沖縄問題と太田光のバカ発言  政治関係

米軍普天間飛行場移設問題をめぐり、
菅官房長官と沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事が
初の会談を行った。
菅氏は普天間飛行場の辺野古への移設に理解を求めたが、
翁長氏は反対する考えを改めて表明し、
両者の主張は平行線をたどった。

菅氏は会談の公開部分で、
「日米同盟の抑止力の維持、
普天間飛行場の危険除去を考えた時に、
辺野古移設は唯一の解決策と考えている。
政府としては、住民の生活や環境に配慮し、
工事を粛々と進めている」
と述べ、
2013年末に同県の仲井真弘多(ひろかず)前知事が出した
辺野古の埋め立て承認に基づき、
移設を進める政府方針に変更がないことを伝えた。

翁長氏は、
「辺野古の新基地は絶対に建設することができないという確信を持っている」と述べ、
移設計画の中止を求めた。

地元の主張は分かる。
しかし、普天間の危険除去は優先的課題だ。
そしたら、辺野古移設は次善の策として仕方ないのではないか。
「沖縄に基地は要らない」と言うが、
もちろん無いにこしたことはない。
それが理想だ。
しかし、日本全体の視点で考えてもらいたい。
日本の安全が日米安保体制によって守られている以上、
米軍基地は不可欠だ。
そして、沖縄という存在位置
中国と接している点で特殊なのだ。
この点を沖縄の人にも理解してもらいたいものだ。

その見返りに政府が何もしていないわけではない。
沖縄振興予算で3000億円もの補助を行っている。

平成26年度沖縄振興予算の総額は3460億円
そのうち、沖縄の特殊性に基因する沖縄振興に資する事業等を
県が自主的に実施できる制度として創設された
沖縄振興一括交付金が1759億円、
公共事業関係費等として
国直轄事業を中心とした公共事業関係費が1382億円。

国からの財政移転(国庫支出金+地方交付税交付金)は、
全国17位でそれほど突出していない、
という説もあるが、
人口の少ない沖縄県に対する支出としては
比較論で大きいと言えるだろう。
その証拠に、人口一人当たりは全国6位、
国庫支出金に限って言えば、全国1位だ。

基地を抱えてもらっているお詫びとして、
国民の税金を割いていると考えれば、
意味は分かるのではないか。

問題がこじれた原因は民主党の鳩山元首相が
公約で「最低でも県外」と言って、
それまで何十年も努力して
ようやく辿り着いた辺野古移設をぶち壊してしまった。
先人の積み重ねを
何の根拠もなくゼロに戻してしまったのだ。
鳩山公約がなく、民主党政権がなければ、
沖縄は辺野古移設で
普天間の危険は除去されたのだ。

「県外」と言ったが、
他の県で受け入れる余地がない以上、
次は「国外」になる。
もし米軍がグァムまで撤退したら、どうなるか。
中国が間違いなく進出して来る。
米軍がいなかったら、
とっくの昔に尖閣は中国領になっている。

我が国はお隣に北朝鮮と中国という
やっかいな隣人を抱えている。
この二国が軍事的ちょっかいを出して来なければ、
日本の国防予算も一挙に縮小出来るのだが、
現実に中国は毎年10%すつ軍事予算を拡大しているのだ。
そして、虎視眈々と尖閣を
そして沖縄を、
更には日本を狙っている。

その国防の最前線に存在する沖縄の特殊な位置を考えれば、
自ずと答えは出て来るだろう。

もちろん基地はない方がいい。
しかし、一挙に100を求めるのではなく、
次善の策、次善の策を積み重ねていく努力も必要だろう。
そういう点で
普天間の危険除去のために
辺野古に移設することは
現実的にベターの選択なのだ。
反対だけしていたら、
普天間は固定化され、
現状は何も変わらない。

ところで、
この問題に関し、
TBSのラジオ番組「爆笑問題の日曜サンデー」で
爆笑問題の太田光が、
安倍晋三首相について侮辱的発言を繰り返した。

移設作業の停止を求めた沖縄県の主張は完全に正しい
との見解を示したうえで
「まず安倍って言うバカ野郎は…」と批判を始めた。
これを聞いた田中は「総理大臣ですから」となだめるも、
太田は「総理大臣でもバカはバカでしょ」
「私は個人的にバカだと思っていますけど」
と“バカ”を連発。

番組の中の時事問題で意見を述べるのは自由だ。
しかし、バカ呼ばわりはいただけない。
安倍首相が相手でなくても、
誰に対しても「バカ」はない。
しかも公共の電波を使って
誰かを罵倒するというのは、
してはいけないことだ。
一体太田光は、何の権利があって、
反論できない人を対象にバカ呼ばわりするのか。
しかも、相手は自分より年長者だ。
無礼、という言葉が当てはまる。

どんな良いことを言っても、
それだけで信用がなくなる。
なぜなら、それは発言者の「品位」の問題だからだ。
その発言内容によっては、
親の育て方まで疑ってしまう。
私は正直、太田光の親は
「人前で他人の悪口を言ってはいけません」
と教えなかったのだろうか、と訝った。

安倍首相のしていることが間違っているなら、
それを意見として正せばいい。
それを「バ〜カ、バ〜カ」と言うのでは子どものケンカだ。
いや、子どもだって
「バ〜カ」と言う相手には、
こう言い返す
「バカ、バカって言う方が、バカなんだよ」

太田光、時々面白い視点でモノを言う奴だと思っていたが、
この程度の男かと失望した。
あまりにも視野が狭く、教養がない。
もう太田の出る番組は見ない、
そう思った人も多いのではないか。
少なくとも、私は
太田が出て来たらチャンネルを変えることにした。






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