『反日への最後通告』  書籍関係

[書籍紹介]

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著者の池萬元氏は元韓国陸軍大佐にして、
米国ではMBAを取得し、
米海軍大学院で教壇に立つなど、
軍人であるとともに学者としても高名な方である。
MBA取得、米国大学教授歴任ということは、英語は堪能、
つまり、国際人である。

その国際人の立場から、
今の日韓関係を憂いて出版したのがこの本。
原題は「朝鮮と日本」で、
「反日への最後通告」という刺激的題名は、
日本で付けた題名である。

日本は朝鮮を併合後、
国家予算を注ぎ込んで近代化を進め、
日本の敗戦で残した財産で韓国は発展したにもかかわらず、
反日に狂奔したのは、
左派の陰謀であり、
日本と韓国は和解して、
相互の発展のために努力すべき

というのがその主張。

しかし、反日勢力は、
日本は植民地時代に悪行をし尽くした、
という歴史教育によって、
反日は国是となっている。

正しく歴史を直視すれば、
池氏の主張が正しいことは明白なのだが、
凝り固まった反日意識をつくがえすのは難しい。

第1章 世界の中の朝鮮
では、日韓併合前の朝鮮が
どれほど遅れた国であったかを論証する。
「朝鮮は美しい花の国、
日本はその花の国を踏みにじった強盗の国」

というのが韓国人の歴史認識だが、
筆者は、そもそも朝鮮は「花の国」ではなかった、
と論証する。
人口の1割に満たない両班(ヤンバン)が
残りの9割の同族を奴隷のように搾取していたのが
朝鮮の実態だった、というのだ。
それは、今の北朝鮮の実情と同じだ。
1割の特権階級が、残りの9割の人民を搾取している。
そう言われてみれば、そのとおりで、
今の北朝鮮は19世紀の朝鮮をそのまま継続しているといえる。
                                        
第2章 外国人と内国人が見た朝鮮
では、16世紀から19世紀まで朝鮮を訪れた外国人が
どのように朝鮮を見たかを、その著作から明らかにする。
たとえば、ヘンドリック・ハメルは、「朝鮮幽囚記」で、
17世紀の朝鮮をこう書く。

朝鮮人は盗みを働き、
嘘をついて人を騙す傾向があり、
信ずるに値しない人々だ。
人を欺いてもそれを恥だと思わず、
してやったりとほく笑んでいる。


竹島についての嘘、慰安婦についての嘘、
「徴用工」に関する嘘、
その嘘を恥とも感じない体質。
それらを考えると、彼らは何も変わっていないと分かる。

ドイツ人旅行家のヘッセ・ヴァルテッグは、著作で、こう書く。

民衆は苦しんでいるが、
役人たちは民衆から搾取した富で放蕩の限りを尽くしている。
朝鮮の民衆は貧しく、怠惰で、迷信を信じているが、
このような属性は、
節操がなく、貪欲な政府が生みだした不幸を結果だ。
日本にあって朝鮮にないのは、
忠誠心と愛国心と自己犠牲という高い理想を持つ
学者と文化的集団だ。


アメリカ人牧師のジョージ・ギルモアは、こう書く。

朝鮮は最も貧しい国の一つだ。
耕作可能な土地の20パーセントも耕作できず、
輸出のための製造業が一つもなく、
鉱物資源は豊富だが、そのほとんどが手付かずだ。
この国に来て最も驚いたのは、
想像を絶する汚さだ。
全世界の数多くの国々を巡ってきたが、
地球上でこのように汚い国は初めてだ。


糞尿にまみれた町の汚さは、
他の外国人も同様に書いているから、
相当なものだったのだろう。

アメリカ人宣教師のホレイス・ニュートン・アーレンは、
次のように書いている。

朝鮮人は陰謀が得意で、
母親の乳首をくわえている赤ん坊の時から
陰謀が企むのが好きなようだ。


王宮の人々は、民衆のことなど考えずに、
陰謀にあけくれていたという。
今の慰安婦や徴用工を世界に宣伝する
陰謀のルーツはここにあったのだ。

第3章 滅ばざるを得なかった朝鮮

このような有り様の朝鮮は国を継続することは不可能で、
いずれかの国の支配下に置かれるしかなかった。
ソ連、中国ではなく、日本を選択したのは、
最良の選択だった。
日本は、非衛生な町を清潔にし、
道路を整備し、建物を建て、
制度を整え、学校を建て、教育をほどこし、
ダムを作り、鉄道を敷き、
朝鮮の近代化に貢献した。
「花の国に悪魔が来た」のではなく、
「汚泥の国に天使がやって来た」のである。

第4章 日本軍慰安婦と強制徴用

ここでは、慰安婦問題と強制徴用についての嘘を検証する。
それが戦後韓国が作った虚構であることは明らかだ。

次の記述が印象的だ。

日本は世界で最も礼儀正しい国民と見做され、
日本製の商品やサービスのクォリティの高さは世界的に有名だ。
一方、韓国は国際間の条約や合意を無視し、
慰安婦問題を掘じくり出して日本を槍玉に挙げ、
補償金を強請るあさましい国になってしまった。

日本に占領されていたアジアの国々は数カ国に及ぶが、
その中で反日感情が強いのは韓国だけだ。


第5章 日本との決算

ここでは、日本が朝鮮に残した資産がどれほど莫大であったかを論証する。

1945年、日本は36年間朝鮮の地に建設した
ダム、鉄道、道路、港湾、電気、鉱工業、製造業など、
様々な分野の社会的間接資本を丸ごと残したまま引き揚げた。
日本人は運用していた個人・企業財産その全てを置き去りにした。
北朝鮮には29億ドル、韓国には23億ドル相当の
公有財産が転がり込むこととなった。
日本が韓国に残した23億ドルは、
米軍政が李承晩政府に委譲したが、
これは当時の韓国経済規模の8割以上を占めていた。
一言で言えば、この帰属財産が存在しなければ、
当時の韓国はお先真っ暗の状態だった。


その後も日本が好意的な技術供与したことで、
韓国が発展したが、
そのことを韓国は忘れている、と指摘する。

筆者はこう書く。

近代化によって築き上げた自分たちの財産をすべて朝鮮につぎ込んで
手ぶらで帰って行ったのが日本だった。
この世界において、ある国がある国に
これほど価値ある遺産を譲ってくれた国が
日本以外どこにあるのか著者は知らない。


しかし、日本は、こうした帰属財産を
日韓基本条約に基づく請求権協定で放棄した。
当然韓国側も請求権を放棄。
こうして、お互いに請求権は解決済み、
のはずだったが、
徴用工判決でこの努力も灰塵に帰そうとしている。
李王朝から続く、
韓国人得意の陰謀によって。

第6章 日本は学ぶことの多い国

ここでは、日本のやり方からの学びを主張する。
たとえば、戦争での恨みの感情。

アメリカは原子爆弾を作り日本人を実験の対象とした。
このような凄まじい被害を受けたにもかかわらず、
日本人はアメリカに対し憎悪を燃やすどころか、
アメリカから謙虚をな態度で学ぼうとした。
学んで勝とうと考えたのだ。
憎しみを学びに切り替えたからこそ
日本は今、産業や文化面でアメリカと肩を並べているのだ。


これに対して、韓国は日本人への憎悪を忘れることはない、
と筆者は嘆く。

韓国人は問題が発生すると、
「何が間違っているのか」でなく、
「誰が間違っているのか」を正し
「処罰対象」を探そうとする。
そのため、疑いをかけられた人は
罰せられまいとその問題の原因を隠し徹底的に弁明する。
過ちを犯した張本人が隠しているのだから、
真実が明らかになるはずがない。


第7章 韓国を牛耳る左翼勢力の専横的な歴史歪曲

筆者は、「5・18光州事件」で長い間、
悲惨な抑圧にあっている。
光州事件は、当初、
北朝鮮から潜入した兵士たちによって引き起こされた事件とされたが、
後に「民主化運動で蜂起した民衆を国軍が抑圧した事件」とされた。
それに異をとなえ、北朝鮮の仕業だとする筆者は
徹底的な弾圧にさらされた。
家を焼かれ、車を焼かれた。
裁判を起こされ、莫大な賠償金を払わされた。
なにしろ、歴史に対しての判断が
裁判でなされるというのだから恐れ入る。
そして、言論には言論で、というのが日本の常識だが、
言論に対して暴力でねじ伏せようとするのだ。

こうした行為に対して、筆者は
「典型的な朝鮮のDNAだ」と言う。

文在寅政権の与党である共に民主党は、
光州事件に対して、否定・中傷・歪曲・捏造したり、
虚偽事実を流布した者に対して、
7年以下の懲役か7千万ウォン以下の罰金に処する
「5・18歴史歪曲処罰法」を今国会で制定することを明らかにした。
歴史的なものさえ、特定の見解を押しつけ、
自由な言論を抑え込もうとする韓国。
これも「DNA」のなせるわざだろうか。

本作全体を通して、
筆者は、日本と韓国が協力し合い、
助け合って、両国の発展のために、
と思って本書を書いたのだが、
読後、激しい絶望感に包まれた。

昔の朝鮮、糞尿にまみれ、1割が残りの9割を支配し、
陰謀にあふれた国、
というかつての姿を見ると、
実は何一つ変わっていないのだと気づかされるからだ。
朝鮮のDNAは何一つ変わっていない。
1割が9割を支配したままの北朝鮮。
韓国でも、文政権の専横が進み、
国会を無視した決定がなされている。
少数が多数を支配しているのだ。
韓国と北朝鮮は同じ民族であることを忘れてはならない。
そして、陰謀好きな体質。
日本を貶めようという国際的な陰謀。

何も変わっていない。

お人良しの国が、
隣国の窮状に手を貸し、
近代化を導入したにもかかわらず、
その相手国から、
今だに当時のことを咎められている、
という世界の奇観

ミサイルを発射している金で
民衆に食糧を提供し、
農業機械を作って与えたら
どれだけ国が良くなのか、と考えない北の指導者。

そして、70年以上も前のことを
いつまでも根に持って、いいがかりをつけて来る南の指導者。
それに呼応する国民。
「NO JAPAN」と言って、
お互いの国の経済に傷をつける行為。
過去に拘るためにエネルギーを割くのではなく、
未来に向けてそのエネルギーを使った方が
どれだけ国が良くなのかしれないのに、
そうできない愚かな国民。

この本は日本人が書いたのなら、大変なことにるだろうが、
書いたのは韓国の知識人、しかも、相当高度な知性の持ち主だ。
その国際人の目で見た、韓国の現状。
しかし、この人の著作で韓国が変わるわけもない。

恩を忘れ、仇で返している国。
人の道に反した行為をする国には、
必ず天誅が下されるだろう。





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