寓話『カエルの楽園』  書籍関係

〔書籍紹介〕

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凶悪なダルマガエルに国を荒らされた60匹のアマガエルが
安住の地を求めて旅に出る。
しかし、途中、
ヘビやイワナやイタチなどの天敵に襲われ、
ソクラテスロベルトの2匹だけしか残らなかった。                
最後に2匹がたどり着いたツチガエルの国「ナパージュ」は、
豊かで平和で争いもなく、
まさしく「カエルの楽園」のように思えた。

なぜこんなにもナパージュは平和なのか、
不思議に思った二匹のアマガエルは
その秘訣を母国に伝えようと
ナパージュについて調べ始める。
するとナパージュには
「@カエルを信じろ Aカエルと争うな B争うための力を持つな」
という
国民が共有する「三戒」の教えがあることを知る。
ナパージュのツチガエルは口々に
「三戒があるから争いは起きようがない。
だからナパージュは平和なんだ」
と説明する。

ロベルトは素直にこの「三戒」の素晴らしさに感銘を受け、
それを説く進歩的なもの知りカエル“デイブレイク”に心酔してしまう。
デイブレイクは日夜集会を開き、
その集会では『謝まりソング』が合唱されていた。

我々は、生まれながらに罪深きカエル
すべての罪は、我らにあり
さあ、今こそみんなで謝ろう

しかし、聞いてみると、
誰に謝っているのかも、何に謝っているのかも、
良く分からないのだという。

「よく覚えていないけど、
わたしたちの遠い祖先が
過去に犯した過ちじゃなかった?」

デイブレイクはこう言う。

「過去に自分たちの祖先が
いかにひどいことをしてきたかということを、
繰り返し教えています」

そして、こうも言う。

「近頃、若いカエルたちが謝りの心を失いつつあります。
一部では、もう謝る必要はないんだと言い出す
カエルさえ出てきていると聞きます。
そのせいで、最近、
ナパージュという国の美しさが揺らいできています」
「わたしたちが贖罪の心を失いつつあることによって、
ナパージュを取り巻く近隣の国のカエルたちは怒っています」

その風景にどうにも納得がいかないソクラテスは
「三戒の教え」ができあがった背景を調べていく。
するとそこには複雑な事情が絡んでいることを知り、
ナパージュ周辺を警備する老いた鷲“スチームボード”や、
周辺のウシガエルも恐れる強力なツチガエル“ハンニバル”の存在を知る。
昔、スチームボードとカエルが争ったことがあり、
スチームボードがカエルを鎮圧。
ここを居所とする代わりに、カエルの国を守ってやることにしたのだという。
他のカエルたちがツチガエルの国を攻めてこないのは、
スチームボードが守っているからであって、
三戒によってではないことをソクラテスは知る。
そもそも、三戒はスチームボードが作って、
ツチガエルに与えたものだというのだ。
そして、謝りソングについても、スチームボードは、こう言う

「わしがカエルたちに三戒を作らせたとき、
『お前たちはとても悪いことをしたんだぞ』ということを教え込んだら、
カエルは自分たちで、そのことを反省する歌を作り、
わしに捧げたというわけだ。
そして今もああやって歌って謝っている」

そして、スチームボードはこうも言う。

「わしももう年老いた。
そろそろツチガエルたちも、
自分たちのことは自分たちで守ってほしいと思っている」

三戒の矛盾点に疑問がつのってきたソクラテスだが、
その疑問をデイブレイクぶつけると
「三戒によってナパージュは守られてるんだ。
それを疑ってはいけない。」
と半ば脅しも含め諭される。

他の問題もナパージュは抱えていた。
若いメスカエルが卵を産まなくなり、
年配のカエルが多くなり、
国全体がゆっくりと、静かに、老いていっているのだ。

一方、南の崖にウシガエルが侵入してきた。
屈強なハンニバル兄弟が阻止しようとするが、闘えない
それは三戒に背くことになるからだ。
ハンニバルたちは、以前は『カエル殺し』とか
『暴力の道具』と呼ばれたこともあるという。
南の崖に侵入したウシガエルに対したハンニバルは
ウシガエルにこう言われたという。
「南の崖はもともとウシガエルのものだから、
必ず取り返す」と。

デイブレイクは、こう煽動する。

「ハンニバルたちの力は、
争いのための力です。
これは三戒に違反するものです。」
「そこで、わたくしは提案したいと思います。
ハンニバルたちの力を奪ってしまおう、と」
                        
南の崖のウシガエルの侵入は頻繁になった。

プロメテウスは崖の上に石を並べ、
ウシガエルが登ってきたら、
その石を落とす、という案を提案するが、
「それは三戒に反する行為だ」と反対を受ける。
これは、ウシガエルが登ってこられないようにするための方策の一つに過ぎない、
従って三戒には抵触しないと主張しても受け入れられない。
その上、誰が石を落とすのかという議論になり、
力の強いハンニバル兄弟だというと、
「彼らがいったん三戒を破ったら、
歯止めが利かなくなる」
と反対を受ける。
結局、元老院は何も決められない。

デイブレイクの集会では、
若いカエルが
「プロメテウスさんはナパージュを守ろうと真剣に考えているのではないか」
「プロメテウスさんは、むしろ争いにならないようにしているのではないかと思う」
と主張するが、
「お前みたいな若いカエルが
天下のデイブレイク様に意見をして、
ただですむと思っているのか。
お前など葬り去るのは簡単なんだぞ!」
と一括される。

ソクラテスはハンドレッドに質問する。

「昔、ナパージュのカエルが
ウシガエルを大量に殺したという話は本当か」
「ああ、その話か。
ウシガエルたちが方々で言いまくっていることだ。
今では世界中に広まっている」
「ということは事実なんですね」
「事実のはずがないじゃないか。
ウシガエルの奴らは根っからの嘘つきだ。
それにだ──その嘘を広めたのはデイブレイクだ。
昔、ウシガエルとナパージュが争ったことはたしかだ。
そのとき、ウシガエルがそんな嘘を言い出したが、
信じるカエルはどこにもいなかった。
全部でたらめだったからだ。
ところが、争いが終わって何年も経ってから、
デイブレイクが大々的に言い始めたんだ。
我々はウシガエルを大量に殺して食べた、と。
デイブレイクは毎日毎日、集会で言い続けた。
その結果、ナパージュのカエルたちもそれが本当だと思いこんだ」
「デイブレイクはナパージュの悪口が大好きなカエルなんだ。
ナパージュのカエルを貶めるためなら、
どんな嘘だってつく。
それをナパージュだけでなく、
外の世界に向けても言いふらしている。
昔ナパージュのカエルが
エンエンのメスガエルたちを大量に奴隷にして、
いたぶったという嘘もあちこちに広めた」

プロメテウスは新たな提案をする。
スチームボードに南の崖を見張ってもらおうというのだ。
「我々はスチームボードに東の頂を提供しているのだから、
それくらいのことをしてもらおう」と。
スチームボードはその要請を受け、逆に提案する。
スチームボードがウシガエルを追い払う時、
ツチガエルも一緒に戦ってくれというのだ。
元老たちは「三戒違反だ」と叫ぶ。
プロメテウスは言う。
「でも三戒には、
自分たちの国を守ることを禁じるという文言はありません。
ナパージュを守るためには戦うことも許されているはずです」
「たしかに三戒には、
守ることを禁じるという文言はない。
自らを守るためには戦うこともやむを得ないのかもしれん。
しかしそれは、戦わなければ殺されるという、
本当にぎりぎりの状況においてのみ許される行為である。
しかも、相手よりわずかでも強い力で抵抗すれば、
三戒違反となる。
ウシガエルを追い払うために争うことは、
明らかな三戒違反だ」
「しかしウシガエルを追い払わなければ、
この国は乗っ取られるかもしれないんですよ。
国を奪われたら、
いずれは彼らに食べられてしまう可能性もあります」
「考えすぎだ」
「では、スチームボードがわたしたちを守るために戦っているときに、
わたしたちはスチームボードを助けることができないのですか」
「そういうことだ」

それでもスチームボードとの協定を結ぼうとするプロメテウスに、
ガルディアンは言う。
「プロメテウスは一番大事なことを忘れている。
我々には何より大切な三戒があるのだ。
これを犯すことは許されん。
三戒は何としても守らねばならぬのだ!」
「三戒のために、
ナパージュのカエルたちの命が危うくなってもですか?
三戒のせいで国が危うくなっても、三戒を守るのですか?」
とプロメテウスは言うが、元老たちは耳を貸さない。

「しかし、ウシガエルたちが大量に南の崖を登ってきたら、
わたしたちはどうやってそれを防ぐのですか?」
「簡単なことだ。話し合えばいい」

若いカエルたちのリーダー、フラワーズが叫ぶ。
「ぼくたちはウシガエルと戦いたくはない!」
若いカエルも言う。
「ぼくにはウシガエルと仲良くできる自信があります。
もしウシガエルが攻めてきたら、
彼らと一緒に歌をうたい、
友だちになります。
戦いなんて最低のカエルのやることです」

皆が揃って「『戦いをするための協定』反対!」と叫ぶ。
プロメテウスは説得する。
「スチームボードとの協定は、
『戦いをするための協定』ではありません。
その逆で、戦いが起らないようにするためのものです。
ナパージュがスチームボードと手を組んだということがわかれば、
ウシガエルも南の崖を簡単には登ってこない。
つまりこの協定は、
ウシガエルとの戦いを未然に防ぐ力になるのです」
元老院は一旦は協定推進に決したが、
暴力的に奪われた元老院の再決議で協定は結ばないことになり、
スチームボードはナパージュを去る。

その途端、ウシガエルたちの侵攻は早まり、
次々と土地を奪うだけでなく、
ツチガエルやオタマジャクシに被害者が出る。
プロメテウスは三戒の破棄を訴え、元老院で採決し、
その結果、ナパージュの全カエルが集まって、投票することになる。

その間、反対派の運動は激しさを増し、こんな意見も飛び交う。

「三戒をなくすなど、
絶対にあってはならない。
ナパージュのカエルは戦ってはいけないんだ。
徹底的に無抵抗を貫くべきなのだ。
もうウシガエルがこの国に攻めてきたら、
無条件で降伏すればいい。
そしてそこから話し合えばいい。
それが平和的解決というものだ。
戦ったりすれば、多くのツチガエルが死ぬことになる。
そんな悲劇を回避するためにも、
絶対に抵抗してはならない」
「わたしたちが遠い先祖の代から大切に大切にしてきた三戒は、
何が何でも守らないといけないものなのです。
これはナパージュの誇りです。
三戒を守って、この国が滅んでもいいじゃありませんか。
昔、ナパージュという素晴らしく美しい国があった──
カエルの歴史にそんなふうに記されることは、
光栄なことではないですか」
メスガエルは叫ぶ。
「わたしたちは戦いなんて嫌です!
わたしたちも、いつかはお母さんになるかもしれません。
わたしたちのこどもが戦いの場に連れていかれるなんて、
想像するだけでふるえてきます」
「わたしは他のカエルを殺すくらいなら、
殺される方を選びます。
三戒を守って、黙って死んでいきます」
 
「国民投票」の結果、三戒は継続された。

ウシガエルの侵攻はますますひどくなり、
草むらの争いでは、
デイブレイクは「その地を『友情草むら』と呼べばいい」と言う。
ハンニバル兄弟たちは目をつぶされ、腕は切り落とされた。
ツチガエルのうち3匹がウシガエルに食べられても、
「3匹のウシガエルが間違いを犯したと言って、
ウシガエル全部を敵とみなすべきではない」
「報復は何も生みださない。
それどころか、互いに報復を繰り返せば、
永遠に争いはなくならない。
この負の連鎖を断ち切れるのは、
三戒を持っているナパージュだけなのだ」
という始末。

ウシガエルたちは、南の崖だけでなく、
南の草原から南の池、中央草原に侵攻し、
最後は国の中枢までウシガエルの侵攻を受けたツチガエルたちは、
ウシガエルに迎合する者だけが残り、
反対派はことごとく食べられ、残りは奴隷となった。

そして、三戒は次のように改められる。

ウシガエル様を信じろ
ウシガエル様と争うな
争うための力を持つな

そして、これからも平和でいたかったら三戒を守るように命じる。

最後にソクラテスは言う。
「三戒は宗教みたいなものだったんじゃないかな。
ナパージュのカエルたちは殉教したんだよ」

百田尚樹による寓話。

「ナパージュ」とは日本のことであり、
(JAPANを逆につづると、NAPAJ(ナバージュ)となる。
登場人物たちを当てはめてみると、
次のようになる。

ナパージュ:日本
ツチガエル:日本人
スチームボード:アメリカ
ウシガエル:中国人
ヌマガエル:韓国人
三戒:平和憲法(憲法第9条)
デイブレイク:朝日新聞
南の崖:東シナ海(尖閣諸島)
ハンニバル三兄弟:自衛隊(陸海空)
プロメテウス:自民党(安倍首相)
ガルディアン:民進党、社民党など
ハンドレッド:百田尚樹
フラワーズ:SEALDs


今、日本の脅威となっているのは、
中国と北朝鮮。
中国の脅威は巨大だ。
その中国は淡々と「中国の夢」の拡大を目論んでいる。
南シナ海の争いに対する国連の仲裁裁判所の判決にも従おうとしない。
「紙クズ」だと平気で言う。
国連の常任理事国の特権を享受しながら、
その国連の機関である仲裁裁判所の決定に従わない、
というのだから、話にならない。

それに対しては、
先日の新聞が、「中国は国際法に音痴なのだ
と書いていた。
昭和7年に満州国を巡るリットン調査団の報告書を
日本が「満蒙はわが国の生命線」として拒否したのに似ている。
あの頃の日本も、国際法に音痴だったのだ。

そもそも中国には欧米型の
「法の支配」という発想がないのだという。
法は権力者が作るものだというのが中国の考え方だと。

先日、ある方が
「中国人がマナーを守らないのは、
そもそもマナーという概念がないのだから仕方ない」
と言っていた。

マナーを知らず、国際法も音痴な国を相手にするのだから、
日本も苦労する。

この「カエルの楽園」に描かれたようなことにならないよう、
警告の書として、読むことを勧めたい。

                                        
この本を読んだ宇佐美典也という人が
「憲法9条さえ守っていれば日本は平和である。
 例え滅んでも平和である」
という「朝日新聞論法」を整理して、
次の「30のQ&A」の形にまとめているので、
紹介しよう。

Q1:何で日本は戦後ずっと戦争に巻き込まれず
  平和でいることができたの?
A1:それはね日本が憲法9条で戦争を放棄しているからだよ。

Q2:でも最近中国が日本の領土の近くに迫ってきているけど
  大丈夫なの?
A2:大丈夫。日本が戦争を放棄して
  自分から攻撃はしないんだから、
  争いになりようがないよ。

Q3:でも日本が攻撃しなくても
  中国が攻撃してくることはあるんじゃないの?
A3:何を言っているんだい。
  日本国憲法には
  「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して」
  と書いてあるじゃないか。
  中国人のことをもっと信頼して話し合いをしないと。

Q4:でも中国は内部では少数民族に
  ひどいことをしているって話だよ?
  話し合いで理解してくれるの?
A4:それは日本には関係ない話だよ。
  日本の場合は平和を愛しているから、
  中国も平和を愛してくれるよ。

Q5:じゃ日本さえよければいいの?
A5:そうだよ。日本がよければいいじゃないか。
  余計なことを言って中国を怒らせたら大変でしょ。
  日本が平和だったらそれでいいじゃないか。

Q6:何かの拍子に中国が怒ったらどうすればいいの?
A6:謝ればいいんだよ。怒らせないのが一番。
  とにかく謝ればいいんだよ。
  そうしたら争いにならないじゃないか。
  この際、怒ってなくても謝ることにしようよ。

Q7:一体何に対して謝るの?
A7:第二次大戦以前に日本がしたことについてだよ。

Q8:具体的に何について謝るの?
A8:それは向こうが決めることだよ。
  向こうが怒ったら謝ればいいんだよ。
  そうしたら争いにならないじゃないか。

Q9:でも日本が謝られるべきこともあるんじゃないの?
A9:広島と長崎に原爆落とされて何十万人も虐殺されたけど、
  それも日本が間違ったことしたからだよ。

Q10 :何十万人も虐殺されるほどの間違いって、
   どんな間違いしたの?
A10 :戦争をしたんだよ。とにかく戦争はいけないんだよ。

Q11 :戦争をしたのはアメリカも一緒じゃないの?
A11 :うん。だから、日本はアメリカの分も謝っているんだよ。
  「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」と。

Q12 :言っていることがよくわからないのだけれど。
   何で日本人がアメリカ人の分も謝っているの。
   数十万人も虐殺されたのに。
A12 :とにかく戦争はいけないからだよ。
   それに日本は特に戦争で残虐なことしたんだよ。

Q13 :残虐なことって一体日本は何したの?
A13 :史実はよくわからないけど、南京で30万人くらい虐殺したり、
   韓国で数十万人の女性に強制的に売春させたりしたんだよ。

Q14 :それは本当のことなの?
A14 :本当かどうかは大事じゃないんだよ。
   怒ってることが大事なんだよ。
   怒ってるから謝ればいいじゃないか。
   そうしたら争いにならないじゃないか。

Q15 :日本人はいつまでも謝り続けなければいけないの?
A15 :そうだよ。先祖の罪は自分の罪だよ。
   だから先祖の罪は末代まで語り継ぐよ。
   本当かどうかわからないけど、語り継ぐよ。

Q16 :でも冷静に考えて日本が平和だったのは
   憲法9条のおかげじゃなくて、
   世界最強のアメリカ軍の基地が日本にあるからじゃないの?
A16 :そんなことないよ、
   むしろ在日米軍は日本を戦争に巻き込むガンだよ。
   米軍が出て行ったときが
   日本は本当の意味で平和になるんだよ。
   だから早く米軍には出て行って欲しいよ。

Q17 :自衛隊の役割も大きいんじゃないの?
A17 :そんなことないよ、
   自衛隊があるから中国も日本を警戒するんだよ。
   自衛隊がなければ中国も日本を警戒しなくなって
   平和になるよ。

Q18 :でも最近はしょっちゅう中国の軍艦が
   日本の領海周辺をうろついてて、
   自衛隊が対峙しているって聞くよ?
A18 :日本の領海の近くに中国の軍艦がきたからって、
   別に日本に領土的野心があるとはかぎらないじゃないか。

Q19 :でも自衛隊がいなければ、
   もっと日本の近海まで中国の軍艦は迫ってきたんじゃないの?
A19 :そんなことないよ。
   中国の軍艦は憲法9条を思い出して帰ったんだよ。
   それにもし憲法9条がなかったら、
   野蛮な自衛隊は中国軍に手を出して
   戦争になっちゃったに違いないよ。
   やっぱり憲法9条だね。

Q20 :でもさ、もしもね、中国の軍艦が大挙して
   日本の領海に迫ってきたらどうするの?
A20 :「諸国民の公正と信義」を信じているから大丈夫だよ。
   中国人は日本人と違っていい人ばかりだから
   話し合えばみんなきっと帰っていくよ。

Q21 :それって怖くないかな?
   念のため最強の米軍と安保協定を
   結んでおいたほうがいいんじゃないかな。
A21 :うーん、憲法9条があると言っても
   万が一にも争いが起きてしまうかもしれないから、
   それくらいのことはしてもらってもいいかもね

Q22 :それってなんかおかしくない。
   憲法9条と日米安保協定って矛盾するんじゃないの?
A22 :そんなことはないよ。
   そもそも米軍がいるから中国軍を呼び込んでしまうんだよ。   
   だから米軍がいること自体が悪いんだよ。
   米軍がいなくなれば
   憲法9条だけの平和な世界が訪れるんだよ。

Q23 :ところで米軍が「日本のことを守ってあげるから、
   自衛隊も米軍の活動手伝って」といってきたらどうするの?
A23 :絶対にダメだよ。憲法9条に反するからね。
   「戦いを前提にした協定」なんて
   戦いを呼び込むだけじゃないか。

Q24 :それで米軍が日本から出て行ってしまったら、危険じゃない?
A24 :そんなことはないよ。
   日本がようやく独立したってことで喜ばしいよ。
   そのときはややこしいことは考えずに
   憲法9条一本で日本は守られることになるよ。

Q25 :でも米軍がいなくなったら怖いものがなくなって、
   いよいよ中国が周辺の島々を占領してしまうんじゃないの?
A25 :例えそうなっても、
   こちらから攻撃しなければ戦争にはならないよ。

Q26 :自衛隊はどうするの?
A26 :この際だからなくしてしまえばいいよ。
   自衛隊が下手に攻撃したら、戦争になっちゃうからね。

Q27 :自衛隊までなくなったら、
   中国軍が日本本土を占領しに来ちゃうかも
   しれないじゃないか?
A27 :その時は無条件降伏だよ。
   そうしたら戦争にならず平和的解決になるよ。

Q28 :そんなことになったら、
   日本人は中国の中の少数民族のように
   ひどい扱いされてしまうかもしれないじゃないか?
A28 :戦争になって死ぬよりずっといいじゃないか。
   それに我々は「諸国民の公正と信義」を信じているから
   中国はそんなにひどいことはしないよ。

Q29 :そうしたら日本が中国になっちゃうじゃないか?
A29 :発想の転換だよ。
   そうしたらもっと日本人と中国人が理解しあって
   仲良くなれるよ。
   Let's 売国だよ。

Q30 :結局憲法9条って日本のこと守れないんじゃないの?
A30 :何を言ってるんだい。戦争さえしなければ
   たくさん死人がでないんだから、
   奴隷になろうとなんだろうと構わないじゃないか。


平和憲法が一定の時期、
日本のために貢献したことは認めよう。
しかし、憲法といえども
時代と共に変化するもののはずだ。
「平和憲法守って、国滅ぶ」
ということがないようにしたいものだ。

                                                                                                                        



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