内閣改造と映画2本  

いよいよ8月。
この2カ月、やけにバタバタ忙しかったのは、
やはり2年に1度の役員改選後で
部会5連発、ミニ支部長会6連発があったからのようです。
来年は楽になるはずですが、
そうならないのが例年。
何か仕事が湧いて出てしまうんですね。

今日内閣改造が行われましたが、
こういうことは諸外国ではあるのでしょうか。
定期的に人事の波がやって来て、
その都度、生臭くなって、国政が止まる。
大臣の引き継ぎで、あらためて勉強が始まるなんて、全く不合理。
小泉さんの時は「一政権一内閣」でしたが、
なぜそれではいけないのか。
素人の内閣が短期で代わるから、官僚にはなめられるし、
大臣病患者は出てくるし、
人事で人を釣るから派閥はなくならないし。

「大臣」だなんて、律令制の時代の呼称を今だに続けていることに
誰も疑問を呈さないのか。
「〇〇省長」で十分でしょう。
「省庁」と混同するというなら、「〇〇省長官」でもいい。

それにしても、福田さん、センスがない
郵政造反組を2人も登用することで、
小泉改革からの後退を国民に見せつけ、
「増税派」の重用で、国民に不安を与えてしまった。
賢い日本国民は、
消費税値上げが本当に必要なら、受け入れますが、
しかし、「その前にやるべきことがあるでしょう」
というのが国民の声なのに。

ここは、本人の言う「静かな革命」、
官僚制度の抜本的改革の決意を見せるような人事をすれば、
国民は受け入れたでしょうに。
町村、伊吹といった、官僚の代弁者みたいな人を
重用している限り、国民は信用しません。

ここに至っては、
政権交代、
未知数だが、民主党に政権をゆだるのも一つの選択だと国民は思っています。
映画と同じに政治もセンスで、
野田聖子に代表されるように、
基本的に田舎臭いセンスではもうやっていけないのに。

とういわけで、映画を2本。

まず、↓「ハプニング」

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前作「レディ・イン・ザ・ウォーター」(2006)を観た時、
「M・ナイト・シャマランもこれで終わりだ」と思ったが、
新作が来れば、観てしまう。
やはり「シックス・センス」(99)の信用は大きい。
映画の構造そのもので観客を罠にかける、という手法は
当時、あっと言わせて、幾多の追従作品を生んだ。

さて、この本作、
ニューヨークのセントラル・パークで異変が発生、
それはマンハッタンの他の地域でも起こり、
次第に東海岸の中都市から小都市へと波及していく・・・
そうした中で、
西に向かって逃げる人々の姿を描く。

異変が起こり、人々が次々と死んでいくあたりは快調。
空から次々人が落ちて来る音の衝撃。
一つの銃が次々と拾われて人の命を奪うワンカットもなかなかいい。
風を使った不気味な表現や
思いがけない人の死に方も驚かされる。

ところが、その異変の意味づけが分かる後半になると、陳腐すぎて、
よくもまあ、こんなシナリオで映画化の許可が下りたものだと思うほど
単純で説得力が薄い展開となる。
あとは観客を怖がらせるためだけに登場する狂った老女などが
無意味に出て来る。
ひねりもなければ、意外性もない。
シナリオ自体がダメで、あとは映像のテクニックだけで見せようとするから、
始めは驚いても、段々食傷気味になって来る。

ず〜っと昔、テレビで「ミステリー・ゾーン」という番組があって、
これは、アメリカの才能豊かな人々が作った見事な映画。
アメリカのミステリーやファンタジーやSFのエッセンスが詰まっていた。
醜い女性が整形手術をして、包帯を取った時・・・などという話は、
今でも覚えている。

「ビレッジ」(04)を観た時、
ああ、これは「ミステリー・ゾーン」の30分ネタだな、
と感じたが、今度も同じ。
30分で済むような話を1時間半にしている
従って、映像のテクニックだけで見せるしかなく、
それはそれで手腕はあるから、
眠くはならず、画面に惹きつけられたが、
映画が終わると
「な〜んだ、それだけかよ」
という印象。
シャマラン監督、まだ苦労しそうですな。

5段階評価の「3」

次は、↓「ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン」

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所属の映画鑑賞サークル「CCS」にも「事務局長」なる人がいて、
その事務局長が事務局長に、
この映画を
「超お薦めです。
だまされたと思って観てみて下さい。」
とメールをくれたので、
だまされたと思って観に行った。

だまされて、よかった。
超面白い。

ロンドンの敏腕刑事が
仕事が出来すぎるために婚約者に逃げられ、
署員からも厭われて、地方都市に飛ばされる。
そこは模範的な町とはいわれながら、
未成年者はパブにたむろすわ、
署長の息子の警察官は飲酒運転はするわ、
町民を24時間監視する組織はあるわで、ヘンな町。
そこで起こった連続殺人に巻き込まれて・・・
という話だが、それだけではない。
英国人というのは、紳士然としているが、
ユーモアのセンスは相当ブラック
その暗いユーモアが炸裂。
全編小ネタ満載、遊び心一杯で、
撮影現場で、どんな風にアイデアを出し合ったのか、見学したいくらい。
その上、小気味良い編集が短いカットを重ねて
テンポ良く見せる。

実は、この作品、ブログで紹介するのを少しためらった。
これを観に行った人が
この世界に入れるかどうか、微妙。
たとえば、うちのカミさんのように、
遊び心のない真面目な人は駄目かもしれない。
自分は大丈夫、と思う人だけ行って下さい。

5段階評価の「3.5」

ところで、「俺たち〜」という副題だが、ウィル・フェレルは出ていない。
となると、「俺たち〜」はフェレル印ではなく、
GAGA印ということか。




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