映画『ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒』  映画関係

[映画紹介]

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2回続けて、ユニークなアニメを紹介。

「ミッシング・リンク」とは、
進化の過程での失われた鎖、
ここでは、類人猿から人類へと進化する過程で、
その中間をつなぐ未発見の生物のこと。

19世紀末、
神話と怪獣研究の第一人者を自称するライオネル・フロスト卿は、
新発見で名を上げ、貴族クラブに入りたい願いを持っていた。
一通の手紙に誘われて行ったアメリカの太平洋岸北西部奥地の森で
二足歩行する奇妙な生物と遭遇する。
彼は言葉を話し、読み書きも出来る。
手に入れた新聞や本で学んだのだという。
そもそもフロストの受け取った手紙は、この生物が出したのだという。

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フロストは、彼は猿から人への進化の鎖の隙間を埋める
「ミッシング・リンク」ではないかと色めき立つ。
しかし、「リンク」と名付けられた彼は、
たった一人の種であることに孤独を覚えていた。
「僕を連れて行って。ひとりぼっちはいやなんだ」。

そこで、フロストは、
手掛かりとなる地図を手に入れ、
雪男(イエティ)伝説のある
ヒマラヤに同種の生物がいるのではないかと推理し、
リンクを連れ、元恋人のアデリーナと共に、ヒマラヤに向かう。
人類の歴史を変えさせまいする貴族クラブの追手が迫る中、
ヒマラヤ奥地の理想郷シャングリラに到達するが・・・

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これ、手書きアニメでもなく、
3Dアニメでもなく、
ストップモーション・アニメ
人形を少しずつ動かしてコマ撮りするという、
気の遠くなるような手作業で作る。

メイキングを観たい方は、↓をクリック。

https://youtu.be/QlbAPOdQN6w

作ったのは、ストップ・モーションの雄、ライカ・スタジオ
あの日本を舞台にした傑作
「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」(2016)を作ったスタジオだ。
あまりにスムーズな動きに、
実はCGではないかとの疑いも浮上するが、
エンドクレジットで実際の撮影現場が紹介される。
ただ、人形以外の背景などはCGと合成しているようだ。

キャラクター設定が面白い。
とぼけた味のフロスト卿、勝気なアデリーナ、
見たことのない姿形ののリンク。
そして、シャングリラの首領。
その間で交わされるやりとりがユーモラスで、
しばしば笑いを誘う。

それと見事な背景描写。
その造形はリアリズムを越えて美しい。
全体の冒険談は、
アニメ版インディ・ジョーンズの趣。
全体的に明るい色調で、目に楽しい。

監督はクリス・バトラー
ヒュー・ジャックマン、ザック・ガリフィナーキス、
ゾーイ・サルダナ、エマ・トンプソン
らが声の出演をしている。

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アメリカでは興行成績がふるわなかったが、
原因は子供を主人公にしなかったからではないかという。
なんのなんの、これは、大人が主人公の、
大人が楽しめるアニメなのだ。

その結果、先のゴールデングローブ賞では、
「アナと雪の女王2」「トイ・ストーリー4」を押さえ、
アニメーション部門受賞
(アカデミー賞は、ノミネート止まり)

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/KHMhvLuLYHo

新宿バルト他で上映中。

「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」の紹介ブログは、↓をクリック。

KUBO/クボ 二本の弦の秘密

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