映画『美に魅せられて』  映画関係

[映画紹介]

映画館に行けない分、
Netflixのお世話になっているが、
当たり外れが激しく、
ここのところ何本も10分見て断念、
ということが続いている。

そんな中、インド映画の数が増えているのはなぜだろう。
インドでも映画館で公開されない分、
Netflixに権利を売る、などということが多いのか。

その中の1本。
名作、というわけではないが、
ちょっとした珍品なので、紹介する。

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リシュという男性が自宅でガス漏れ爆破に遭い死亡。
現場には彼の焼け焦げ死体と共に、
ちぎれた左腕が落ちており、
その腕には、妻のラニの名前が入れ墨されていた。
爆破の時、妻は市場からの帰り道で犬に肉を与えていた。

捜査官ミスラは、
妻が愛人と結託して夫を殺したと見込み、
厳しく妻を追究する。

ラニは6ヶ月前に夫リシュとお見合い結婚したところから
話し始める。
物語はラニの回想の形で進むが、
ラニが真実を語っているかは分からない。

ラニはリシュと結婚したものの、
都会育ちで、
田舎ジュワラープルのリシュの実家での暮らしに
不満を持っている。
その上、料理や家事はできず、
姑とは激しく対立する。
夜の夫婦生活も、
初夜に失敗したことを実家に電話で話したことで、
夫婦仲は険悪になる。

このあたりは、嫁姑の関係が描かれ、
音楽から見てもコメディの展開。

リシュのいとこニールが一時期居候していた間に
ラニはニールと肉体関係を持ち、
リシュにばれてしまう。
ニールは都会に逃げ、
リシュは追いかけてドライバーで襲いかかるが、
逆にのされてしまう。
夫の誠実さに気づいたラニはリシュを愛するようになるが、
妻の不貞を許さないリシュは、
階段に石鹸を置いてラニを転ばせたり、
屋上から落とそうとしたりするうち、
二人は激しく愛しあうようになる。
このあたりは、夫婦の愛憎を巡る人間ドラマ

捜査官は、事件当日にニールが家に来ていたことで、
ラニがリシュを殺してニールと逃げるつもりだったと怪しむ。
付近の監視カメラから、
裏口から川に逃げるニールの姿が映っている映像が発見される。
捜査官はラニを嘘発見器にかけるが、
ラニは靴の中に仕込んだ釘を足で踏んで
痛みで心拍数を上げて、発見器に引っかからない。
他の事件が起こり、署長の指導で捜査は強制的に終了する。

5年後、捜査官は異動となり、
その移動の列車の中で、
ラニが好きだったミステリー作家・パンディットの
「カンソーリの怒り」という小説を読んでみる。
すると、事件の真相が見えて来るのだった。

というわけで、
コメディからラブロマンスへ、
そしてミステリーと、
3本の映画
を観た感じ。

1本の映画の中で、
こういう変更を臆面もなくやるところがインド映画らしい。
コメディの時の夫婦のキャラが
人間ドラマになると変化してしまったり、
ミステリーのところは、
いくらなんでもそれは・・・
という展開に唖然とするが、
それもインド映画と思えば許される(?)。
登場人物が観客には共感できない、
というのもインド映画らしい。
やはりインド映画だから、
ところどころ歌で進行する。

ちょっと「ユージュアル・サスペクツ」(1995)を想起する、
と言っては褒めすぎか。

いつものインド映画らしく、
庶民の生活と町の風景が
異文化衝突で楽しめた。

監督はヴィニル・マシュー
妻ラニ役はタープシー・パンヌ
夫リシュ役はヴィクラント・マシー

予告編は↓をクリック。
                                       
https://youtu.be/lt_bDfnXKGM

                                                                                                         
タグ: 映画




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