映画『君の名は。』  映画関係

〔映画紹介〕

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私の好物である、
「入れ替わりモノ」「タイムスリップもの」

隕石湖のほとりの町に暮らす女子高校生・三葉(みつは)は、
何もない、何も起きない田舎町、
噂話がすぐに伝播する小さく狭い町の生活にあきあきし、
都会に対する憧れを強く持っていた。

そんなある日、三葉は
自分が東京に住む男の子になった夢を見る。
念願だった都会での生活を夢の中で満喫する三葉。

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一方、東京で暮らす男子高校生、瀧(たき)も、
山奥の町で、女子高校生になっている夢を見た。

しかし、繰り返される中、
それは夢ではなく、
二人が本当に入れ替わっていることに気づく。
そして、スマホに残されたメモを通して、
生活を共有していき、
いつの間にかお互いに惹かれあっていく。

しかし、ある時を境に、
入れ替わりが途切れてしまう。
連絡も取れない。
ついに、
瀧は三葉に会いに行こうと決心する。
「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く」
と言って。

記憶の中の町の風景を描いた絵を頼りに、
幻の町にたどり着いた瀧を待っていた現実は・・・

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既に書いたように、「入れ替わりモノ」が好物の私は、
前半のユーモラスな展開を楽しく見た。
特に田舎町の高校生が
目にしたあこがれの東京の光景に
ワクワクする感じがよく出ている。
ショッピングモールやコーヒーショップや
町並みのことごとくが光輝いて見えるのだ。

瀧の周辺や三葉の周囲の人々とのずれも
面白おかしく描かれる。

そして、後半、ある時点から
物語は全く違う様相をあらわす。
未見の方のために書かないが、
全く事前の予備知識がなかったので、衝撃だった。
そうか、そういう話に展開するのか、
冒頭の映像は、そういう意味があったのか・・・。

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家業である神社の風習や言い伝え、
組紐なども上手にからんで来る。
そして、威力を発揮するのが、
それぞれの入れ替わり生活を伝達するための
スマホの活用。
まさしく現代の高校生の生活を活写する。

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特筆すべきは、
なにより、画面の美しさ
精密なビジュアル。
華麗なカメラワーク。
一瞬一瞬が見事に描かれ、画面に釘付けになる。
「アニメは絵が命」、まさにそのとおりだ。

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そして、最後の展開は、
東日本大震災で津波に襲われた町、
戦火で燃やされた町、
広島や長崎、
今後起るかもしれない核兵器で破壊される
人の住む町へのレクイエムにも思える。

そう思うと、日々の情景を伝える描写、
笑ったり泣いたりしながらも
自分に与えられた務めを果たす日常が
いかに光り輝くものであるかが示されているようだ。

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まさに、監督の新海誠のセンスを
まざまざと見せつけられた思いがする。
それを支えたキャラクターデザインの田中将賀
作画監督の安藤雅司等の力が集結した
平面アニメの傑作
日本のアニメはすごい

5段階評価の「4.5」

0.5の減点は、
肝心のクライマックスに、音楽性の低い歌で
ぶち壊しにしたから。
新海誠、音楽的センスだけはイマイチのようだ。

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/k4xGqY5IDBE

なお、アニメに描かれた舞台のモデルとなった土地を
ファンが訪問するのを、
「聖地巡礼」と呼ぶことを
小説「ハケンアニメ!」↓で紹介したが、

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20150917/archive

町がリアルに描かれているこの作品、
既に行われているようだ。

↓はその1枚。場所は四谷近辺。

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タグ: 映画



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