歴史いじり  政治関係

産経新聞の黒田勝弘さんが
コラム「緯度経度」で、
『事実歪曲 勝手な「歴史いじり」』という、
興味深い記事を書いている。

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たとえば、日本からの解放について、
文さんが言った
「光復(解放)は決して外から与えられたものではない」
という発言。
解放の歴史的事実は、
日本が連合国に敗戦した結果もたらされたもので、
決して自力ではなかったにもかかわらず、
その事実を無視し、
「先烈たちが戦い勝ち取った結果だ」と断定している。
誰がどう見たって、
韓国の日本統治からの解除は、
日本の敗戦によるもので、
自力であるはずはないのだが、
それを認めたくないらしい。

黒田さんは、こう書く。

自力解放は事実ではないのだが、
「そうありたかった」という「願望」に従って
歴史を都合のいいようにいじっているのだ。


また、文さんの最有力後継者とみなされている人物が
李承晩政権を「親日政権」と位置付ける歴史いじりもやっている。
反日で知られた李承晩を「親日勢力」と変更するのだから、
あきれる。
それも、北朝鮮と戦った初代の李承晩政権を否定し、
保守主導による韓国の発展を認めたくていためだという。
まさに「願望」が歴史を変更させているのだ。

黒田さんは、記事の中で、
「日韓歴史共同研究」についても触れている。
「日韓歴史共同研究」とは、
2002年から2010年まで
2回にわたり日本と韓国が共同で行った歴史研究のこと。
それがうまくいかなかった原因として、
黒田さんは、こう書く。

過去を過去として大事にせず、
現実に合わせて裁断しようとする韓国の学者たちに対して
日本の学者たちが
「これじゃ研究にならん」と音をあげたからだ。


Wikipediaには、
研究委員会に参加した古田博司氏による報告が載っている。

日韓の意見が対立した時に、
日本側が「資料をご覧になってください」と言うと、
韓国側は立ち上がって
「韓国に対する愛情はないのかーっ!」と怒鳴り、
日本側がさらに「資料を見てくれ」と言い返すと、
「資料はそうだけれど」とブツブツ呟いて、
再び「研究者としての良心はあるのかーっ!」と怒鳴ったという。
このような韓国側研究者について古田氏は、
「民族的感情を満足させるストーリーがまずあって、
それに都合のいい資料を貼り付けてくるだけなので、
それ以外の様々な資料を検討していくと、
矛盾、欠落、誤読がいっぱい出てくる」、
「要するに『自分が正しい』というところからすべてが始まっており、
その本質は何かといえば『自己絶対正義』にほかならず、
したがって何をやろうと彼らの『正義』は揺らがない」
と批判的に評している。


反論されると怒鳴るのでは、
それはもはや学者同士の討論とは言えまい。

日本統治時代の韓国については、
搾取したわけではなく、
日本は国家予算を投入して
学校の建設やダムや鉄道など
インフラの整備をして、
韓国の近代化に力を尽くたのが事実なのだが、
決してそれを認めようとせず、
「日本が悪辣に朝鮮民族を抑圧した」
という、「そうあったはずの歴史」を捏造する。
つまり、「日本を非難するための歴史」を作り上げるのだ。

黒田さんは、こうも書く。

「歴史まみれ」の実態は「歴史利用」といっていい。

歴史を真摯に見つめてみれば、
日韓併合は、
時の大韓帝国政府によってもたらされたものであって、
日本が軍隊を送って占領したわけではないが、
その事実には目をつぶり、
「徴用工」も「慰安婦」も、
「不法な植民地支配」によるものであるから、
日本が賠償すべき問題として残っているというのだ。

1965年の日韓基本条約と請求権協定で、
請求権は「完全かつ最終的に解決された」と明言しているにもかかわらず。

世界に隣国との軋轢はどこにでもあるが、
こんなにも執拗に過去の歴史を蒸し返している実例はあるのだろうか。

戦争でさえ、平和条約が締結されれば、
過去のことは過去として記憶には残っても、
政治問題としては解決済みというのが世界の常識だ。
まして、日本と韓国は戦争さえしていない。
「日韓基本条約」は、過去の問題を清算して、
国交を正常化するためのものだった。
そのために、日本は、
時の韓国の国家予算の2倍以上の援助もした。
欧州列強はアジアを植民地にしたが、
独立時、植民地について謝罪したり、
賠償したりした例は知らない。
そういう時代だったからだ。
しかし、律儀な日本人は、
異国を統治した罪悪感から、
韓国に残した財産を放棄し、
その上、経済援助までした。

それから50年もたって、
韓国は、歴史を蒸し返す。
当時生まれてもおらず、
直接被害を受けたわけでもない世代が、
前の世代のことで賠償を要求する。

あれほど殺し合った日本とアメリカの関係でさえ、
安倍首相が真珠湾を訪問し、
オバマ大統領が広島を訪問して、
許し合ったというのに、
韓国はいつまでもいつまでも蒸し返す。

それは、韓国の国民性民族性によるものだとしか思えない。
だとしたら、韓国は何と性格が悪い隣人であることか。
韓国人は恥じたらいい。

たとえ隣国同士、様々な問題はあっても、
真向きに交流し、お互いに発展していくのが、
大人の関係というものだ。
しかし、韓国は70年前のことにいまだにこだわり、
歴史さえ捏造して、
両国の関係を棄損することにやっきだ。
その結果、不買運動などをして、
自国民の職場を奪っている。

「歴史を直視せよ」
それは韓国の常套句だが、
まさに韓国に対してこそ、そう言いたい。





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