ジャパンミラクル  政治関係

新型コロナをめぐる非常事態宣言も、
先日の39県の解除に続き、
関西3県も解除され、
残るは東京を含む5県だけになった。
一時200人を越える東京の新規感染者も
昨日は5人、今日は11人となり、
感染爆発になることもなく、
抑え込まれつつある。
賢い日本人は、
第2波をちゃんと警戒しつつ、
日常を取り戻していくことだろう。

ゼロリスク信者は
「まだ0になっていない」
と言うだろうが、
ゼロにならないのは当たり前。
感染拡大を押さえつつ、
どれだけ経済を回していくかが課題になる。

この日本の状況を見て、
米外交誌フォーリン・ポリシー(電子版)は、
東京発の論評記事で、
日本の新型コロナウイルス感染対策はことごとく見当違いに見えるが、
結果的には世界で最も死亡率を低く抑えた国の一つであり
「(対応は)奇妙にもうまくいっているようだ」と伝えた。

同誌は、日本は中国からの観光客が多く、
ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)の確保も中途半端と指摘。
感染防止に有効とされるウイルス検査率も国際社会と比べ低いが
「死者数が奇跡的に少ない」と評し、
「結果は敬服すべきもの」とする一方、
「単に幸運だったのか、政策が良かったのかは分からない」と述べている。

ニューズウィーク日本版は、
「日本の『生ぬるい』新型コロナ対応がうまくいっている。不思議」
という記事を掲載した。

PCR検査の実施件数は極端に少なく
緊急事態宣言には強制力が伴わないのに
感染者数が着実に減りつつあるのは何故か、
という疑問だ。

日本の新型コロナウイルス対策は、
何から何まで間違っているように思える。
これまでにウイルス検査を受けた人は人口のわずか0.185%で、
ソーシャル・ディスタンシングの導入も
要請ベースと中途半端。
国民の過半数が、政府の対応に批判的だ。
それでも日本は、感染者の死亡率が世界で最も低い部類に入り、
医療システムの崩壊も免れ、感染者数も減りつつある。
全てがいい方向に向かっているように見えるのだ。


不思議に思うのはもっともで、
人口100万人あたりの死者数は、次のとおり。
(5月16日)

スペイン587人、イタリア524人、イギリス519人、
フランス412人、アメリカ271人、ドイツ95人 

それに対して、
日本5.91人
2桁も違う。

韓国は5.11人、中国3.31人で、
日本同様、成果をあげているように見えるが、
片や人権無視の過剰な追跡調査をした結果、
片や強制的な都市封鎖をした国である。
それに対して、都市封鎖もせず、
罰則のない「要請」レベルで
国民が自ら自粛した結果だ。

日本が非常事態宣言をした時、
「罰則がないなんて、見せかけだけだ」
と外国から批判を受けた。
しかし、その結果、
5月20日の東京の新規感染者数は一日5人まで減り、
全国でもわずか28人。
退院者も増加しており、
現在の入院患者は3千人ほどだ。

それに対して、絶対的な検査数が足りない、
と批判する一群の人たちがいるが、
どのみち、国民全員の検査など出来ないのだ。
韓国だって、PCR検査は50万人、
全国民の1%に過ぎない。
なのに、全国民のPCR検査をしろ、と今だに言う人がいる。
どれほどの経費と人材投入が必要なのか分かっているのか。
なにより、どれほどの時間が必要か。
結果が出た時には、
既に数字が変わっている。
PCR検査の不足を政権批判の材料にしているとしか思えない。

当初から、
医療崩壊を防ぐためにPCR検査は絞ったのだ。
最近では、PCR検査の精度の問題から、
CT検査を優先している。
その方がやみくもに検査するよりよほど合理的だ。

更に、最近の新規感染者数の減少にまでケチをつけている。
「宣言を解除したくて、数を操作しているのではないか」
というのだ。
そんなことを今の日本で出来るか?
そんなことをしてばれた時の痛手の方が大きい。
日本は中国や北朝鮮とは違うのだ。
最近では、テレビ朝日社員の玉川徹(もはや呼び捨て)が
PCR検査の精度が7割ほどであるということについて
「本当にその(採取した検体の)中にウイルスがあったら
100%近く感度があるはず。
7割に落ちてるって言うのは取った場所にいないとかね、
取り方が今一つとか」
技師の技術に疑問を投げかけて炎上している。
医療関係者に失礼だろう。

これについては、衆院議員の細野豪志氏がツイッターで
「有事に専門外の人間が
付け焼刃の発言をして現場を混乱させるのは本当に困る」
とコメントしているのが全てだろう。

話は元に戻って、外国メディアの論評。

当局者たちは感染拡大が始まった当初、
検査対象を「入院が必要になる可能性が高い重症患者」に絞り、
感染で死亡する人の数を減らすことを全体目標に掲げた。
世界保健機関(WHO)西太平洋地域の元事務局長で、
日本政府の同ウイルス対策専門家会議の副座長を務める尾身茂は
2月半ば、
「感染拡大のスピードを抑え、
死亡率を下げることがこの戦略の目標だ」と言っていた。
その成果は見事なものだ。

日本がウイルスの発生源である中国に近く、
中国から大勢の観光客を受け入れてきたことを考えると、
この死亡率の低さは奇跡に近い。
また日本は世界で最も高齢化が進んでいる国でありながら、
高齢者が深刻な打撃を免れているようにも見える。

これは日本がラッキーなだけなのか。
それとも優れた政策の成果なのか、見極めるのは難しい。


ラッキーなだけで、この成果は出ないだろう。
西洋と東洋の文化の違い、
根本的に日本人論まで行かないと
理解できないのではないか。
いや、彼らにとって、
日本は「不思議の国」なのだ。

それに対してはネットの書き込みが
いろいろ回答している。

○初動の防疫はゴタゴタ後手後手で悪かったけど、
少子高齢化の日本で死亡者や重症者を抑えるという
第一義のもとに行動できたことや医療従事者の尽力が大きかった。
ジャパンミラクルとか言われているけど、なるべくしてなった結果。

○クラスターの発生を抑える、
という当初の方向性は間違ってなかったように思います。

○ここまでの道程は国民一人一人の努力、
医療従事者の皆様の献身的なご助力のお陰です。

○確実に優れている点は2つある。
一つは、PCR検査拡大が、
自己目的化しなかったこと。
つまり、感染が疑わしい人だけに実施し、
「確度の高くない安心」を与える
不完全な証明書とならなかったことだ。
ただし、あまりに疑わしさのハードルが高く、
急激な重症化に対応しきれなかったという反省点はある。
もう一つは、国民の平均的意識の高さと知識欲の高さだ。
ワイドショーや芸能人の的外れな対策批判も多いが、
一般の国民が総じて、
ここまで「議論」できる国は他にないだろう。
ウイルス学、免疫学、統計学、公衆衛生学、経済学、法学、政治学・・・
コロナ禍を通して、国民は本当にいろんな事を学んだ。
(震災の時もそうだった)
日本国民の、新しい知識を得る貪欲さは世界屈指だと思う。

○日本政府のコロナ対策

PCR検査は、感度が低いので、無症状感染者は、PCR検査では見つけきれない。
PCR検査は、ある程度、症状が出てからで、ないと、陽性にならない。
検査の手間・費用・検査時の院内感染のリスクがあるから、
まずは、CT検査、血中酸素濃度検査等で、肺炎症状を調べてから、PCR検査をして、確定判定。
その後、中等症、重症者に医療を集中、手厚い看護をする。

○イギリスの感染症専門医が、最近、論文を出した。
「イギリスは、むやみにPCR検査をして、失敗した。
絞って検査したほうが、いい」という内容だった。
マスコミは、検査!検査!と煽ったことを、猛省すべき。

○キスやハグはおろか握手すら滅多にしない。
土足で家に上がらない。
水資源が豊富でうがい手洗いを欠かさずできる。
休業補償がなくても店を閉めちゃう自己犠牲と同調意識。
挙げられる理由は色々ありますよね。

○相談窓口をつくり、相談窓口から各指定病院に
疑い患者を割り振った戦略が良かった。

○日本にとって標題が関係ないのを認めたくない勢力がいるだけ。
現状を受け入れ評価すればいい。
人権を剥奪しないと制御できない近隣の国とは違うことを誇りたい。
やはり日本はなんだかんだ言ってもいい国だと思う。

○専門家が優秀で、安定政権で
専門家の言うことを実行できたのが大きいと思います。
第一義的には専門家の先生方の素晴らしい功績で、
それを最低限度は政策に反映できた政権の功績も無視できないでしょうね。
逆の言い方では余計なことをしなかったのが功績というべきですけれど、
余計なことをしないというのは難しいことだし。
そしてなんだかんだで自粛を実行し継続した国民の努力が
今日の光明をもたらしたと思います。
あとは私達一人一人が今一度気を引き締め、
かつその後をよくするための努力を政権がやることを望んでいます。

○日本のメディアは批判反論が仕事で、
それが進歩的と思っているのです。
あるいは、左翼が正義と定めている者もいます。
ところが日本の「声なき大多数の人々」は、
自ら事態の重さを判断し、
安倍総理の真意を瞬間に悟り、
最適の行動をとるのです。
この人々は世界最強です。
これが「和をもって尊しとなす」を心に秘めている日本の文化です。
表面を流れている底の浅いメディアを見ていても、
日本を理解することは出来ません。
何千年の歴史に彩られた、重層的な部厚い人々の資質と、
自らを卑下しながら、さにあらずと
秘めた心で挑戦する文化が、
日本の社会であると知らなければ理解できないのです。

○日本のように一定水準の教育レベルと道徳観念があり、
その上医療が充実している国は他にないでしょう。
国民の一人一人がPCR検査の必要性を、
自ら判断できる素養があってこそ検査数を絞り、
ひいては医療崩壊が防げ、本当に処置が必要な重篤者の生還率も高いのです。
一部の著名人が不運にもなくなると、
あたかもこのシステムに大きな欠陥があるかのように、
野党や知識もない無責任なメディアコメンテーターたちが、
PCR検査数を増やせと煽りましたが、間抜けにもほどがあります。
結果を見ておとなしくなってはきましたが
社会主義国や軍事国家のように
国民統制を敷かない形で、
ここまでやり遂げた日本は称賛に価すると思います。

○検査を絞ったから感染が広がらなかった!
当初から検査をバンバンやっていたら
病院に感染者が殺到、待合室等で感染拡大が起きていた。
危うくマスコミのせいで感染爆発が起きるところだった。
マスコミやコメンテーターは自分が言ったことを
もう一度振り返って、反省してほしい。
そして専門家委員会や政府に番組で謝罪してほしい!
誰も自分の発言に責任取ってない!ふざけるな!

○いろいろ問題もあるけど、
個別の対策もさることながら、
集団のあり方がもっとも問われるコロナ対策において、
日本人の持つ良識とか社会性などが極めていい形で反映され、
最悪を回避し続けてると感じる。
医療や物流とか社会をまわすすべての人や、
じっとステイホームに徹する人、
中でも商売する人は耐えて耐えて、
みんな本当にそれぞれの立場で役割を果たしていて
素晴らしい国民だと思う。
政府と自治体と国民と、皆が力を合わせれば必ず克服できる。
いままでのあらゆる国難を乗りこえて来たように。

○政策がというよりも
自粛という言葉の要請を
多くの国民が守ったことが一番
ロックダウン無しでも 
個々の自粛で日本はできると
世界に誇れると思う
まぁ緩めると増えるだろうけど
ワクチン出来るまでは
増えたら、また自粛の繰り返し
日本人なら出来る

○手ぬるいでしょうか?
逆に褒めるべきではないでしょうか。
メディアが総理を非難しても国民は正しい情報の見極め方が上手く、
これは天災大国日本の極みだと思います。

○日本が唯一おかしなところは
これだけの成果を上げた政府と総理大臣を褒めることは
絶対にタブーとされている点。

○「日本の「生ぬるい」新型コロナ対応がうまくいっている不思議」
について逆に聞きたい、
「厳しい措置を執る国で新型コロナ対応がうまくいかない不思議」
という題名でも書いてほしい。
要するに題名自体に悪意があるよね。
最近に始まったことでは無いが、
マスゴミのこういう主張の仕方、
情報操作、印象操作、虚偽報道、取り締まる公的機関を
いい加減に作ってほしいわ。

○そもそもの最大の謎は、
死者数が欧米に比べて大幅に抑制されているのに、
なぜ大失敗だという報道ばかりなのか。
という点だろう。


結局、日本人の持っている
根源的な「賢さ」を理解できなければ、
いつまでも理解不能だろう。
他者の賢さを知るには、
自らも賢くなければならない。
そうでなければ、
永遠に「謎」のままだろう。





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