自叙伝『風をつかまえた少年』  書籍関係

先日、前立腺生検の結果、
ガン細胞は検出されなかった、
という報告をしましたが、
何だか気分が一新しました。
体の中に爆弾を抱えて、
それをなだめながら生きるのと、
そうでないのとは、大きな違いです。

胃カメラも大腸内視鏡も
ポリープを取っては良性と判定されていますし、
血圧も良好、糖尿の気もなしで、
健康そのもの。
このままでは、80歳、90歳まで生きるような
気がしてきました。
かつて「65で死ぬ」と言い、
その後、「75まで」と公言していた身としては、
どこか面はゆいところがありますが、
ともかく神様の指示に従おうと思います。
まあ、生き長らえて、
何をするか
が問題ですが・・・


[書籍紹介]
                               
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今年夏に公開された映画の原作本

アフリカの最貧国・マラウイ↓。

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ウィリアム少年の家は農家で、
トウモロコシの収穫が命の綱。
しかし、飢饉が襲い、
一家は飲まず食わずの生活となる。
その貧しさの中、
ウィリアム少年は学費が払えず、
中学校に行けなくなった。
父の農作業を手伝いながら、
図書室↓で勉強を続け、

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1冊の本に出会う。
「エネルギーの利用」という本だ。

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電気の仕組みを学んだウィリアム少年は、
風力発電をしてみようと思い立ち、
ゴミ捨て場の廃材を集めて風車を手作りで作り上げようとする。
村の人々はそんなウィリアムを「頭がおかしくなった」と笑う。
しかし、ウィリアムはあきらめることなく、
風車に自転車の車輪をつなぎ、
自転車のダイナモ(発電機)を回し、
電灯をともすことに成功する。
14歳の時のことだ。
その事実に驚いた人のブログでの紹介が反響を呼び、
ウィリアムは初めて飛行機に乗り、ホテルに泊まり、
TED(Technology Entertainment Design )で話をし、
それが世界的旋風を巻き起こす・・・

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ただのサクセスストーリーではない。
その背後には、アフリカにおける呪術に支配された環境と、
政府の無策によるすさまじい飢饉の情景がある。
その中でウィリアム少年の意図は、
電力で少しでも母親の苦労を少なくしたいというのが動機だった。
そして、ポンプで水を供給することが出来れば、
2度と飢饉に合わずに済むのではないかと・・・。

読んで、並々ならぬ筆力に驚愕した。
科学の才能のある子は文才にも恵まれていたのたかと。
そしたら、この本は当人のウィリアム・カムクワンバ
アメリカのジャーナリスト、ブライアン・ミーラーとの共著であった。
おそらく、ウィリアムの語る内容を
ミーラーが現地の取材を経て、
文章としてまとめていったのだろう。
そうでなければ、
これほどプロフェッショナルで完璧な著述が出来るわけがない。

しかし、オリジナルは、やはりウィリアムの行動であり、心情だ。
家族を思うウィリアムの気持ちは随所にあふれている。
それと、あくなき好奇心。
好奇心こそ創造の糧だということを知らされる。

いまだに呪術を信ずるアフリカの人々の姿も活写される。
また、飢饉の様子は体験した者でなければ、
描けないすさまじさだ。

マラウィの人々の主食はトウモロコシだ。
挽いたトウモロコシの粉をパン生地のようにする「シマ」という食べ物だ。
シマはお湯に入れた後、
一口分の量をちぎって、手の平でまるめてボール状にし、
添えられたおかずと一緒に食べる。
だから、収穫したトウモロコシは家の倉庫に貯蔵する。
飢饉が襲い、倉庫の食糧が次第に底をついていく描写は過酷だ。
その中でも母親は材料でケーキを作り、
それを市場で売って、帰りにトウモロコシを買い、
半分の材料でまたケーキを作る、という風にして稼ぐ。
その稼ぎさえ、時には奪われてしまうこともあるのだ。
中でも飼っていた老犬が飢えで死んでしまう場面は涙をそそる。

ウィリアム少年の好奇心については、
こういう記述がある。
CDプレーヤーの音がどうやって出るのかと聞いても、
街の人は誰も答えられない。
楽しむだけで満足していたからだ。

ぼくの頭の中には常に疑問があふれていた。
そうした謎を解くことが科学者の仕事なら、
まさに科学者こそぼくがなりたいものだった。


マラウィの人が赤ん坊に付ける名前が、
その当時の状況や両親が抱いた恐怖を反映することが多い、
というのも、興味深い。
たとえば、
スィムカリーツァー = どうせ死ぬんだ
マラザニ = とどめを刺してくれ
マリロ = 葬儀
マンダ = 墓石
ペラントゥニ = すぐに殺せ
ムディマンゲ = 自殺
という名前だが、ちょっと理解に苦しむ。

飢饉の時、大統領はそれを認めようとしなかった。

ニュースが終ると、父さんは首を振って、顔をそむけた。
「どうしてあんなことが言えるの、父さん?」とぼくは尋ねた。
「世の中には眼の見えない人もいる」と父さんは言った。
「だけど、この人は見えないことを選んだのさ」


少ない食糧を親戚に分け与える時の母親の言葉。

「あるものを分け合いましょう」と母さんは言った。
「身内が苦しんでいるのに放ってはおけないわ」


食糧泥棒のことで、ウィリアムは父親に訊く。

泥棒はどうやって罰するべきか。
「殺すべきかな?」とぼくは言った。「それとも警察を呼ぶ?」
父さんは首を振って言った。
「殺したりはしない。
警察に突き出したら、その人は牢屋で飢えて死ぬだけだ。
空腹でつらいのは誰だって同じだ。
人は人を赦すことを学ばなきゃいけない」


ウィリアム少年、いい親に恵まれたな。

ある時、ウィリアムは学校で子供たちに話す。

「発明したり、創造したりできる科学の世界では、
新しいものをつくることで、
自分たちの暮らしをよりよくすることができる。
ぼくたちみんなが何かをつくって動かせば、
マラウィを変えることもできる」


TEDに招かれて出かけた先で、
ウィリアム少年は初めてコンピューターを目にする。
インターネットも初めて経験する。
メールアドレスも作ってもらう。
今の日本の子供たちがどんなに恵まれていることか。

2007年のクリスマス、
ウィリアム少年は初めてアメリカに渡る。
アフリカの奥地にいた少年は、
ニューヨークで目もくらむような経験をする。
祖国を同じ輝きのある国にしようと思ったことだろう。

ぼくたちアフリカ人も
誰かがってくれるだろうと待つのではなく、
心と豊富な資源をひとつにして
みんなで協力し合えば、
きっとアフリカ大陸もよくなるはずだ。

どんなことも可能になるのは、
夢が人の心という動力源を得たときだ。


そして、

何かを実現したいと思ったら、
まずはトライしてみることだ。


TEDでの映像は↓をクリック。

https://www.ted.com/talks/william_kamkwamba_on_building_a_windmill?language=ja

2年後の2度目のTEDでの講演↓。

https://youtu.be/crjU5hu2fag


映画「風をつかまえた少年」の感想ブログは↓をクリック。

映画「風をつかまえた少年」

映画を観た時、
自転車のダイナモで発電できるくらいの電力で
水を汲むポンプを動かせるだろうか、
と疑問に思ったが、
原作を読んで、それは無理だったと分かった。
つまり、あれは「映画の嘘」なのだった。



映画『シークレット・スーパースター』  映画関係

[映画紹介]

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「きっとうまくいく」「PK」「ダンガル きっと強くなる」の
“インドの国宝”アーミル・ カーン↓が製作した作品。

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本人も出演している。

15歳の少女インシアは、
歌手を夢見てギターを弾き、自分で曲を作っていた。
しかし、父親に歌を禁止されているため、
こそこそ隠れての歌作りだった。
父親は横暴で、母親に暴力をふるうこともしばしば、
勉強の邪魔だからと、
インシアのギターの弦を切ったりもした。
母はインシアを応援しており、
自分の首飾りを売ってノートパソコンを買い与える。
そこで、インシアは、父親に分からないように、
ブルカで顔を隠してYOUTUBE に自分の歌う姿をアップする。
するとその歌声はたちまちインド中で話題になり、
新聞やTVまでもが、顔の分からない少女を
“シークレット・スーパースター”とはやし立てるのだった。

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暴君の父親との離婚を母親に勧めようとするインシアは、
音楽プロデューサー、シャクティが
離婚問題で敗訴したことを知り、
相手の弁護士を紹介してもらおうと、
自分が覆面歌手であることを明かして、
シャクティに会いに行く。
シャクティはインシアに新曲を渡して歌わせるが、
インシアに合わない曲で、
上手く歌えない。
インシアはシャクティの昔のバラードを歌いたいと願い出る。
そこで歌った彼女の歌声がシャクティの心を掴む。

弁護士の助けもあって、母親に離婚を勧めるが、
古い価値観に縛られた母は拒絶する。
父親は中東への赴任が決まり、
家族も一緒に移住することにる。
それだけでなく、
現地でインシアは強制的に結婚させられることになる。
全てを諦めたインシアは家族と共に空港に向かうが、
そこで・・・

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歌手になることを夢見る少女の話、というのはよくあるが、
その話が説得力を持つのは、
その少女の歌が観客を納得させる上手さがなければならない。
同様な趣向でコンテストに参加する少女が主人公の
「TEEN SPIRIT」という映画を機内で観たが、
どう見ても主人公の少女の歌がうまいとは言えず、
著しくリアリティを損なっていた。

しかし、本作の主人公インシアの歌声は素晴らしい。
冒頭の列車の中で歌うシーンで、まず観客の心を掴む。
その歌のうまさが、後のストーリーを支える。

加えて、少女のサクセスストーリーだけではなく、
インドの抱える男尊女卑、家庭内暴力の問題も浮き彫りになる。
インドの女性の夢や希望を打ち壊す社会のしきたりを
打ち破ろうと必死になる主人公の姿が胸を打つ。
この映画は少女の夢の実現というだけでなく、
インドにおける女性の自立
呪縛からの解放も描いているのだ。

父親の暴力に忍従していた母親が
空港でタンカを切るところで、
観客の気持ちはスカッとなる。
空港から出ようとする母親たちに係官が
「ここを出たら戻れませんよ」
と言うのに対し、母親が
「いいシステムね」
と返すセリフが見事だ。

インシアを演ずるのは、「ダンガルきっと、つよくなる」で
アーミルが扮した父親の娘を演じたザイラー・ワシーム
愛らしく、みずみずしい演技が好感を与える。

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今18歳。
本作でインドのアカデミー賞と言われる
フィルムフェア賞で助演女優賞を受賞。(主演だと思うが)
歌は吹き替え。(たぶん)

母親役のメヘル・ヴィジェもいい。
煮え切らない、インド社会に埋没したような女性像でありながら、
最後に見事に心の中の芯を示す。

いけすかない音楽プロデューサーをアーミル・カーンが演ずるが、
この人が登場すると、画面が弾む。さすが。
エンドクレジットで、
変テコな踊りを披露する。

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アーミルの元マネージャーだったアドヴェイト・チャンダンが監督デビュー。(脚本も)
インド映画なので、音楽が進行を助けるが、
音楽の質が一昔前と変わってきたようだ。

インド映画で歴代世界興収第3位となった本作は、必見である。
なのに、上映館が極端に少ない。

5段階評価の「4.5」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/Y_ZU09_dD7M

ヒューマントラストシネマ渋谷で上映中。

なお、アーミル・カーンの初来日が決定。
9月11日、丸の内ピカデリーのトークショーに出演する。

タグ: 映画

アメリカ旅行記・前編A「ヘイディスタウン」と「ビートルジュース」  旅行関係

今日は、朝、Y氏宅を訪問。

今回の訪米は、一つはミュージカルの観劇
一つはワシントンDCでの博物館巡り
そして、もう一つは、
Y氏宅の訪問でした。

というのは、中学時代の友人で作家のY氏は、
毎年1カ月半ほどアメリカに出掛け、
取材と共に執筆活動をしているのです。
もう10年になります。

去年も「来いよ」と誘われましたが、
都合がつかず、
今年になって実行。

Y氏宅は地下鉄で3駅ほど離れたところに。
↓のとおり、地下鉄の1週間通し券を購入しました。

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地下鉄のプラットホーム。

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ニューヨークの地下鉄は古く、
騒音が激しい。

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何十年も前は危険な場所といわれましたが、
今ではそういうことはありません。

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72丁目駅で下車。

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セントラルパークの西側にある住宅街です。

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ここが借りている部屋のあるところ。
前世紀に建てた建物です。

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かつては毎年泊まるところを変えていましたが、
3年前からここに定着。

中は非公開。

近所の散歩には、バスを使用。

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ニューヨークでは地下鉄はよく使いますが、
バスを使うのは、まだ2回目。
チケットは地下鉄と共通です。

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停留所は2つ先まで表示されています。

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次に降りる時は、この紐を引っ張ります。

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最近ではボタン式も普及。

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降りたところは、106ストリート。
別名デューク・エリントン通り

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名前のとおり、ジャズ関連の施設が沢山あります。

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やがてセントラルパークにぶつかります。

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セントラルパークの中を散歩。

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外へ。
塀で仕切られています。

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鳩たちが並んでいます。

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先程のバスは南北に走るものですが、
今度は東西に走るバスに。

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Y氏宅に戻り、
昼食をいただきました。

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奥さんがぬか漬けを出してくれました。

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まぐろステーキ。

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それに、そうめん。

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まさか、ニューヨークに来て、そうめんが食べられるとは。
奥さんの話では、
ニューヨークはレストランは高いけれど、
スーパーで買う食材は安いので、
自宅で食べる分には安く済むのだそうです。

また明日も訪問することにして、
劇場街に戻ります。

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今日の1本目は、「ヘイディスタウン」

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先のトニー賞で14部門にノミネートされ、
ミュージカル作品賞を含む8部門で大量受賞した作品。

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今回のミュージカルの旅での一番の期待作です。
チケットは高く、399ドル。
手数料を入れて47206円

今、ニューヨークのミュージカルのチケットは高騰しており、
昔は100ドルしないで良い席が取れましたが、
今では200ドルはざら。
日本のように1階全部S席で同一料金、
ということはなく、
かなり細かく席により設定されています。
1列違うだけで5千円も違ったりします。

「ヘイディスタウン」の最高席は449ドル。
人気の「ハミルトン」に至っては849ドルもします。

それでもチケットは売れ、
95パーセント以上の入りの作品
「ハミルトン」「ブック・オブ・モルモン」等
17作品もあります。

↓は舞台装置。
トニー賞のミュージカル装置デザイン賞を受賞。

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第1幕の終りで、
装置が大きく変ります。

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内容はギリシャ神話のオルフェの物語を現代に置き換えたもの。

「キンキー・ブーツ」(2013)のシンディ・ローパー、
「ウェイトレス」(2015)のサラ・バレリスと、
このところ女性シンガー・ソングライターが楽曲を手がけた
ブロードウェイ・ミュージカルの成功が相次いでいますが、
これも、女性シンガー・ソングライター、
アネイス・ミッチェルの書いたもの。
2016年にオフブロードウェイで上演されて評判になった後、
カナダ、ロンドンでの公演を経てニューヨークに帰還。

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元のギリシャ神話は、
亡くなった妻を探して冥府に下ったオルフェウスが、
妻を取り戻し、
あと一歩で冥府を出られるという瞬間、
振り返って妻を見てはならないという禁を破って
永遠に妻を失ってしまう、という話。
(古事記にもそっくりな話があります)

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それが作り替えられると、
主人公オルフェウスは、
神から与えられた美しい声を持つ音楽家の青年。
エウリュディケと知り合い恋に落ちます。
しかし、貧しい生活に不安を感じたエウリュディケは、
隔離された土地にあるヘイディスタウンの工場に向かい、
単純労働の繰り返しに自我を失っていきます。
工場は冥界の帝王であるハデスが支配しています。

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オルフェウスは工場に潜入しますが、
契約に縛られているため、
エウリュディケは簡単に返してもらえず、
その解放のためには、一つの条件が課せられます・・・

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という内容を、
ニューオーリンズの酒場風の装置の中で展開します。

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台詞も少なく、歌とバンド演奏でストーリーが進み、
ミュージカルというよりもコンサート感覚。

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↓はエウリュディケを演じて
トニー賞ミュージカル主演女優賞にノミネートされたエヴァ・ノブレザダ
「ミス・サイゴン 25周年記念公演」でキムを演じた方です。

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↓はトニー賞ミュージカル助演男優賞を取った
アンドレ・デ・シールズ

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やや芸術的で、
通常のミュージカルとは違う趣。
最近、トニー賞作品賞はこういう傾向があります。

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カーテンコールで
役者が13人で多様な役を演じていたことに驚かされます。
バンドは7人。

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動画を観たい方は、↓をクリック。

https://youtu.be/NfNHgSsammc

https://youtu.be/REQslSVSp7U

劇場を出ると、
ブロードウエイは祭りの真っ最中で、

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いろいろな出店や

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屋台が並んでいます。

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誘惑に負けて、購入。4ドル。

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また誘惑に負けて、

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ここでこんなものを購入。

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道端で食べるのもはばかれるので、
ホテルに戻って食べました。
ホテルが近いと、やはり便利です。

さて、土曜日なので、2公演。
2本目は「ビートルジュース」

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劇場の内部はこんな風。

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このミュージカルは、
ティム・バートン監督の有名な映画の舞台化。
よく知られた題材を扱う安全策からか、
映画の舞台化が益々増えています。

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交通事故で死んだ夫婦が
家に住み着き、
新しい入居者を追い出そうとしますが、
その家族の中に
死者を見ることができる娘がいることから巻き起こる大騒ぎ。
そこに、冥界のトラブルメーカーのビートルジュースがからまって・・・

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という話を
すごい装置、仕掛けで展開します。

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とにかく、シュールで珍奇なシーンの連続。

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特に主役のビートルジュースを演ずる
アレックス・ブライトマンのパワーがものすごく、
独特な仕種で観客を沸かせていました。

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主人公の名前の由来はベテルギウス(Betelgeuse)の
英語読みの発音にbeetle(カブトムシ)とjuice(ジュース)を当てはめたもの。

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特に、複数のビートルジュースが次々現れて、

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舞台一杯ビートルジュースだらけになる場面が秀逸。

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その場面を観たい方は、↓をクリック。

https://youtu.be/TcEQXypPEic


エッセイ『もう一度花咲かせよう』  書籍関係

先月末、前立腺生検の検査入院をしたことを書きましたので、
中には気にかけて下さっている人もいると思います。
本日、その結果を聞いてまいりましたので、
報告します。

結果は・・・

癌細胞は検出されなかった。

というものです。
まあ、本当は癌細胞はあったが、
12本採取した検体が
たまたま全部「外れ」だった、
という可能性もあるということですが。

では、ガンでもないのに、
なぜSPA値が高かったかというと、
若干の肥大は認められるが、
SPAが血液に流れだす体質だろう、
ということでした。

今後の対応は、
3カ月ごとに血液検査をして、
SPA値が急激に上昇するようなら、
また別な措置を考える、
ということで、
お医者さん得意の
「様子を見ましょう」

癌細胞が見つかった場合の
治療方法なども事前に調べて行きましたが、
とりあえずは、安心、ということです。


[書籍紹介]

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本の裏表紙の裏(表3)にある宣伝文句↓。

会社をリタイアしても、人生は終わってはいない。
還暦になろうが古稀になろうがそれがどうしたというのだ。
やりたいことがある。
やり残したことがある。
このまま終わりたくない。
社会のために生きていきたい……
そんな気持ちが少しでもあるのなら、
思い切って新しい一歩を踏み出して欲しい。
人生に最後の花を咲かせたいと思っている
すべての大人たちに捧げる応援の書。
「定年後」を楽しく生き抜くヒントに溢れた一冊。


著者の残間里江子さんは、
山口百恵の「蒼い時」の出版プロデュースをして有名になった人。
1950年生まれというから、
団塊最後の世代。
その方が、「定年」を迎え、「老後」の生活をしている
団塊世代への物思いをつづったもの。
毎日新聞に2016年4月から2018年9月まで
週1回掲載したエッセイを再編集。

目次は↓。

第1章 同世代はこんなことをしている
第2章 心機一転!残間の日々
第3章 気をつけよう、同世代、あるある!上手に年をとろう
第4章 始まれば終わる、未練は捨てよう
第5章 お独りさまは寂しくなんてない
第6章 家族ってなんだっけ
第7章 若い世代に驚き、学ぶ

要するに「歳を取っても頑張ろう」という話で、
人によっては励まされるし、
人によっては何の役にも立たない内容だ。

著者自身がアナウンサー、雑誌記者、編集者、企画会社経営など、
多彩な職歴で
第一線で働き続け、
ひと花もふた花も咲かせてきた方で、
今も活躍している人なので、
いまさら「もう一度」もないなあ、という気にさせられてしまう。
だって、ほとんどの人が、
ひと花も咲かせない人生を過ごしているのだから。

どうもこういう「勝ち組」の本は、あまり面白くない。

それに、こんな応援歌を聞かされなくても、
ひと花咲かせている人は、
ちゃんと咲かせているだろう。
また、今更ひと花咲かせたくはない、
と思っている人も多いだろう。

と、ちょっと皮肉めいた感想になってしまったのは、
題名ほど内容がないなあ、と思ってしまったからで、
女性と男性の違いもあるような気がする。

ただ、さすがに情報の流れの中にいた人だけあって、
ところどころ、ああ、そんなこともあるのか、
と感心させられた部分もあった。

・作曲家の三枝成彰さんに
 「人は新しい物を手にしないと
 気持ちが後ろ向きになって
 活動も止まってしまうよ」
 とたしなめられて買物劇を再開した。
・キルト展を見ながら「趣味を持たない私」を改めて認識し、
 仕事がなくなったあとでやることを
 早く探さなければと
 思いながら帰途についた。
・男たちが嫉妬や羨望に誘動された
 「葛藤の日々」を乗り越えるには、相応の時間・・・
 おおむね定年から3、4年はかるみたいだ。
・団塊世代の周辺で
 最近話題になっているのが
 「年齢同一性障害」とい言葉だ。
・「好々爺」はいても、「好々婆」とは言わない。
 「鬼婆」はいても「鬼爺」はいない。
・「昔は90歳くらいまで生きたいと思っていたけど、
 今の僕は74、75歳くらいでいいような気がしているんだよ。
 いろいろと経験もしたし・・・」
・「お金も時間ももうそんなに欲しくはないしね。
 健康も手術してまで手に入れたくはないんだよね」
・人はお独りさまが基本です。
 お独りさまは気楽で自由です。
 怖くなんてないですよ!
・就職、恋愛、結婚、出産、離婚、介護と、
 人生の通過儀礼を経て、
 最後に親を見送って、
 独りきりになった時、
 ようやく「自立」できたと思った。
・自宅に帰らず本屋やカフェに立ち寄るなどして
 街をさまよっている通称「フラリーマン」が急増している
・私の人生の「残存時間」を考えると、
 今から「古夫婦」は望めそうにないので、
 病を得た時、サポートしあえる
 「古友達」を増やそうと考えているところだ。


映画『アポロ11号 完全版』  映画関係

[映画紹介]

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アポロ11号の月面着陸が1969年7月21日だから、
今年は丁度50周年
それにあわせて製作されたのが、このドキュメンタリー。
アメリカ国立公文書記録管理局や
アメリカ航空宇宙局(NASA)などの協力により、
半ば忘れられたようになっていた秘蔵映像を新たに発掘、
同じくアクセス可能になった
1万1千時間以上に及ぶ音声データなどをもとに編集。

記録映画の手法として、
ナレーションで意味を説明し、
インタビューで当事者の声を採録する、
という方法を取りがちだが、
この映画は、ナレーションやインタビューは加えず、
映像と音声のみで構成するというセンスの良さ。
ただ、部分的に効果的な音楽が挿入されている。
加工の限度といえよう。
監督・編集・プロデューサーはトッド・ダグラス・ミラー

つまり、余分な解説を加える必要がないほど、
圧倒的な映像の力があるということだ。
打ち上げに使われたサターンVロケットの
宇宙開発史上世界最大前兆110mの巨大さ。
その巨体がロケット組立棟から約5キロ離れた発射地点まで
4〜5時間かけてゆっくり移動する様。
宇宙服を着用する飛行士たちの緊迫した表情。
巨大な重量を持ち上げる史上最強エンジンから出る火炎の迫力。

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管制センターの巨大な空間。
ものすごい人数。

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地球周回軌道に乗った後、
エンジンを吹かして月へ向かい、
月周回軌道に入り、
母船「コロンビア」から2人乗り着陸船「イーグル」に
乗り換えて月面を目指し、
着陸地点を探して着陸。

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月面表面の土質の報告、
そこから見える地球の光景。
様々なものを採取して、
再び月面から上昇して月周回軌道に戻り、
待っていた母船とドッキング、
地球に向かい、大気圏に再突入、
回収の過程が
事実だけが持つ迫力で迫る。
作り物でない、実物の持つ力を発揮する。
特に、着陸船が月面に近づき、
アラーム音が鳴る中、
月面がぐんぐん迫って来るところは息が止まるほど。

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ここに来るまでの実験に次ぐ実験、
様々な模索と失敗と成功・・・
そういう積み重ねが一つのチャンスを生む。
今のような巨大コンピューターもない時代、
計算だけで噴射の時間、ドッキングの方法を編み出した
技術者たちの鍛練が思われる。

発掘映像はデジタル補正技術によって鮮明になり、

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発射から月面調査、地球への帰還までの8日間の出来事を
90分程にまとめているが、
発射直前まで燃料漏れの修理をしていた、
などという事実にも驚かされる。
発掘され音声記録の現場と管制センターとの
生々しいやりとりも興味津々。
臨場感と緊迫感に満ちた傑作ドキュメンタリーの誕生である。

アボロ計画は6回の月面着陸をし、
12人の宇宙飛行士を月面に立たせて終了。
今では、わざわざ遠くの天体に人間を送らなくても、
無人の宇宙船による探査とサンプルの採取が可能になったが、
やはり生身の人間が着陸したという意味は大きい。

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5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/P6W5vyI7F_s

アップリンク渋谷で上映中。

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「ファースト・マン」

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