ドラマ『ハリウッド』  映画関係

[映画紹介]

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Netflix で5月1日から配信されたばかりの
リミテッドシリーズ「ハリウッド」
人気ドラマ「Glee」の製作陣が手がけたものとして話題に。

第2次世界大戦後(1947年と思われる)のハリウッドを舞台に、
夢と成功を追い求める若者たちと
映画会社経営者たちとの葛藤を描く。

ハリウッドの看板に登るタイトルバック↓に象徴されるように、

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主な登場人物は、
スターになることを夢見る俳優や
脚本家、監督たち。
普通こういう話は、
女優が美貌と肉体を武器にのし上がっていくものだが、
一味違うのは、男たちの物語であること。
しかも、ゲイ
同性愛者に対しての偏見と排斥が激しかった時代なのだが、
今の風潮を反映しているものと思われる。

それにしても、主な登場人物10人のうち
4人がゲイというのも、ちょっと多すぎで、
そんな男同士の恋愛模様や
男の売春などの話が延々と続くのはうんざり。

しかし、第5話あたりから俄然面白くなる。
山の上のハリウッドサイン↓から投身自殺した女優を扱った映画

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(「ペグ」。後に「メグ」と改称)
の製作を巡る話になってから、様相が一変する。

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というのも、脚本を書いたのが黒人の同性愛者。
その上、主役が黒人女性だというから、
当時としては只事ではない。
(なにしろ、黒人の役というのは、メイドの役と決まっていた)
南部の州では上映反対運動が起こり、
映画館は上映を拒否、
KKKをはじめ、様々な妨害が起こる。
第一、映画を製作するエース・スタジオの社長が
根強い黒人差別思想の持ち主だ。
その社長が浮気中に脳の血管が切れて昏睡状態に。
代わって社長夫人が社長に付き、
周囲の応援で、この映画の製作を決定する。
映画完成後も、様々ないちゃもんが付けられ、
強引なカットだけでなく、
フィルムまで焼かれてしまう。
そうした困難を乗り越えて映画が公開されると・・・

その作品「メグ」は、
オスカーの作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、
助演女優賞、脚本賞、録音賞、編集賞
などにノミネートされる。
授賞式当日、オスカーの行方は・・・?

というわけで、話は大いに盛り上がる。
ヴィヴィアン・リーやジョージ・キューカー、
ノエル・カワードなども登場する。
準主役級の登場人物としてロック・ハドソンも登場する。
(ロック・ハドソンは1985年に
エイズ発症後、同性愛者であることを公にした。
当時の著名人としては
世界で初めてエイズ患者であることを公言した人物。)
黒人の主演女優を励ます役として、
クイーン・ラティファも特別出演。
社長夫人にはトニー賞主演女優賞などを受賞している
名女優パティ・ルポン。

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後はあまりなじみのない俳優たちだが、
売春斡旋をするガソリンスタンドのオーナーの役者が
どこかで見たことがあると思ったら、
ドラマ「プラクティス」で弁護士役をしていた
ディラン・マクダーモットなのだった。

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年を取って、いい味の役者になった。

映画スタジオを巡る様々な事項、
アジア系役者に対する偏見、差別も出て来る。
もちろん、プロデューサーによるセクハラも出て来る。(男から男への)

エキストラの希望者がスタジオの門の前に終結し、
中の配役担当者が指さして、その日のエキストラが決まるという、
まるで日雇い労働者の選別みたいな場面が興味深かった。
配役担当者が最初に注意する。
「ルール1 カメラを見ないで
 ルール2 監督に話しかけない
 ルール3 現場の食べ物は食べるな」

また、カメラテスト(字幕では「撮影審査」だって)の場面も面白い。
ロック・ハドソンがセリフを覚えられず、
カメラテストでNGを連発し、
67テイクもしたなんて、実話だろうか。

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ルーズベルト夫人が出て来た場面で、
「政治で世界は変えられなかったが、
映画で世界は変えられる」
というシーンがあり、
「メグ」の成功で、
ハリウッドは生まれ変わった、
女性や有色人種が活躍する映画が増えたという、
説明もある。

7話構成で、
5時間47分

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/WrxAgvsbrF8

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