映画『ママは世直しヒーロー』と『# 生きている』  映画関係

Netflixの映画を見ていると、
出来不出来の差が激しく
10分ほど観て、途中でやめる、
という現象が頻繁に発生する。

今回は、その中でも、
まあ、何とか、という作品を2本紹介。


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9月2日から配信開始のドイツ映画。

題名から見ると、
コミカルなスーパーヒーローもの、
という印象だが、
ドイツ人らしい、生真面目な作品

レストランで働くウェンディは、
横暴な店長のもとでいやな思いをしながらも、
警備員の夫と息子と共に
平穏な日々を過ごしていた。
子どもの頃にちょっとした事件があり、
それ以来、医者の指導で薬を服用し続けている。

ある時、浮浪者マレクから、
「青い薬は飲まないように」
と言われ、試しにその日の分を捨ててみると、
レストランからの帰宅途中、
ちょっかいをかけて来る不良たちを
豪腕でのしてしまう。
医者が処方する薬は、
ウェンディが持っているスーパーパワーを抑制するものだったのだ。

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一方、レストランで働く同僚のエルマーもまた、
薬をやめてみたら、
電気を自由に操れるパワーを持っていたことに気付く。
自分で「エレキマン」と名付けて喜んでいる。

突然スーパーパワーを手に入れたウェンディたちは、
その力の使い道について考え始める。

しかし、ウェンディたちの力を抑制しようという勢力が働き始め・・・

「ママは世直しヒーロー」という題名は、
日本で付けたもので、
原題は「Freaks  Du bist eine von uns (化け物:あなたも私の仲間) 」。

最後は、ウェンディは
スーパーパワーの持ち主を集めて、
「アベンジャーズ」みたいのを始めるらしい。

かなり暗い、陰鬱な作りで、
ハリウッドで作ったらどんなになったかな、
と想像しながら、
ドイツのお国柄を思うのも一興。

主人公ウェンディを演じるのは、
ドイツ版「美女と野獣」(2012)で主演を務めた
コルネリア・グレーシェル
美人。


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もう一本は韓国映画。
韓国では6月24日に公開されたのだが、
日本では劇場公開されず、Netflix での配信となった。

ソウルの団地に住むオ・ジュヌが朝起きると、
外では、謎の病気が蔓延している事実を知る。
窓から団地の広場を見ると、
人々が凶暴化し、死んだ後ゾンビとして蘇っている。
隣室の男も、目の前でゾンビ化してしまった。

ジュヌは自分の部屋に立てこもるが、
ネットやスマホ、水道などのライフラインが途絶え、
外部の情報も得られないまま孤立してしまう。
やっと繋がったスマホの音声メッセージによると、
家族もゾンビにやられたらしい。
食糧も枯渇し、絶望したジュヌは自分で命を絶とうとするが、
広場を隔てた向かいの建物の生存者キム・ユビンが
レーザーポインターでシグナルを送ってきて、
自殺を思い留まらせる。
自分以外にも生存者がいることを知ったジュヌは、
ドローンを使って広場をはさんでワイヤで部屋を繋ぎ、
ハンディトーキーを送ってユビンと会話し、
生き残るための方策を探るが・・・

舞台が団地の敷地の中だけに限られ、
更に大部分がジュヌの部屋に限定した描写が続く。
それが緊迫感を高める。
なかなか面白い趣向だ。

登場人物も限定され、
最後に出て来た謎の人物は・・・

ある日突然、謎のウイルスによって人々が感染する世界、
という今のコロナの状況を想定して作ったのではないかという作品。
非常事態を受けてテレビの画面には、
「安全のため、自宅待機を」といった
国民行動原則が映し出されている。
ますます今の状況と似ている。

「新感染」「キングダム」など、
韓国はゾンビ映画が好きだが、
ゾンビを演ずる無名の俳優たちの
ゾンビ演技が見物。
誰だか知らないが、
優秀なゾンビ演技の指導をする人がいるに違いない。


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