世界で最も住みやすい都市  様々な話題

イギリスの国際経済誌「エコノミスト」の調査部門が、
2021年版「世界で最も住みやすい都市トップ10」を発表した。
世界の140都市を対象に、
「安定性」「文化・環境」「医療」「インフラ」「教育」の5項目を基準に
各部門で計30項目を採点し、「住みやすさ」を数値に。
今年はこれに加えて「新型コロナウイルス感染症への対応状況」
「相対的な自由度」が加味されている。

その結果、2021年版は、
新型コロナウイルスの感染拡大によって上位の顔ぶれが大きく変動した。
1位は、
新型コロナウイルスへの徹底した水際対策から
“ほぼ制限のない生活”を取り戻した
ニュージーランドの最大都市オークランドで、
同国のウェリントンも4位にランクイン。

東京は後手後手の新型コロナ対策から5位に順位を落としている一方、
大阪が2位という謎の評価も。
国外の自国民の帰国を2022年半ばまで禁止するなど、
世界一厳しい国境閉鎖を行なっているオーストラリアが
トップ10に4都市を送り込んだ。
アジア太平洋の8都市がトップ10を独占した。

東京と大阪は、「安定性」と「医療」の項目でトップの評価を獲得。
「インフラ」では大阪が東京を上回る結果となっている。
また、「教育」では両都市とも同評価を得ており、
「文化・環境」の項目では東京の方が優れているとの結果になった。

一方、ヨーロッパや北米の都市は、
パンデミックの対応であまり良い評価が得られなかったため、
多くの都市が順位を落とす結果となった。
18、19年版で連続トップに立ったウィーン(オーストリア)は、
パンデミックで深刻な打撃を受け、
今回トップ10から外れ、12位という結果。

エコノミストのレポートによると、
パンデミックの影響により人々が
自分の都市で過ごす時間が長くなったことが、
今回の結果に大きく影響しているとのこと。
緑地や公共交通機関がより重視されるようになり、
人々の価値観も変わった。

躍進が目立つアジア太平洋地域の一方で、カナダは振るわず、
19年版でトップ10に入っていた
カルガリー、バンクーバー、トロントがすべて姿を消した。

反対に米ハワイ州のホノルルは、
感染者数の減少や高いワクチン接種率が評価されて
医療部門のスコアが33ポイントも上がり、
46ランクアップの14位となった。

トップ10とワースト10のみ発表し、
途中の順位は発表していない。
下位の顔ぶれに目立った変動はなく、
前回に続いて内戦が続くシリアの首都ダマスカスが最下位だった。

世界で最も住みやすい都市トップ10

1.オークランド(ニュージーランド)
2.大阪(日本)
3.アデレード(オーストラリア)
4.ウェリントン(ニュージーランド)
5.東京(日本)

6.パース(オーストラリア)
7.チューリッヒ(スイス)
8.ジュネーヴ(スイス)
9.メルボルン(オーストラリア)
10. ブリスベン(オーストラリア)


世界で最も住みにくい都市 ワースト10

131. カラカス(ベネズエラ)
132. ドゥアラ(カメルーン)
133. ハラレ(ジンバブエ)
134. カラチ(パキスタン)
135. トリポリ(リビア)

136. アルジェ(アルジェリア)
137. ダッカ(バングラデシュ)
138. ポート・モレス(パプアニューギニア)
139. ラゴス(ナイジェリア)
140. ダマスカス(シリア)





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