映画『アイス・ロード』  映画関係

[映画紹介]

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アイス・ロードとは、
冬期、河や湖が凍った氷の上に出来た道で、
80センチの厚さの氷の上を
重いトラックが走行する危険極まりない道。
厳寒の時だけ通行が許され、
春が来ると閉鎖される。

そのアイス・ロードを走るトラックのスリルを描く映画。

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カナダの鉱山で爆発事故が発生し、
作業員26人が地下に閉じ込められる。
しかし、救出に必要な抗口装置がない。
その機材は重すぎて、ヘリコプターでは運べない。
トラックに積んで運ぶしかないが、
湖を迂回していては時間がかかりすぎる。
地下の坑道の酸素は30時間しか持たないのだ。
そこで、湖の中のアイス・ロードの
最短距離を走って届けるしかない。

しかも、空軍から依頼された運輸会社の
運転手たちは休暇でハワイに休んでいる。
急遽、ドライバーを募集する。
それに応募したのが、
最近、弟のいじめから起こった暴力事件で
首になったマイク・マッキャン兄弟。
運送会社の経営者、マッキャン兄弟、
ドライブテクニック抜群の女性ドライバーと
3台の30トントラックで鉱山に向かう。

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3台も編成するのは、そのうち1台でも到達すればいい
という危険管理上の事情からだ。
3台のトラックが縦列につながって、氷の上へと滑り出す。
早く走りすぎれば、圧力波で氷が割れるし、
遅く走りすぎれば、タイヤにかかる重量で氷が割れる。
実は、そのアイスロードは4月になった今は閉鎖されている道で、
今回の緊急事態により、特別に閉鎖を解いたという事情がある。
気温が上がれば、氷はトラックの重さに耐えきれず、
割れてしまうのだ。
迫り来るタイム・リミットの中で、
マイクたちのトラックは使命を達成できるか・・・。

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という、絵に描いたような、
危機のシチュエーション。
「恐怖の報酬」(1953,1977)以来の
王道のデンジャラス・サバイバルの話。

マイクの弟で整備士のガーティは、
戦地での負傷から患った失語症が原因で、
職場を転々としている。
この危険なミッションに応募したのは、
高い報酬で弟の欲しがるトラックを買おうというのだ。
報酬の20万ドルは成功者のみで分けるという条件もある。
女性ドライバーのタントゥーは、
先住民で、その誇りと怒りから、
何かとトラブルを起こしているが、
弟が鉱山で安否不明の作業員の一人だった。
また、保険会社の社員という人物が同乗するが、
この人物の存在が危機を呼び寄せる。

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マイクを演ずるのはリーアム・ニーソン
とくれば、成功するのは最初から分かっている。
分かってはいるのだが、
危険を呼び込む様々な仕掛けが次々と炸裂して、
ハラハラドキドキの2時間となる。
また、氷の下から撮影した画面や、
うねる氷など、視覚的効果も発揮。

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ただ、装置が着いてからの救命作業は描かれずに、
作業員たちがぞろぞろ出て来る描写なのは手抜き。
また、爆発事故の背景にあった会社の陰謀など、
少々分かりにくい。

ミッションを果たすために困難に立ち向かうという
よくあるパターンで、新味はないが、
2時間の間、様々な仕掛けに画面に釘付けになる。
お金を払って映画を観る、という
行為に満足を与える映画であった。

監督は、ジョナサン・ヘンズリー

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/9lhTrPT_970

TOHOシネマズ日比谷他で上映中。
少数の映画館で、
しかも、早朝か夜1回の上映という
作品の出来のわりには、不遇な上映方式。

タグ: 映画




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