アメリカ旅行記・後編Hフリーア&サックラー・ギャラリー  旅行関係

朝のナショナル・モール。

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時間がゆったりと流れています。

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そして、ワシントン・モニュメントは、
今日も雄々しく立っています。

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フリーア・ギャラリー

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実は隣の
アーサー・M・サックラー・キャラリー

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中で繋がっており、
展示物も似通っていることから、
フリーア&サックラー・ギャラリー
統合して称されることもあります。

不思議な構造をしており、
「あれ、ここ通ったことがある」
とロール・プレイング・ゲームのような趣です。

まず、サックラー・ギャラリー。

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ニューヨークの医療研究者であり
医学関係新聞の発行者でもあった
アーサー・M・サックラー(1913〜1987)による
400万ドルもの寄付金で建てられ
1987年に開館。

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およそ千点の寄贈作品群を収めてあります。

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寄贈されたものはほぼ全て
中国の古代美術やイスラム文化の資料を始めとする、
アジア諸国の作品。

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特にインドの彫刻、
中国の壷や図画などの骨董作品が数多く、
一方で古代王朝の彫刻や
チベット・日本の絵画なども展示されています。

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映像による展示もあります。

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これは、手前の映像に触れると、
鐘の音が鳴る仕組み。

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なかなかいいものがあります。

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一方、フリーア・ギャラリー。

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デトロイトの実業家、
チャールズ・ラング・フリーア(1854〜1919)によって設立されたもの。

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アジアの美術品を収集していた彼は、
同趣向の美術品を収集・所有していたアメリカの芸術家である、
ジェームズ・マクニール・ホイッスラーとの協力を得るなどして収集。

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その美術品と資金を
アメリカ合衆国連邦政府に寄付。
1923年に一般に公開されました。

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サックラー・ギャラリーと同様に、
日本を含む中国やインドを中心とした
アジアの古美術品が展示されています。

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主に、中国の絵画、韓国の陶芸品及び陶器、
日本の屏風などが観光客に人気のある展示品として挙げられます。

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屏風のコレクションが豊富。

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特に有名なのは、「孔雀の間」で、

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ホイッスラーがイギリスの富豪であった
フレデリック・R・レイランドの食堂として使用されていた部屋を
金色の孔雀の模様をベースにデザインしたものであり、
1877年に完成。

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その後フリーアが1904年にこの部屋を買い取り、
デトロイトにあった自身の自宅に保存していましたが、
彼が死んだ後は
ここのフリーア美術館へ移されました。

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部屋全体が芸術品で、
孔雀の絵の反対側には、
ホイッスラーによる「磁器の国からきた皇女」
掲げられています。

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両美術館は、
建物が同じだけでなく、
責任者や学芸員なども共通。

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展示する作品の趣旨も同じで、
公式ページも両館は共同サイトとなっています。

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さて、残るは一つとなりました。


小説『刑事の慟哭』  書籍関係

[書籍紹介]

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新宿署の刑事、田丸茂一(しげかず)は、
1年前、誤認逮捕と自殺の騒動の中、
報道陣の見守る前で、
真犯人を連行した行為が
本部に反抗し、恥をかかせたたとみなされ、
主軸から外され、冷遇されていた。

そんな中で、OL殺人とホスト殺人が起きる。
別々に捜査本部が立ち、別々に有力容疑者が浮上し、
捜査本部はその容疑者がホンボシと決めつけている。
2つの事件の共通点を田丸はみつけ、
捜査会議で進言するが、
「また捜査本部への反抗か」
とみなされ、取り合ってもらえない。

共通点というのは、
新宿で起きた企業爆破事件の裁判員裁判で、
その裁判員の候補者かつ落選者が
新たな2つの殺人事件の両被害者だということだった。
しかも、企業爆破事件の犯人として立件された被告が、
強引な捜査による冤罪だというのだから、
警察上層部に受け入れられるはずがなかった。

田丸は神無木と相棒を組まされ、
重要でない捜査に回されるが、
1年前の事件でも田丸と組んだ神無木は、
今度は田丸を信ずる側に回っていた。

捜査会議で、自分の意見が入れられないことを察した田丸は、
それを逆手に取って、
捜査の方向を正しい方向に向けさせようとするが、
田丸を信頼する神無木によって、
逆に阻害されてしまう・・・

作者の下村敦史は、
2014年「闇に香る嘘」で江戸川乱歩賞を受賞。
社会的な題材を取り上げ、今、期待される新人作家だという。
「闇に香る嘘」「黙過」と読んだが、
状況設定、人物造形、文章と
とても読み進む気が失せて、
中途で断念した。

本作は、組織に歯向かったとみなされた刑事の孤独で、
設定が良かったので、読み進むことができた。

裁判員を扱った作品で、
裁判員候補者に身分証明は求められないので、
なりすますことが出来る、というのは盲点だった。

ただ、爆破事件の現場にいた人間が
裁判員候補者に4名いた、などという、
あまりに確率的に無理がある設定には違和感を覚えた。
また、その状況から生まれる犯人の動機も、
それが殺人まで犯すものになるだろうか、という疑問は残る。

自分の意見を入れてくれない上層部を
逆手に取って、一つの方向性に導こうとし、
それを相棒によって阻止されるという状況はなかなか面白い。
背景にインターネットやSNSによる
不満の拡散という病理が設定されているのも、
現代を切り取るものだ。

ただ、文章と会話に未熟な点が多く、
あまり高い評価は与えられない作品だった。


映画『マチネの終わりに』  映画関係

[映画紹介]

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平野啓一郎の小説がなかなか良かったので、
どう映画化されたの興味で、観た。

あらすじ等は、ブログでの紹介↓をどうぞ。

原作本「マチネの終わりに」

クラシックギタリストの蒔野聡史(福山雅治) と
フランスの通信社で働く小峰洋子(石田ゆり子) との、
「大人の恋愛」を描く。

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ストーリーは大体原作通りだが、
テロはイラクからパリに、
蒔野の演奏家中断期間は
1年半から4年に変えられている。

二人を結ぶ絆は、
洋子の父親である
ユーゴスラビア人のイェルコ・ソリッチ監督の
映画「幸福の硬貨」なのだが、
洋子自身の欧州の血と日本人の血の葛藤は
ほとんど描かれていない。

と、映画化の際の改変は仕方ないとしても、
致命的なのは、
石田ゆり子が通信社に勤める国際ジャーナリストには、
全く見えないことだ。
東京、パリ、マドリード、ニューヨークと、
世界を股にかけての物語なのだから、
その必然性が俳優から感じられないのは、少々困る。

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たった一度しか会ったことのない相手に
「洋子さんが死んだら、僕も死ぬ」
と言うのも、
小説ならいいが、
生身の役者の口から出ると、
単なる口説き文句に聞こえてしまう。

その意味で、全体的に嘘っぽい雰囲気が漂い、
それを補完する音楽(ギターの演奏)も補いきれなかった。

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原作のテイストは損なっていないが、
この仕上がりでは、
映画化作品としての及第点はあげられない。
残念。

5段階評価の「3」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/HCE2owGeIdw

拡大上映中。

タグ: 映画

アメリカ旅行記・後編Gアメリカ歴史博物館  旅行関係

自然史博物館の後は、
隣の国立アメリカ歴史博物館へ。

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アメリカ合衆国の歴史や文化に関連する
コレクションを展示。

1604年にイギリス人がジェームズタウンに入植して以来、
たった400年の歴史しかありませんが、
それはまさに、発展の歴史でもあります。

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ここは、輸送機関の発展を展示。

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自転車から始まって、

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車、

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機関車、

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市電や

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バイク、

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トラックやバスに発展。

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モータリゼーションの歴史が

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アメリカの発展の歴史です。

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海運も発展。

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アメリカの食卓も

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どんどん発展。

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発明の歴史でもあります。

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何と言っても、エジソンの存在が大きい。

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クレジットも偉大な発明。

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なんで日本語看板?

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シリコンバレー。

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ハリウッド。

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アメリカの歴史を年代順に展示。

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コンピューターも偉大な発明。

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これは、アリのグローブ。

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野球もアメリカの文化。

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民主主義の歴史。

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言論の自由と

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投票行為。

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「栄光の重荷}という、大統領のコーナー。

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歴代の大統領が、

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ワシントンから

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トランプまで。

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これは、ワシトンの椅子。

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歴代大統領の評価も。

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ファーストレディの展示。

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初代マーサ・ワシントンからメラニア・トランプまで
歴代のファーストレディの写真と

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その衣裳も。

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主に大統領就任式のドレス。

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これは、メラニア夫人のドレス。

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「自由の代償」と称する戦争のコーナー。

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独立戦争、南北戦争、
第1次世界大戦、第2次世界大戦、
朝鮮戦争、ベトナム戦争、イラク戦争と
アメリカの歴史は戦争の歴史でもあります。

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これは、日本とドイツへの戦争。

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朝鮮戦争。

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命の代償は大きい。

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このあと、美術館を巡ります。


小説『つばさものがたり』  書籍関係

[書籍紹介]

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雫井脩介の10作目の作品。
2010年刊。

北伊豆に住む君川家が舞台。
地元の体育協会に勤める代二郎と道恵の間に男の子が生まれる。
叶夢(かなむ)と名付けられたその子は、
成長するにつれて、ちょっと変わった子であることが判明する。
幼稚園で他の子供と交わらず、
なにか架空の世界で遊んでいるようなのだ。
やがて、叶夢には、天使たちが見え、
天使と妖精のハーフでレイという
他の人には見えない子供と、
親友になっているようなのだ。
にわかには信じられない代二郎と道恵だったが、
成長と共に普通に戻るのではないかと見守ることにした。

そんな時、代二郎の妹の小麦(26歳)が東京から帰って来た。
パテシェの修行をしていた小麦だったが、
師匠の店パティスリー・ハルタが
新店舗を出すことになり、
フランスの修行から帰ったばかりの五条朋彦がシェフになり、
小麦に手伝ってほしいと誘われたが、
それを断っての帰郷だった。

実は小麦は乳ガンを患っており、
3年前に手術したが、
最近再発し、更に転移もしていて、
見通しが立たない状態で、
抗ガン剤の影響で味覚にも障害が出ていた。
師匠の春田に恩返しも出来ず、
密かに慕っていた五条の要請にも答えられず、
気まずい別れをして故郷に戻ってきたのだ。

母の香代子にも乳ガンであることを話せず、
小麦はケーキ屋を開店することにする。
というのは、地元の製菓会社に勤めた父が、
ケーキ屋を開くことを夢見ていたからだ。
店舗の物件を探し、器材を手配し、
オープンにこぎつけたが、
その開店の時、叶夢が不吉なことを言う。
「この店は流行らないよ」
天使がこの店界隈には止まっていないというのだ。

予言は的中し、最初だけはよかったものの、
売上は低迷し、
パートの給料さえ支払えないような窮状になる。
密かに訪ねてきた恩師の春田には
「こんなものを作りたかったのか」と言われる始末。
後継者に育てたい道恵への厳しい指導から、
兄嫁との関係もきまずいものとなってしまう。
小麦の病状も進み、物心両面で疲労困憊、
ついに店が立ち行かなくなってしまった。

乳ガンであるとを母にも話し、治療に専念するが、
ある時、叶夢の要請で、
レイの天使試験に立ち会ったことから(実際は見えないのだが)、
気持ちを回復した小麦は、
再度ケーキ屋に挑戦することを決意する。
今度はレイもいいと言ってくれた物件を探し、
母の一存で閉店後も処分せずにいた器材を移転し、
あらたに「ファボリ・タンジュ」
(天使の好物、天使のお気に入り)
と命名された店舗をオープンする。
今度は近所の洋菓子店の息子で
経験者も手伝ってくれることになった。

小麦の再挑戦は成功するのか。
レイの天使試験は合格するのか、
それとも・・・

一種の家族小説で、
犯罪小説に秀作の多い雫井だが、
全くテイストの違う、このような作品も書ける人だと分かる。
天使が登場するなど、ファンタジーとも言える。
警察小説とは対極にある。

登場人物が全員好人物で、
読んでいて爽やかだ。
そして、ケーキに命を賭ける
パテシェの世界も詳細に描かれる。
後半は、サスセスストーリーとしても満足させる。

最後に自分の店を見る小麦が、こう述懐する。

「いいお店だなぁ。
私、こんな素敵なお店を作ったんだ…。
何だか夢みたい。
嬉しいなぁ。
がんばってよかったなぁ」

このあたりで読者の涙腺が決壊する。

それにしても雫井脩介の守備範囲の広さに驚かされる小説である。





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