『レ・ミゼラブル』  映画関係

〔映画紹介〕

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1985年初演以来、
27年間、ロンドンでロングランを続け、
世界43カ国で上演された
歴史的ミュージカル完全映画化

まさに、「完全映画化」という言葉にふさわしく、
ジャン・バルジャンにヒュー・ジャックマン
ジャベール警部にラッセル・クロウという
考えられる限り最高の配役で、
舞台の雰囲気を壊さずに、
リアルな描写で実写化。
3曲ほど曲の順番を入れ替え、
新曲も加えられているが、
ほぼ舞台の成果をそのまま映像化したものになっている。

加えて、曲を生歌で収録。
通常ミュージカル映画は、
先に歌を録音して、
それを撮影現場で流し、
早い話が「口パク」で撮影するが、
この映画では、
現場でピアノ伴奏で歌い、
後でピアノの部分をオーケストラ演奏と置き換える方式を取った。
このことにより、
役者が感情に忠実な演技ができる利点がある。
それだけに役者のアップが多い。

あの有名ミュージカルの重圧に負けずに
独自の演出で作品を作り上げたトム・フーパー監督に拍手。

ただ、
ミュージカル映画に不可欠の「歌の力」は、
舞台ミュージカルには及ばなかった。
ヒュー・ジャックマンもアン・ハサウェイ
水準以上の歌唱力でこなすが、
歌が胸を打ち、感動を呼ぶには至らなかった。
残念。

映画鑑賞後、
ロイヤル・アルバート・ホールでの
25周年記念コンサートのブルーレイを再見したが、
ロンドンのミュージカル俳優たちの歌唱力に圧倒された。
このコンサートには
映画でエポニーヌ役を演じた
サマンサ・バークスも同役で出演している。

また、映画には、
85年初演で初代ジャン・バルジャンを演じた
コルム・ウィルキンソン
司教役で出演している。

それと、日本語字幕に深みが欠けていた。

5段階評価の「4」


ついでですが、
私がこのミュージカルを初めて観たのは、
1986年の初めてのヨーロッパ旅行でした。
食肉業界紙主催の研修旅行で、
ロンドンの町に入った途端、
町中にあふれる劇場群に驚き、
チャイナタウンでの昼食を抜け出して、
まず「レ・ミゼラブル」のチケットをゲット。
まだ日本での上演も決まっていない頃のことです。
ホテルに着くと、近くにあった劇場で
「スターライト・エクスプレス」のチケットを
ダフ屋のおじさんから買って、鑑賞。
この経験が、
その後、ロンドンやニューヨークへミュージカル観劇に
たびたび出かけるきっかけになったのですから、
人生、何がどこで起きるか分かりません。

その後、「レ・ミゼラブル」はあちこちで観ましたが、
最高はニュージーランドのクライストチャーチで観たもの。
最近では、
9月にアイスランドの帰国途中立ち寄ったロンドンで、
新演出版を観ています。

その時のことは、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20121012/archive

↓は、85年のロンドン・オリジナルキャスト版のCD。

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もはや、我が家の宝物です。



タグ: 映画



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