映画『Mr.ノーバディ』  映画関係

[映画紹介]

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ハッチ・マンセルは、
ある金型工場の役員で、
毎週、同じ日々をくり返す平凡な男。
妻と息子娘の4人家族で、
郊外の一戸建てに住んでいる。
職場にはバスで通う。
冒頭、月曜から金曜までの
ハッチの変わり映えしない日々が心地よいテンポで描かれる。

ある夜、男女の泥棒がハッチの家に侵入した。
ハッチは反撃しようとするが、
あることに気づいて、身を引いてしまう。
そのため息子には失望され、隣家の男には馬鹿にされる。
しかし、娘の猫のブレスレットがなくなったことに気づき、
泥棒が持っていたと思ったハッチは、
泥棒の家を突き止めるが、
夫婦の家に赤ん坊がいるのに気づくと、
腕時計だけ取り戻して、またも身を引いてしまう。
基本的にやさしい男なのだ。

ハッチはバスに乗って帰宅しようとするが、
傍若無人の若者たちがバスに乗り込んできて、
若い女性を含む他の乗客に嫌がらせを始めた。
義憤にかられたハッチは、
若者たちをのしてしまう。

しかし、その若者の一人にロシアン・マフィアの
ユリアン・クズネツォフの弟がいたことから、
ハッチは、ユリアンたちの攻撃にさらされるようになる。
家族を守るために、
ハッチは本性を現し、闘いを開始する。

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ごく平凡な暮らしをしている男が、
実は秘密の過去を抱えており、
あることをきっかけに
その過去の正体が蘇る、
というのは、よくある展開だが、
本作は、その定番を心地よく見せる。
娘のブレスレットを取り戻すために
驚異の捜査力で泥棒を突き止めるあたりから、
あれ、この男の過去は、
と思わせておいて、
若者たちとのバス内での乱闘で、
えっ、こんな能力をかくしていたのか、
さては前身は、
と少しずつ正体を明かしていく展開は上手い。
ごく普通の頼りない父と思われていただけに、
落差が大きいのだ。

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家を襲撃されたハッチが敵を撃退し、
証拠を残さない措置をするところなど瞠目する。
そして、ロシアン・マフィアとの闘いにおいては、
ある人物が助力をして、とうまい展開。
彼が前職を捨てて、
普通の生活をしたいと思う動機も納得できる。
敵の所蔵する絵画を焼き尽くしながらも、
ゴッホの名画だけ救い出すなど、
教養も備えていることが分かる。

ハッチをボブ・オデンカークが演じて、なかなかいい。

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「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクリストファー・ロイドが
父親役で登場し、いい味を見せる。

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脚本は「ジョン・ウィック」シリーズなどのデレク・コルスタッド
監督は「ハードコア」などのイリヤ・ナイシュラー

随所に歌が流れるが、
その選曲のセンスが抜群

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/1dLuJ52kwBo


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