ロジャース&ハマースタイン・その1  ミュージカル関係

ロジャース&ハマースタイン
という名前をご存じだろうか。

作曲家リチャード・ロジャース
(1902年6月28日〜1979年12月30日)と、
作詞家オスカー・ハマースタイン二世
(1895年7月12日〜1960年8月23日)のこと。

↓左がロジャース。

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ブロードウェイのミュージカル史上、
最高にして最強のコンビである。
一世を風靡したと言ってよく、
ミュージカルの代名詞と呼んでもよかった。

1930年代まで2人は
それぞれ独自にキャリアを積んできたが、
1943年の「オクラホマ!」以降は
コンビとして数々のミュージカル作品を手がけた。

以下、その作品リストをあげる。

1943年「オクラホマ!」
     (1955年に映画化)
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1945年「回転木馬」
     (1956年に映画化)
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1945年「ステート・フェア」
     (映画のためのオリジナル・ミュージカル。
      1962年にリメイク)
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1947年「アレグロ」
1949年「南太平洋」
     (1958年に映画化)
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1951年「王様と私」
     (1956年に映画化)
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1953年「ミー・アンド・ジュリエット」
1955年「パイプ・ドリーム」
1957年「シンデレラ」(TVミュージカル。後に舞台化)
1958年「フラワー・ドラム・ソング」
     (1961年に映画化)
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1959年「サウンド・オブ・ミュージック」
     (1965年に映画化)
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きら星のごとく輝く作品群。

2人の作品は、
前向きな明るさ、
平易で美しい歌詞、
親しみやすいメロディー
が特徴。
とにかく劇場を出る時、
作品の中の曲を観客がくちずさみながら出て来る、
というのがミュージカルの成功のあかし。

私は一時期、
ロジャースとハマースタインのミュージカルに夢中になった。
それは、アンドリュー・ロイド・ウェーバーが登場するまで続いた。

オスカー・ハマースタイン二世が
1960年に亡くなったため
コンビ作品は終了してしまった。
長生きすれば、
もっと沢山の素晴らしいミュージカルが観られたものを
と、残念でならない。

リチャード・ロジャースはニューヨークのクイーンズ区で
ドイツ系ユダヤ人外科医の家庭に生まれた。

オスカー・ハマースタインU世もニューヨーク生まれで、
やはりユダヤ系ドイツ人の家庭。
T世は祖父でオペラ興行主、父親は劇場主。
1916年コロンビア大学卒業後、
同校法科大学院に進むが、
ブロードウェイの劇場主であった父の死を機に
1年で退学し父の後を継いだ。

それまで歌曲と個人芸で組み立てた
娯楽ショーが中心であったブロードウェイ・ミュージカルに
物語性を組み込み、
現在に近い形のブロードウェイ・ミュージカルを創設した
功労者の一人。
中でも南部の差別問題を題材に取り上げた「ショウボート」、
ドラマティックなストーリーを
ショーの骨子とした「オクラホマ!」は、
ともに大評判を呼び、
ブロードウェイの記念碑的作品となった。
これは作詞以外に脚本もこなす
ハマースタインU世だからこそなしえた革命であり、
その作劇法は後世のブロードウェイ・ミュージカルのお手本となった。

「オクラホマ!」は上演回数2248回のロングランとなり、
「マイ・フェア・レディ」(1956)が登場するまで、
ブロードウェイの最長記録を誇っていた。

ロジャースとハマースタインのコンビの作品は、
34のトニー賞、1つのアカデミー賞を獲得している。

また、エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞、
ピュリツァー賞を全て受賞したのは、
ロジャースとマーヴィン・ハムリッシュの2人しかいない。

ハマースタインが亡くなった時も、
ロジャースが亡くなった晩も、
ブロードウェイの全ての劇場は、
灯りを消してその死を悼んだ。

1993年、二人のコンビ結成50年を記念して、
ブロードウェイでは「Some Enchanted Evening」というショーが製作された。
2人のミュージカルのハイライトシーンを4人の男女で演じるものだった。
ショーの題名は、
「南太平洋」の最も美しいナンバー
「魅惑の宵」にちなんだものである。

最近でこそ上演の機会は少なくなったが、
新演出での上演が評判になるほど、
底力のある作品である。

最近では、渡辺謙さんがシャム王を演じた
「王様と私」再演が話題を呼び、
トニー賞リバイバルミュージカル作品賞を受賞した。

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最近、WOWOWで2人の作品を連続して放送したので、
これから各作品を紹介していきたいと思う。




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