映画『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』  映画関係

[映画紹介]

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「スパイダーマン」シリーズには、
実は3つの系列がある。

まず、サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演の
「スパイダーマン」(2002年)
「スパイダーマン2」(2004年)
「スパイダーマン3」(2007年)
の三部作。

次に、マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演の
「アメイジング・スパイダーマン」(2012年)
「アメイジング・スパイダーマン2」(2014年)

そして、マーベル・シネマティック・ユニバースの中での、
トム・ホランド主演のもの。
中でも
「スパイダーマン: ホームカミング」(2016年)
「スパイダーマン: ファー・フロム・ホーム」(2019年)
そして、本作の
「スパイダーマン: ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)
となる。

公開初日に、
スパイダーマンおタクの娘が観て来て、
感想を聞くと、
「何も言えない」と言う。
「何か話せば、ネタばれになってしまうから」と。
「え、何かあるの? 
スパイダーマン、死ぬの?」
と聞いても、黙って答えない。
もともと娘はネタばれには厳しい人で、
私が先に観た映画を話そうとすると、断固拒否。
予告編さえ、目をつぶる人だ。

というわけで、私は予備知識なしに観た。

前作のラストからつながり、
前作の敵、ミステリオの残した映像により
スパイダーマンの正体が
ピーター・パーカーであることが全世界に明らかにされ、
しかも、ピーターは悪役に仕立て上げられる。
自分自身の人生だけではなく
恋人のMJや親友のネッド、メイおばさんら
周囲の人にも影響を及ぼしている状況に耐えかねたピーターは
ドクター・ストレンジに助けを求める。
忘却術で全世界の人間の記憶から
「ピーター・パーカーがスパイダーマンである」
という記憶を抹消することにしたストレンジは
魔術に取り掛かるが、
途中、ピーターの様々な要望を受け入れようとしたため、
魔術に失敗。
その結果、異なる世界(マルチバース) から
スパイダーマンを知る者を呼び寄せてしまう。
グリーン・ゴブリンやドクター・オクトパス、
サンドマンなど、
過去作の悪役がどんどん登場する。
そして事態は思わぬ方向へ向かって行く・・・

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その「思わぬ方向」が今作のミソ。
その場面になった時、
私は座席で「おお」と声をあげてしまった。
では、次は、もしや、と思っていると、
そのとおりになり、
映画は後半、全く違った様相を呈する。

なるほど、娘がネタばれしなかったはずだ。
知っていたら、あの驚きと興奮は生まれなかっただろう。

そういうわけで、
この作品は、
3系統にわたった「スパイダーマン」の終結を意味する。
(かな?)
こんな展開を思いついた人は一体誰なのか。
その人には、ノーベル賞か文化勲章をあげたい。
それとも、アニメ作品「スパイダーバース」の時に、
この構想は生まれたのか。
そして、あのラストシーンは、
スパイダーマンファンは滂沱の涙を流すだろう。
実際娘は、泣いて帰って来た。

エンドクレジットに、
2回映像が付くので、席を立たないように。

映画館から家に戻ると、
娘が「どうだった」と聞いてきた。
私の答えは、これ。
「ネタばれしないでくれて、ありがとう」

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

拡大公開中。

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なお、「おお」の場面では、
アメリカやフランスの映画館では、
大騒ぎをするらしい。
(映像で観た)
日本の観客は静かだ。


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