれっきとした人妻であった。
英国国教会では離婚は禁じられているにもかかわらず、
エドワードは無理にウォリスを離婚させて
王太子妃として迎え入れようとしていた。
この行為は将来英国国教会首長となる立場上許されることではなく、
イギリスの世論は身分を問わず
国民大多数がこの交際と将来の成婚に反発した。

1936年1月のジョージ5世の崩御後、
独身のまま「エドワード8世」として王位を継承し、
即位式(戴冠式ではない)にはウォリスが
立会人(「ただの友人」扱い)として付き添った。
王位継承後も、
ウォリスと共に王室の所有するヨットで海外旅行に出かけたり、
ウォリスと共にペアルックのセーターを着て
公の場に登場する等アピールを繰り返した。

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あげくのはてに、パーティーの席上で、
ウォリスの現夫アーネストに対して
「さっさと離婚しろ」と恫喝した上、
暴行を加えるなどといった騒ぎまで引き起こした。

ウォリスは10月27日に離婚手続きを済ませ
いつでも王妃になれるよう準備をしたが、
他の男性との関係が取り沙汰されるなど、問題があった。

エドワード8世はウィンストン・チャーチルと相談しながら、
「私は愛する女性と結婚する固い決意でいる」という真意を
国民に直接訴えようと、
ラジオ演説のための文書を作成する準備をしたが、
ボールドウィン首相は演説の草稿の内容に激怒し、
「政府の助言なしにこのような演説をすれば、
立憲君主制への重大違反となる」
とエドワード8世に伝えた。
ボールドウィン首相は
エドワード8世の側近である個人秘書を呼び寄せて
エドワード8世のもとに派遣し、
「王とシンプソン夫人との関係については、
新聞はこれ以上沈黙を守り通すことはできない段階にあり、
一度これが公の問題になれば総選挙は避けられず、
しかも総選挙の争点は、国王個人の問題に集中し、
個人としての王の問題はさらに王位、
王制そのものに対する問題に発展する恐れがあります」
という文書を手渡し、王位からの退位を迫った。

これをきっかけにエドワード8世は退位を決意し、
12月10日、午後3時半に、
ボールドウィン首相が庶民院の議場において、
エドワード8世退位の詔勅と、
弟のヨーク公(ジョージ6世)が即位することを正式に発表した。

↓エドワード8世と3人の弟たちのサインが記入された退位文書。

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この影響で、シティでは電話回線がパンクし、
ビジネスマン達は退位による経済変動の対策に追われ、
商業施設の機能が停止し、
群集が午後4時頃から出された号外を奪い合い、
バッキンガム宮殿に出入りする王族を一目見ようと
宮殿付近に殺到するといったような事態にまでなり、
ロンドンの街は大混乱に陥った。

そして翌日の12月11日午後10時1分に
ラジオ放送を通じて、エドワード8世は、                     
王位を継承するヨーク公への忠誠、
王位を去ってもイギリスの繁栄を祈る心に変わりはないことを
国民に語りかけた上で、
王である前に一人の男性であり、
自分の心のままに従いたく、
ウォリスとの結婚のために退位するのに後悔はないとして、
「私が次に述べることを信じてほしい。
愛する女性の助けと支え無しには、
自分が望むように重責を担い、
国王としての義務を果たすことが出来ないということを」
という言葉で名高い退位文書を読み上げた。
1483年のエドワード5世以来453年振りに
未戴冠のまま退位した国王となった。
この一連の出来事を「王冠を捨てた」または
「王冠を賭けた恋」
とも言われた。

放送終了後に、
王族と最後の食事を摂った「元国王」のエドワードは、
日付が変わった12月12日深夜にポーツマスの軍港から出航し、
イギリスを去った。
翌年5月4日にウォリスと約半年ぶりに再会し、
6月3日に、フランスのトゥール近郊にあるサロンで
ごく親しい友人のみを招いて挙式した。

以後、王室とはしばらくの間疎遠となり、
特に母メアリー王太后と弟ジョージ6世の妻エリザベス王妃とは
完全な絶縁状態となった。
当初、ウィンザー公はフランスで1、2年間「亡命生活」を過ごした後、
再度イギリスで生活することを仮定していたが、
メアリー王太后とエリザベス王妃を味方につけたジョージ6世が
「許可を得ずに帰国するようなことがあれば、
王室からの手当を打ち切る」
との態度に出たため、
これが欲しいウィンザー公はイギリスに戻らず、
実現には至らなかった。

第二次世界大戦後はパリ16区ブローニュの森内にある
ヴィラ・ウィンザーに居住した。
フランス政府から所得税を免除され、
パリ市から提供された住宅に住むといった、
悠々自適の生活を過ごす一方で、
世界中の浮世離れした歓楽地をぐるぐる回るだけのつまらないものとなった。

イギリス王室との不和な状態は変わらず、
王室はウォリスを決して「ウィンザー公夫人」として
受け入れようとはしなかった。
特に、メアリー王太后がウォリスを王室に受け入れることを頑なに拒んだため、
1952年のジョージ6世死去の際の葬儀では
ウォリスを伴うことをためらって単身で参列し、
1953年6月2日に行われた姪のエリザベス2世の戴冠式には出席せず、
パリの自宅でテレビ中継を観るだけに留まった。
(これらことは、ドラマにも重要な点として描かれている)

その後、関係は修復し、
エリザベス2世は1972年にフランスを公式訪問した際、
ブローニュのウィンザー公邸を訪問し、
末期の食道癌で重体のウィンザー公を見舞った。
亡くなったのはその10日後、1972年5月28日。
77歳没
遺体はイギリスに帰って、葬儀が執り行われ、
他の王族と同様に、王室墓地に埋葬された。
ウォリスとの結婚や退位については、
「もし時計の針を元に戻せても、私は同じ道を選んだでしょう」
と亡くなるまで一度も後悔しなかったという。

1986年、ウォリスは生涯を閉じた。
彼女の葬儀はイギリスで王族として執り行われ、
遺体はウィンザー城近郊の王立墓地に葬られた。

パリで所有していたヴィラ・ウィンザーは、
百貨店ハロッズのオーナー、モハメド・アルファイドが購入した。
アルファイドの息子ドディと元イギリス王太子妃ダイアナが
パパラッチに追われて事故死したのは何かの因縁か。

結婚を巡る葛藤は、英国王室には前例があり、
ローマ・カソリックからの離脱、
英国国教会の創設という事態になったこともある。

ヘンリー8世(1491〜1547)の時代のことだ。

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キャサリン・オブ・アラゴンを離婚しようとしたヘンリー8世が、
教皇に婚姻の無効を宣言するよう求めたにもかかわらず、
教皇クレメンス7世がこれを却下したことが引き金となり、
ついには教皇権からの独立に向かい、
ローマカトリックから離れ、英国国教会を創設した。
王の離婚問題が教会の体制を変えてしまったのである。

エドワード8世の後継者は、
次男のアルバートであるジョージ6世で、
王太子として育てられた長兄エドワードの陰に隠れた存在であり、
王位を継承することを期待されていなかった。

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しかし、エドワード8世が結婚問題で退位したため、
王位継承者であるジョージ6世にお鉢が回ってきた。
「お鉢が回ってきた」とは、失礼な言い方だが、
実際はそのとおりで、
即位が正式に決まった際には、
「これは酷いよ。私は何の準備も、何の勉強もしてこなかった。
子供の頃から国王になるように教育を受けていたのは
デイヴィッド(エドワード8世)の方なんだから。
国事に関する書類なんか
これまで一度も見たことなんか無いんだよ。
そもそも、私は一介の海軍士官に過ぎないんだ。
海軍将校としての仕事以外は、
これまで何もやったことの無い人間なんだよ」
と愚痴をこぼしたという。

しかし、実際は篤実な人間で、
国民の信頼を獲得し、
第二次世界大戦という難局を乗り切った。
元々吃音症(どもり)があり、
オーストラリア人セラピストの治療を受けて克服した。
そのあたりのことは、
映画「英国王のスピーチ」(2010)に詳しい。

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しかし、第2次世界大戦などの心労が激しく、
56歳で急逝し、
後を長女のエリザベスが継ぐことになる。

もしエドワード8世が普通の結婚をして子供をもうけていたら、
ジョージ6世の王位継承もなく、
当然エリザベス女王の王位継承もなく、
英国史上最高齢の君主(94歳)、
存命する在位中の君主の中での最高齢、
英国史上最長在位(68年)の治世もないのだから、
歴史の「もし」は奥深い。


次にエリザベス女王の夫フィリップについて。


エリザベスは、フィリップと
1939年7月にダートマス海軍兵学校で出会い、
一目惚れして以降、文通を始めることとなる。
もっとも、これ以前にも1934年と1937年の
二度にわたり面会しているので、
三度目の正直。
二人はデンマーク国王のクリスチャン9世と
ヴィクトリア英女王を通して遠戚関係にある。
祖父にギリシャ王ゲオルギオス1世、
曾祖父にデンマーク王クリスチャン9世、
高祖父にロシア皇帝ニコライ1世、
高祖母にイギリス女王ヴィクトリアがいる。

1947年7月9日に正式に婚約が発表された。
これに先立つ同年2月にフィリップはイギリスに帰化。
帰化した際、イギリスにおける軍務を継続するために
母の実家の家名である「マウントバッテン」を姓として選択。
(ドラマにも出て来る。)
またこれに伴いフィリップは、
ギリシア正教会から英国国教会への改宗を行い、
更に形だけとなっていた
ギリシャ王子及びデンマークの王子の地位を放棄することを宣言。
                                        
婚約に至るまでの経緯は決して順風満帆とは言えなかった。
その要因は、フィリップがギリシアから亡命したイギリス海軍士官であり、
資産を所有していなかったこと、
外国生まれであることのほか、
フィリップの姉がナチスとの関係を持った
ドイツ系貴族と結婚していたこと等にある。

1947年11月20日、
エリザベスと結婚

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妻の女王即位後は海軍を退役し、
夫として長年女王を支えてきた。
女王の公務の大半に夫妻で同伴、
単独での海外訪問も143カ国637回に上り、
公務は単独でも65年間で2万2千件以上行った。
96歳になって、全ての公務から引退。
現在98歳。

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子供はチャールズ、アン、アンドルー、エドワードと4人。

御存知のとおり、皇太子チャールズは、
ダイアナ妃と離婚して、
カミラ夫人と再婚するなど、
歴史の繰り返しをしている。
現在71歳。

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「女王の夫」という立場が、
どういう心理状況をもたらすものか不明だが、
結婚当時、エリザベスは次期王位継承者であったのだから、
それを覚悟しての結婚だったはずだ。
しかし、ドラマでは、鬱屈に満ち、
その捌け口として、
飛行機の操縦に情熱をもたらす姿が描かれてきる。
また、相当な皮肉屋としても描かれており、
ドラマを観た本人は気を悪くしたのではないかと思われるが、
その言行録を見ると、
やはりそのような人物像が浮かび上がって来る。

たとえば、次のような「失言」が伝えられている。

○1978年に日本の皇室に宛て送った
「イリオモテヤマネコの保護を訴える手紙」の
「付属報告書」の中に、
「住民の島外退去」の提案などがあったため、西表島住民の強い反発を招いた。
「我が娘が学校のアートレッスンから持ち帰ったもののように見えますな」
  (1965年エチオピアで最古とされている芸術作品を鑑賞した際に発言)
「英国人女性は料理ができない」(1966年)
「我々は、来年赤字を出すだろう。
 私は、ポロを多分諦めねばならないだろう」
   (1969年王室の財政問題について記者会見で発言)
「国民は、我々の生活にはもっと休みが必要だと言ってたくせに、
 今度は仕事がないなどと文句を言っている」
(1980年代の不況時に発言)
「あなたは女性ですよね?」
   (1984年ケニア訪問時、現地人女性に質問)
ここに長くいたら、(中国人みたいに)目が細くなりますよ」
  (1986年中華人民共和国訪問時、西安に留学中の英国人学生に向かって)
「生まれ変わったら、死のウイルスになって人口問題を解決させたい」
  (1987年、著書の序文で)
「あなたたちはほとんど、海賊の子孫なのではないのですか?」
  (1994年ケイマン諸島訪問時、現地人に質問)
「なんとか食べられずに済んだのですね」
  (1998年パプアニューギニアを探検した学生に発言)
「うん、この工事はインド人がやったに違いない」
  (1999年スコットランド訪問時、ワイヤーが外れたヒューズの箱を見て発言)
「きみは太りすぎているから無理だろう」
  (2001年「将来宇宙飛行士になりたい」と語った12歳の少年に返答)
「まだ槍を投げ合っているのですか?」
  (2002年オーストラリア訪問時、オーストラリア先住民ビジネスマンに質問)
「どうやって免許取得試験中、スコットランド人は酒を飲まないようにするんですか?」  (スコットランド訪問時、現地の自動車教習所の教官に質問)
「このくそったれ!」
  (1997年相手がフィリップと気付かず、駐車違反の切符を切ろうとした警察官に対して)
「耳が聞こえない? このバンドの近くにいたら、不思議じゃないですね」
  (打楽器のバンド演奏の際、聴覚障害者に発言)
「おおいやだ、ひどい病気にかかるかもしれないじゃないか」
  (1992年オーストラリア訪問時、コアラを撫でるように頼まれた際の返答)
「君はこの生地でできたショーツを持ってるの?」
  (2010年エディンバラでタータンチェックの生地を見ながら、スコットランド議会の女性議員に発言)
「君はストリップクラブで働いてるの?」
  (2010年ナイトクラブでアルバイトをしている女性の海軍士官候補生に発言)
「さっさと写真を撮れ、この野郎」
  (式典で写真撮影の際、撮影時間が掛かったことに対しカメラマンに発言)
「イギリスでは、親が子供を学校に行かせるのは家に居させたくないからだよ」
  (2013年10月マララ・ユスフザイがバッキンガム宮殿に招かれて学校教育の重要性を説いた自著を女王夫妻に手渡した際の返答。マララは笑って受け流した)
                                        
ドラマの中でも、ケニア訪問の際、
居並ぶ族長たちの胸に下がった勲章を見て、
「この勲章は僕も持っている。
どこで盗んできたんだ」
と聞いて、相手がむっとする場面がある。

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清涼剤  様々な話題

タレントのつるの剛士のツイートが反響を呼んでいるという。

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内容は、
「国民の皆さんで
安倍首相に
お疲れ様、ご苦労様を言いませんか?」
というもの。

「政治家の皆様も同じ人間。人です。
未曾有で大変な時こそ、皆んなで励まし労り合いませんか?
今頑張ってる全ての人に」
とつづり、政治家だけでなく、
新型コロナウイルスと闘う人たちにエールを送ろうと呼び掛けた。

返信では、
「つるのさんに同意」
「つるのさん、呼び掛けありがとー!」
「野党とか与党とか関係なくとにかく今は労り励ましあう時。
一緒に乗り越えてそれから批判や主張をしましょう!」
「マジで良く頑張ってるよ」
などと賛同する声がある一方、
「マスクも給付金も我が家は未着ですよ」
「何をどう頑張ったのか??」
といった不満の声もある。

意見はいろいろあるだろうが、
ようやく、表に出にくい、
「日本人」らしい声を聞いた気がする。

しかし、テレビ、新聞をはじめとする
マスゴミは、政権批判をやめない。

朝日新聞調査の内閣支持率27%
毎日新聞では29%
共同通信社が29〜31日に実施した全国緊急電話世論調査によると、
安倍内閣の支持率は39・4%
5月30日、31日に実施した
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査では、
内閣支持率は36・4%だった。
12%も開きがある。

政治評論家の伊藤達美氏は
「黒川氏の処分問題などに不満を持つ世論が、
感情論を先行させたようだ。
安倍内閣は、新型コロナウイルス対策や、
日本経済の再生に全力集中していくしかない。
世論も冷静になり、支持率も上向くはずだ。
一喜一憂する必要はない」
と語っている。
まさしくそのとおりだ。

批判の中には、感染のピークは3月下旬で、
緊急事態宣言は遅かったという説もある。
後から振り返ってのピークの解明。
目に見えない敵との闘いで、
宣言がピークより遅れるのは、当然のことだと思うが、
それさえ、批判の材料にする。

これに対して、ネットでは、
正論と思える投稿もあるので、紹介しよう。

○(「裸の王様」とか「アホノミクス」とかの論に)
首相には何言っても許されるんですかね。
人として人格や品位、敬意も持ち合わせない人間が
ジャーナリストとかマスコミにはびこってるようですが。
政治家は国民から選ばれています。
政府より強いペンの暴力を行使している
メディアの責任は重いですよ。

○いつから日本人は政権批判が娯楽になったのだろう。
緊急事態宣言の発令により、
新型コロナがかなり収束したのは事実。
もちろん給付金が遅れただの、
マイナンバーカードによる申請が混乱を招いただの、
政権を批判するポイントはたくさんある。
しかし、何でも批判すればよいというわけではない。
緊急事態宣言を発令できるように法を整備した時は
「安倍の独裁になる」と批判して、
その結果として「自粛要請」という拘束力の低い法案になったのに、
「政府は要請したところで意味がない。他国を見よ」と批判する。
生産性がゼロの批判を繰り返すマスコミと野党よりも、
穴だらけとはいえ死者数を低く抑え込んだ結果は
評価すべきだと思う。

○「正しく論理的に批判(生産的な批判)」をしなければ、
何の価値もない。

○雑誌は適当なことを書いても誰にも責められないからいいな。
全知全能の神にでも首相になって欲しいのかなこの国の国民は。
完璧なリーダーなど存在しないのだから、
皆で支えてダメなものは叩くだけじゃなく
改善案も出してより良い状態を目指すことが
社会にとってプラスなはずです。
権力者を叩くことでストレス発散しても何も改善しない。

○新聞は、コロナでも給料が下がらない、
誤報しても責任を取らない「上級国民」です!
「社会の木鐸」、ちゃんちゃら可笑しい!
憲法の保障する「報道の自由」は当然保障されなければなりませんが、
「自由」には「責任」が必ず付随します。
それこそが自らを律する「新聞倫理綱領」ではないのですか?
これは、日本新聞協会の綱領ですが、
朝日、毎日新聞はこれを離脱したんですね。
この綱領の謳う「自由と責任」、「正確と公正」、
「独立と寛容」、「品格と節度」の
全てに反しても何らのペナルティも無い。
新聞はもう死にました。

そんな中、つるの剛士のツイートは、
一服の清涼剤であった。


マスク文化  様々な話題

マスク

つい最近まで、
日本に来たアメリカ人が驚くことの一つに、
日本人のマスク姿があった。
花粉症対策や風邪ひきのエチケットだと説明すると、
「へえー」と感心する一方、
「日本らしいね」と、
日本の文化の一つとして片づけられてしまった。
アジアでは結構マスク姿はあるにもかかわらず。

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その根底には、「カッコ悪い」と、
マスク姿を見下している雰囲気があった。
鼻の高い欧米人には、
マスクが邪魔になり、
その点からも、鼻の低い東洋人独特の習慣と思われたらしい。

ところが、今は、
アメリカでもヨーロッパでも、
マスクをするのが当たり前になった。
公人でしていないのはトランプ大統領くらいだ。
これでトランプ大統領がコロナに感染したら、
何を言われるのだろう。

かつては、アメリカではマスクを着けている人は
「病気持ち」だと思われていた。
のみならず、「病院から脱走したのではないか」とさえ言われた。

顔を隠すのは、犯罪者のしるしだと思われた。
昔の銀行強盗のイメージだ。
「顔を覆うことは、顔の表情が分からないため、よくない」
というのが共通認識だった。

「正義の味方は目を隠し、悪役は口を隠す」と、
口を隠すのは元々悪いやつの代名詞だという。
口元を隠す悪役=イスラム過激派という感覚さえある。

欧米人は相手の口元を見て相手の感情を推し量るため、
マスク着用は嫌悪感が生まれ、
これまでマスク着用は嫌がられた。
一方、日本人は相手の目を見て感情を読み取るため、
サングラスを掛けられると嫌悪感を覚える。

日本では逆にサングラスは接客にふさわしくない、
というイメージがある。
不良や反社会的勢力と思われたりもする。
「自分の目の表情を相手に読まれたくないから
サングラスをしている」
ととらえられ、
「やましいことがある人」
「何かを隠している人」と見なされたりする。

オーストリアでは、
2017年に
公の場で顔を覆ってはならないという法律ができたため、
マスクの着用も原則禁止だった。
コロナウイルスの蔓延により
今年4月からはスーパーマーケットなどでのマスクの着用が
法律で義務づけられており、
「顔を覆ってはいけない」を覆すものとなっている。

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WHOは最初、「マスクは予防の役に立たない」と言っていた。
アメリカでも、「高機能マスク(N95)以外は予防にならない」
と言われていた。
ウィルスのサイズに比べてマスクの隙間のサイズ差から
「科学的には無効」ということだった。
しかし、ウィルスは単体では存在できず、
空気中のダストや飛沫に付着して浮遊するのだから、
マスクの繊維格子でそのダストや飛沫粒子を捕捉できる。
マスクが効果ないはずが無いのだ。
こうして、
「全くしないよりした方がいいかもしれない」という考えが広がり、
4月初めにアメリカ疾病対策予防センターが
マスク着用を勧めたこともあり、
マスクをする人たちが一気に増えた。

州によっては、マスク着用が義務づけられた州もあり、
そういう決まりがなくとも、
マスクをしていないと周囲から厳しく注意されることもあるという。

フェイスブック上では、「バカティー」という名のTシャツが売れ出したという。
Tシャツには2匹のウサギが描かれ、
マスクをしている1匹が、
着けていないもう1匹を引っぱたいている絵柄で、
すぐ下には「Baka!」と書いてある。
マスク文化だけでなく、日本語まで同時に「輸入」したのが笑える。

マスク文化を基本的には排除してきた欧米だが、
新型コロナウイルスの登場により、
そんなことも言っていられなくなったのだろう。
命の方が大切だからだ。
新型コロナウイルスにより、
世界のいたるところでマスク着用がスタンダードとなってしまった。

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こうしたマスク文化について、ネットでは、次のような意見が出ている。

○日本があれだけ早くから感染が始まって、
非常事態宣言も最も遅い4月になってから発信したのに、
それほど深刻な事態に陥らなかったのは、
元からマスク文化があったからなのは明らかでしょう。
特にインフルと花粉のシーズンで、
コロナ関係なしにマスクをしている方が多かったので、
よりコロナ感染が防げた面は大いにあると思います。
日本人はどうしても自身のことを卑下しがちですが、
今回に関しては明らかに欧米諸国とは
感染のスピードも深刻さも違っています。

○マスクというものは、元々感染しないためにかけるものではなく、
他人に感染させないためにかけるものだ。
つまり公徳心から、
他人様に迷惑をかけないようにと言う配慮から
かけるものであって、利己的な目的のためにかけるものではない。
日本の、この公徳心というのが、
海外にはなかなか理解して貰えないし、
マスクをかけるというこのひと事も
本来の意味が理解されない。
文化の違いと言えばそれまでだが、
利己主義が中心の欧米文化と、
公を重視する日本の文化の違いだろう。

○人様に迷惑かけないようにしなさいと小さい頃から言われてれば、
咳やくしゃみしたらマスクしないとと思う。

○日本人の私からすれば咳しててもマスクしない文化の方が異様。

○マスクをする以外にも、靴を脱ぐ習慣、
ウォシュレットやハンドドライヤーの普及、
除菌ハンドソープなど、
日本人はキレイ好きなんだと思います。
また、欧米人は握手やハグをするし
顔を近づけて話をしますが、
日本人はお辞儀して間合いをとります。
日本人の習慣や文化が、結果的にですが、
ウイルス感染に対してはいいほうに作用しているんだと思います。

○外から帰ってきてそのまま土足で室内を歩く、
ろくに手も洗わず風呂やシャワーも数日に一回、
友人知人と会ったらハグ、
会話は面と向かって大きな声で。
どれもこれもコロナの拡散を招く行為ですね。

○マスク文化、栄養あるバランスの良い食事(食育) 、
掃除文化(衛生面が良好) 、お辞儀で挨拶(人に触らない) 、
物静かな日本語(デカイ声で話す英語やラテン語話者より唾が飛びにくい) 、
国民健康保険の特権(初期段階で病院にかかれる)、
土足禁止文化に風呂文化うがいに手洗いは普通に言われなくとも日々のルーティン、、、などなど。

○WHOがマスク不要論を延々と唱え続けたせいで
マスク習慣のない国で爆発的に感染が広がりましたね。
武漢肺炎に関するWHOの罪は果てしなく重いことばかり。

○現時点では、日本は、欧米式のロックダウンもせずに
緊急事態宣言のみで感染者数も死者数も桁違いに少ない状況だ。
この状況でとどまれているのは、
マスクがすべてだとは思わないが、
マスクをする日本人を嘲笑していた欧米人は忸怩たる思いであろう。たぶん。
3月から欧米でロックダウンが進む中、
ロックダウンをしない日本政府の対応の甘さを
上から目線で批判していた「欧米在住の日本人たち」。
現在、この状況を彼らはどう見ているのか。ぜ
ひ聞いてみたい。

○むしろ報道とは真逆に徐々に日本の動きは評価されつつあります
当初の乗船の客を隔離したことについて批判されていましたが
「感染力の高さ」が知られると「あの判断は正しかった」と
アメリカでも同様に「船から客を降ろさない」
隔離という対処をしています

○利権疑惑など国民の怒りを買ったマスク配布ですが
結果は「転売屋のマスク買い占めを阻止」に成功
フランスが追って
「国民全員にマスクを配布する」ことが決定。
イギリスでは「CTで確認して疑いがある人を優先的にPCR検査をする」
という日本式の手順を
「非常に効率的である」と評価したことが記事に。

○「やっと気づいたか」という感じもあるが、
そう思うようになってきてもらえたのは、素直にうれしいかな。

○マスクに対する偏見が無ければ
米国人の死者はここまでひどくなかっただろう。
他人事ではなく他文化や習慣を自身に当てはめて
論理的かつ合理的に取り入れる寛容さは大切と感じた。

○日本の立派なところは
欧米のマスク批判に屈しなかったところ、
今では世界的にマスク文化は普及しつつあるが
それでも日本は「それみたことか」とも言わない、
きわめて冷静というか無関心だ。


名字ランキング  様々な話題

日本は世界一名字(苗字)の多い国と言われています。
「名字由来net 」では、
そのランキングを4万位まで掲載してあります。

ちなみに、私の苗字「大野○」は、
28674位で、
全国におよそ120人おり、
茨城、栃木に40人、
千葉に30人、東京、新潟に10人いるそうです。

自分の名字が何位なのか、興味のある方は、
「名字由来net 」でお調べ下さい。

以下は、日本の苗字ランキングの20位まで。
                   
1位 佐藤 およそ187万人
2位 鈴木 およそ180万人
3位 高橋 およそ141万人
4位 田中 およそ134万人
5位 伊藤 およそ107万人

6位 渡辺 
7位 山本
8位 中村
9位 小林
10位 加藤

11位 吉田
12位 山田
13位 佐々木
14位 山口
15位 松本

16位 井上
17位 木村
18位 
19位 斎藤
20位 清水

国別に多い苗字を「名字由来net 」で調べると、

アメリカ

1位 スミス(Smith)
2位 ジョンソン(Johnson)
3位 ウィリアムズ(Williams) 
4位 ブラウン(Brown)
5位 ジョーンズ(Jones)
                                        
ドイツ

1位 ミュラー
2位 シュミット
3位 シュナイダー
4位 フィッシャー
5位 メイヤー
                                        
ロシア

1位 スミルノフ
2位 イワノフ
3位 クズネツォフ
4位 ポポフ
5位 ソコロフ
                                        
オランダ

1位 デ・ヨング
2位 ヤンセン
3位 デ・ヴリース
4位 ファン・デン・ベルク
5位 ファン・ダイク
                                        
スペイン

1位 ガルシア
2位 フェルナンデス
3位 ゴンザレス
4位 ロドリゲス
5位 ロペス
                                        
コロンビア

1位 ロドリゲス
2位 ゴメス
3位 ゴンザレス
4位 マルチネス
5位 ガルシア
                                        
中国                                      

1位  オウ(全体の7. 25%)
2位  リ (全体の7. 19%)
3位  チョウ(全体の6. 83%)
4位  リュウ(全体の5. 23%)
5位  チン (全体の4. 53%)

台湾

1位  チン(全体の11. 06%)
2位  リン(全体の8. 28%)
3位  コウ(全体の6. 01%)
4位  チョ(全体の5. 26%)
5位  リン(全体の5. 11%)
                                        
韓国

1位  キム(全体の21. 59% つまり5人に一人が金さん)         
2位  イ (全体の14. 78% 7人に一人が李さん)         
3位  パク(全体の8. 47% 12人に一人が朴さん)
4位  チェ(全体の4. 72%)
5位  チョ(全体の4. 37%)


コロナあれこれ  様々な話題

新型コロナウイルス感染症の重点対策が必要な
13の「特定警戒都道府県」以外の34県のうち、
事業者への休業要請を全面的に解除する方針の自治体が10県に上るという。
人が密集して感染リスクの高い施設などを除いた一部解除は18県。
休業要請を当面継続するのは4県で、
岡山、徳島の2 県は休業要請を実施していない。

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政府が緊急事態宣言の延長に合わせ基本的対処方針を改定し、
感染抑制地域での休業要請緩和を部分的に容認。
これを受け、自治体に経済活動の再開に向けた動きが広がっているものだ。

昨日の新規感染者は全国で87
東京都は39
ひところよりずっと減った。
もう一息だろう。
反対に退院者は昨日は760人。
新たな感染者よりかなり多い。

安倍首相も、
インターネット番組内で、
「新規感染者がゼロの県も増えている。
感染者数の動向や医療提供体制のひっ迫状況などを勘案し、
可能であれば期間満了を待たずに宣言の解除を行いたい」
と述べ、一部地域の先行解除を検討する意向を改めて示した。
また、「緊急事態宣言」の解除基準について、
14日をめどに公表する考えを明らかにした。

「緊急事態宣言」について、
安倍首相の記者会見は3回ある。
期間延長を説明する5月4日の3度目の会見で
本来すべきだったのは、
緊急事態宣言解除の基準だった、と思う。

1カ月ほどの期間延長に際し、
国民が知りたがったのは、
「いつまで耐えればいいのか」ということだろう。
「これこれの条件をクリアすれば、宣言を解除します」
と数値を示せば、
国民も「分かった。もう少し我慢しよう」
となったはずだ。

首相の周辺で、
「総理、今、国民が一番知りたいことは、これです」
と助言する人はいなかったのだろうか。

それで、吉村大阪知事による
「大阪モデル」の発表の際、
「国が出さなかったので、府が出す」
と言って、
西村康稔経済再生相が、
「勘違いしているのではないか」と強い不快感を示す事態になった。
休業要請などは知事の責任、
緊急事態宣言の解除は国の責任だ、ということだ。
これに吉村知事は
「休業要請の解除基準を国に示して欲しいという思いも意図もありません。
ただ、緊急事態宣言が全ての土台なので、
延長するなら出口戦略も示して頂きたかったという思いです」
と反論し、同時に
「今後は発信を気をつけます。ご迷惑おかけしました」と記した。

なんだか変。
どうして吉村知事は
「それくらい分かっています。
だから、大阪モデルは、休業要請など自粛解除の数値。
国は、緊急事態宣言の解除の数値を示してほしかったということです」
と明確に言うべきだったのではないか。

後で西村大臣は
「緊急事態制限の解除の基準を14日に出す」
と言っているので、
大阪モデルが一定の後押ししたことは間違いないが、
それは、本来、安倍首相の4日の会見で示すべきものだった。

もう一度言うが、
首相に対して、
「総理、今、必要なのは、国民に出口を示すことです」
と言ってやる人はいなかったのだろうか。

そういう意味で、首相の周囲に人材がいないことが危ぶまれる。
アンテナが高く、感度がよくて、
国民の要望をしっかりキャッチできる人が必要だ。

そうでないから、マスク2枚配布とか、
星野源とのコラボ映像とか、
ポイントのずれたことを首相にさせることになってしまう。
マスク配布はまだ一部でしかなされていないが、
その間に、マスクは巷にあふれるようになってしまったというのに。

報道を見ていて、不思議に思うのは、
「PCR検査万能論」という、一種の「神話」が横行していることだ。
日本は検査が少ない、
実際にはもっと感染が広がっているのではないか、
だから、PCR検査をもっとやり、
正しい感染者数を出せ、というものだ。
本当は日本の感染者数は28万〜70万人におよぶという試算もある、という。
「日本は検査数を増やさないと、パンデミックの終結はかなり困難」
という専門家の厳しい見方もあるという。

これについては、
最近、ラサール石井さんが
吉村府知事に「大阪府民全員、無理なら大阪市民全員に
PCR検査をして真の陽性率を出して下さい」
と提案して、ネットで叩かれている。

ネットの主な意見は、次のようなもの。

○統計学のお勉強をしましょう。
サンプル数1万で統計上有意な数字が得られます。
サンプル数を増やしたところで、精度はほぼ変わりません。
全員検査しなくてもランダムサンプリングすれば、
陽性率は統計学的に正確に算出できます。
○時間がかかりすぎるし、混乱の元になるのでは無いか?
一回やったところで、その後に感染したら意味がない。
インフルと同じく、医師の診断に基づき検査するで、今は良いのではないか。
○サンプリングならともかく全数って
大阪市だけでも250万人以上いる。
それだけの人数をどうやって検査してどうやって解析するんだ?
そしてそれにどれだけの時間と労力と費用がかかると思うんだ?
しかもその結果得られた成果にどれだけの価値があるんだ?
○大阪府に880万人全員をやったとすると、
検査費用を1件18000円としても1500億以上必要。
さらに試薬代、人件費、検体運送費の諸々含めたらこの倍以上かかる。
それだけ経費をかけるのなら、別の面に回した方が良いのではないか。
○医師・検査技師・看護師・マスク・防護服・施設が揃ってたら出来るだろうが、
簡単にはいかない。
○PCR検査をする為の人員や機材を揃えるのに
どれだけの時間と費用が掛かるか考えられないのかな?
○発熱や咳の症状もないのに、
金と時間をかけてPCR検査しても意味あるのかね。
発熱やなんらかの症状が出て苦しんでる人先に検査したってほしいわ。
○日本がパンデミックにならずに済んだのは、
間違いなくPCR検査を抑制したから。
検査による院内感染を防げたからでしょ。
○何で学歴のある芸能人や頭の良い某朝日テレビのコメンテーターの方々は
PCR検査にこだわるのでしょうか?
全く分からない。
やたらにPCR検査して3割が間違う正確性のない検査の結果で
色んな人がパニックになって医療崩壊っていうのが最悪ですが、
日本人は本当に優秀で頭の良い民族です。
ギリギリの線で感染率でなくて陽性率、さらには死亡率などみながら、
しっかりコントロールしています。
○大阪市民が270万人。
検査能力を10万人として
検査には1カ月。                                1カ月後には感染状況も変わってるのに何の意味がある?
医療従事者に意味がないことでそこまで負担を強いて楽しいですか?
医療従事者を機械か何かと勘違いしてませんか?
○ほとほと、こういう無知なコメントを読むのは嫌気がさします。
勉強してください。
○今回の新型コロナのひとつの不思議な傾向として、
サヨク系というか、安倍政権に対立的な人ほど
PCR検査拡大を主張するのはなぜだろう。

そして、ラサール石井さんに対する個人攻撃になるが、
それは割愛。

それにしても、PCR検査をどれだけ実施したら満足するというのか。
そこには、一種の「ゼロリスク神話」が入っていないか。
全国民に検査を実施した国など存在しない。
問題はその多寡で、
それぞれの国の事情や考え方があるので、
一律に比較できはしない。

先日発表された東京の陽性率は、最新で7.5パーセントだという。
100人が検査を受けて、92人が陰性だ。
似た症状のある人が受けての検査結果がこれである。
症状のない人を検査すれば、
もっと陽性率は下がるだろう。

それでもマズゴミは、
PCR検査の数の少なさで政権を叩く材料にしている。

危機管理血液内科医の中村幸嗣さんのブログによると、
テレビ朝日の番組の取材を受けた際、
「PCR検査をいたずらに増やそうとするのは得策ではない」
と繰り返し答えた。
にもかかわらずインタビュー映像は、
PCR検査を大至急増やすべきだとの
メッセージの一部として放送されたという。
中村さんは、
「政府や安倍さん批判のためのデマや偏向報道はやめませんか」
と綴っている。

テレビは、一つの筋書きを作り、
その予見で取材をし、
その線に添って編集する。
それは、私がBSEの時に受けた取材ではっきり分かったことだ。

ここで復習

新型コロナウイルス感染者の国内での発生は2月中旬から増加し、
これにともない、政府はクラスター対策により流行を制圧する方針をとった。
すなわち、集団感染を早期に探知し、
感染者を隔離するとともに、
濃厚接触者の健康を監視して次の集団感染を予防するというものだ。
この対策は一定の効果があり、3月中旬までは感染者の増加が緩やかだった。

3月下旬から感染者数の増加スピードが速まったのは、
3月になり、ヨーロッパなどからの帰国者の中に感染者が増えたため。
その結果、国内は蔓延期という新たな流行期に入ってしまった。

この時期になると、
クラスター対策だけでは流行をコントロールすることができず、
人と人の接触を控える対策が必要になってきた。

それで、「人と人の接触を控える対策」を実施するため、
政府は緊急事態宣言の発令に至ったのだ。

ドイツの科学者の最近の研究によると、
新型コロナウイルス感染症は発症時に強い感染力があるが、
通常6〜12日以内に抗体産生が始まるとすぐに
体内からウイルスが除去されると考えられる。
これまでのところ、一般的な基本原則は、
症状が発生した時点から14日間の継続的な隔離だ、
と言っている。
無症状感染者がいても、
2週間から3週間で体内からウイルスが除去される。
その期間、他人に移さなければ、ウイルスは減っていく。
だから、接触しない、家にいる、8割削減ということになるのだ。

よく安倍首相が「都道府県に丸投げした」と言われるが、
「新型インフルエンザ等特別措置法」がそうなっているので、
非難には当たらない。
緊急事態宣言発令により、
国はこの法律が適応される地域を指定し、
指定された都道府県の知事が実際の対策を行う。
すなわち、住民に外出や集会の自粛、施設の閉鎖などを要請するが、
強制的に命じることはできない。
また、交通機関の運行自粛要請もできないので、
日本で都市封鎖は不可能。
海外ではこうした対応が「命令」となる国が多く、
違反すると罰金刑や懲役刑が科せられる。
日本では強制力がないため、
緊急事態宣言を発令する際に政府は行動目標を示し、
これが人と人との接触を7〜8割は減らすという数値だ。
具体的には、不要不急の仕事や娯楽をできるだけ減らして、
外出を今までの2〜3割程度にするという目標だ。

日本では法律的に「都市封鎖」も「外出禁止」も強制できず、
その代わりに「自粛」が求められるが、
賢い日本人はそれに従っている。

だから、この事態を理解するには、
法律の理解をしなければならないので、
法的理解のない提案は「放言」でしかない。

ただ、自治体が円滑に実施できるように、
政府は、金銭的な補助を早急にすべきだった。
国民の要請を受けて、
様々な対応策が実行され始めているが、
「遅い」という非難がある。
ここでも、
首相周辺に人がいなかったのだな、と痛感する。

議員内閣制で、与党や省庁や国会議員が後ろに控える国政と、
直接選挙制で,首長に強い権限がある地方行政を
同列に論じることは出来ないが、
政府の施策が後手後手になっている印象は否めない。

これについては、
産経新聞のインタビューで
安倍首相が
「いろいろな我慢を強いられ、
やりたいこともできない。
経済上、仕事上、暮らしの不安もあると思う。
その中で政府は何をやっているんだという気持ちになるのは
当然だろう。
同時に、ファクト(事実)に基づいて
評価していただいている方々もおられるので
大変ありがたい。
模範回答があるわけではなく、
批判や不満が出るのはやむをない。
国民の声として真摯に受け止め、
最善を尽くしたい」
と苦しい胸中を語っている。

未知のウィルス相手で、
手さぐり状態なのだ。
誰がやっても、どの政党がやっても、
同じようなものだろう。
しかし、若い知事のスピード感のある行動と比較して、
すっかり「無能」という烙印が付けられてしまったのは気の毒だ。

次の選挙で、自民党は数を減らし、
その分、維新の会が議席を増やすだろう。
自民党を見限った有権者が、
かと言って立憲民主党に投票するわけにもいかず、
維新の会が受け皿になるからだ。
そうやって、若い世代が台頭し、
利権と既得権益としがらみにまみれた
日本の政治が変わる契機になればいいのだが。

大阪モデルでは、
「市中での感染拡大状況」
「新規陽性患者の発生状況、検査体制のひっ迫状況」
「病床のひっ迫状況」
の3つが注目され、
新規陽性者におけるリンク不明者数が10人未満、
確定診断検査における陽性率が7%未満、
患者受入重症病床使用率60%未満を
7日間連続達成すれば、自粛を段階的に解除するとしている。

14日に発表される緊急事態宣言解除の数値で、
これ以上納得する数値が出るだろうか。

今回の事態で判明したことの一つに、法律の不備という問題がある。
危機管理は、私権の制限と国家権力の集中を伴うために難しい。
憲法に緊急事態条項が入れられたらよいのだが、
とにかく改憲は反対という人々が国会にはいるので、前に進めない。
議論すらできない状態が続いている。

「コロナ後」の世界について、
アメリカの歴史学者エドワード・ルトワック氏は、
「EU(欧州連合)の終焉」を言う。
「EUは欧州諸国間の戦争を予防するために設立されたが、
EUが直面した初の戦争並みの不慮の事態である
新型コロナへの対応に失敗した。
共有された医療情報や共通の医療戦略は存在せず、
(加盟国間の)相互支援もあまりなかった」
「融合を目指したEUは役割を見失った。
今後は英国に続き、
多くの加盟国が静かに脱退していくはずだ」

せっかく「国境のない世界」を目指した人類の夢が
コロナで終ろうとしている。

「新型コロナ危機を受けて起きているのは、
グローバル化の揺り戻しとしての
“脱グローバル化”だ。
グローバル化は国際機関の台頭と連動してきた。
EUや世界保健機構(WHO)などの機能不全が明白となったことで、
世界はグローバル化や多国間枠組みから後退し、
国民国家が責任をもって自国民を守る方向に回帰するだろう」

ここで、別の話題。

テレワークの普及で、
日本の働き方にも大きな変化が起きそうだが、
娘の勤める会社でも、
一部はテレワークを実施していたが、
このたび、会社のパソコンを貸し出し、
全面テレワークに移行した。
娘は昨日、会社にパソコンを取りに行き、
会社タクシー代負担で持ち帰ってきた。
3週間ほど前にパソコンを貸し出すという動きがあったのだが、
会社幹部が「社員の命の方が大事」として、出社を許さず、
「この間は仕事をゼロにします」と宣言。
完全自粛に踏み切った。
見上げた措置だ。
(下請けの発注先は大変だろうが)
しかし、非常事態宣言の延長に伴い、
少し緩和して、パソコンを持ち出すために出社を許したものだ。
で、娘は、テレワーク体制に入る。

更に、別な話題。

10万円申請で
オンライン申請に必要な
マイナンバーカードの新規申し込み
市区町村の窓口に人が殺到し、
「3密」の状態が出来てしまっているという。
暗証番号の再設定の人もいて、
混乱に輪をかけているが、
少しでも早く10万円をもらいたいと
「欲と二人連れ」だから、
そのエネルギーはすごい。
中には待ち時間6時間、というのもあるらしい。
異常事態である。

私はマイナンバーカードは取得しているし、
暗証番号の再設定も2月に済ませているので、
昨日、娘のスマホで申請した。
途中、何度もカードを読み込む必要があったりで、
なにか仕組みにおかしなところがあると思われたが、
何とか無事申請。
ただ、カミさんのマイナンバーカードも用意していたが、
カミさんのカードは読み取り不要。
世帯主のカードだけあればよいということらしいが、
このことは、どこのインフォメーションにも書かれていない。
不思議。





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