『私が日本に住み続ける15の理由』  書籍関係

[書籍紹介]

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1971年、
末日聖徒イエス・キリスト教会(いわゆるモルモン教)の
宣教師として初来日して、日本に魅了され、
1980年、
カリフォルニア州司法試験に合格して国際法律事務所に就職、
企業に関する法律コンサルタントとして再来日して以来、
40年にわたり、日本に住み続けている日本通の著者が、
あらためて日本に住み続ける15の理由をまとめたのが本書。

プロローグには、このように書く。

日本にいると、「日本のどんなところが好きですか?」
と聞かれることがよくあります。

あれこれ考えてみた結果、どうやら私は、
『日本人』が一番好きだという結論に達しました。
言い換えれば、日本人の国民性こそが、
日本の最大の魅力だと考えています。

日本人の国民性は世界に誇るべきなのです。

誰よりも日本を愛しているアメリカ人の私が断言します。
日本人の皆さん、日本は世界一の国です。
そして、あなたたちは世界一の民族です。


そのように言う根拠を、
次のように15の章を立てて書いている。
                                        
○日本人が不思議な親切心を持っているから
○将来的に世界の文化の中心になる国だから
○世界に誇る多様なエンタメがあるから
○アメリカが失った自由があるから
○間違いなく世界一の食があるから
○都会の近くに海と山の美しい自然があるから
○世界が憧れる歴史的な遺産があるから
○天皇を中心とした国体があるから
○日本人が世界一の道徳心をもっているから
○子供が一人で電車に乗れるほど治安が良いから
○貧富の差が極端に少ない社会だから
○アメリカが失った公の精神があるから
○宗教のしがらみがないから
○バライティに富む安心の住宅環境があるから
○外国人にもチャンスをくれる国だから

                                        
へえ、そんなことまで評価してくれるのか、
というのは日本人の感覚で、
日本人には当たり前でも、
外国人が見たら驚異、
ということがよくあり、
その日本の良さを外国人の視点で挙げてくれている。

いわば、日本と日本人へのラブレター
応援歌のようなもの。

日本人が世界に誇りうる国民性を持っている、
というのは、全く同感。
こんなに公徳心に富み、豊かな感性と
創意工夫に富んだ国民はいない。
もちろん、中には変なヤツもいるが、
総じて、日本人のレベルは高い。

韓国が日本を必死に貶めようとしているのは、
そういう日本人の徳の高さを
否定したいという嫉妬心から来ると思っている。
なにしろ、韓国人は
「世界一性格の悪い国民」なのだから。

細かいところは、本書を読んでもらうしかないが、
いくつか、ほう、とさせられることが書いてある。
たとえば、日本のノーベル賞受賞者が多いことに対する中国報道。

<日本がノーベル賞受賞者をこれだけ多く輩出でき、
日本企業が世界的に見ても高い技術力を持つのは、
教育を大切にし、
知識を尊重する日本の国民性や、
教育者や科学者、研究者が
社会的な尊敬を集める環境にあるからではないか>
この記事が面白いのは、
ノーベル賞受賞者を数多く輩出する理由は
日本の紙幣を見れば分かる、と語っている点です。
2019年現在、発行されている紙幣に描かれている肖像画は、
一万円札は福沢諭吉、五千円札は樋口一葉、
千円札は野口英世と、
政治家などではなく、
教育者や文学者、あるいは科学者です。
これについて<日本は学問を修めた人物が尊敬を集める社会であることがわかる>と
指摘します。


もっとも、少し前までは伊藤博文など、政治家も紙幣の肖像画として使われたが、
次第に文化人が使われる傾向は始まっているようだ。

次のような指摘も、ほう、と思わせる。

日本は世界一の老舗大国です。
2008年時点で
世界には、200年以上の歴史を持つ企業が5586社あり、
そのうち日本企業は3146社を占める。
これは世界全体の56%に当たります。
2位のドイツが837社なので、
ほかを圧倒していることが分かるでしょう。
ちなみにアメリカは、たったの14社です。


宣教師として来日していまだに日本に在住している友人と
「なんで私たちはまだ日本にいるのだろう」と話した時の結論。

「まだ自分には日本での役割がある」と考えているからです。
そして私の役割とは、
「日本人が気付いていないことを広める」ことです。
日本人でないからこそいえる、
あるいは、できることがあるはずなのです。
それからもう一つ。
日本の正しい情報を世界に発信したいのです。


日本人は世界一幸福な国民であるのに、
そのことを実感していない、
という説があるが、
そのことを外国人に教えてもらって、面はゆい。
しかし、もっと日本人は
自分の国について、自信と誇りを持ってほしいと思う。

それは、はからずも、
日本を貶める勢力、
反日のメンタリティを持つ一群の人々との
不思議な戦いになるのだが。





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