新天皇即位、新しい時代  様々な話題


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今日、2019年5月1日、
新天皇が即位し、
元号も改められ、
日本は新しい時代に入る。

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それにあたって、
賢人・曽野綾子さんが
産経新聞に
「皇室に抱かれる国民の幸せ」
という一文を載せておられる。

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日本が象徴としての天皇家と共にあるということは、
実は非常に大きな意味があることだと
私は感じている。
中心が定まっていないと、
物事は、不必要に大きくぶれる。
社会の変えてはいけない部分には、
変えないことによる強固な文化の継続があり、
変るべき部分には、
常に世の中を流動させる
柔らかい生命の誕生がある。


という書き出しで、
天皇との個人的交流を通じての
天皇の英邁なお人柄を語り、
そのような皇室が国民に寄り添っていることを感じる時、

誰もが日本国民でよかったと
しみじみ思うだろう。


と書いている。

そして終盤、このようにも書く。

物事には全て中心が要る。
皇室が、社会の変化の中心の立場を取って下さっているから、
日本はその発展の途中も
すべての問題においてぶれないでいられた。
殊に諸外国が日本という国と接触する時、
皇室があるということが
どれほど国家としての尊厳を深める魅力になっているか、
普段私たちはあまり意識しない。


誰も産まれる国と親は選べない。
自分を取り巻く環境は
家族から社会、国家とつながっている。
であれば、
国のあり方は、その存在と深く関わる。
独裁者の国に生まれた民は、
圧政に苦しみ、
その国に生まれた不運を呪う。
自由な国に生まれた民は、
その幸運を謳歌する。

日本に生まれた国民は、
立憲君主制という国のあり方の中にいて、
英邁な元首のもとでの
自由と豊かさを楽しむ。
その歴史は長い長い期間を経て、
国民の中に浸透して、体質を作る。
それには、血が共鳴する。

その体制に違和感を持つ者がいたとしたら、
おそらく外からの血の混合による、
DNAに起因するものだろう。

私も子どもの頃は、
天皇制に対して疑問を持った時もあったが、
年齢を重ねるに従い、
天皇制が日本の国柄としてふさわしく感じられてきた。
DNAのなせるわざである。

天皇制がまるで時代遅れのものだという意見があるが、
なにも共和制という政体が最先端のものとは限らない。
まだ世界には、君主制を取る国は沢山存在する。

君主制とは、君主が存在する政体で、
対義語は共和制だ。
君主が存在する国家を君主国、
君主が存在しない国家を共和国という。

君主国は支配者の君主号によって、
王国、大公国、公国、首長国、帝国などと呼ばれる。

君主が絶対的な権力を持つ政体が絶対君主制で、
これに対し、
君主が権力を制限されていたり付与されていない政体が制限君主制であり、
権力の制限が憲法に基づく場合は立憲君主制となる。
日本は立憲君主制である。

現在の君主国は、次のようなものがある。

王国(王または女王を元首とする国家)

オランダ王国
スウェーデン王国
スペイン王国
デンマーク王国
ノルウェー王国
ベルギー王国
モロッコ王国
ヨルダン・ハシミテ王国
レソト王国
スワジランド王国
サウジアラビア王国
バーレーン王国
ブータン王国
カンボジア王国
タイ王国
トンガ王国

スルターン国(スルターンを元首とする国家)

オマーン国
ブルネイ・ダルサラーム国
マレーシア(元首は各州スルターンの輪番制)

英連邦王国(英連邦加盟国の中で、
      英国王または女王を元首とする国家。
      イギリス以外の国では、
      英国王に任命された総督が実質的に元首を務める。)

イギリス、オーストラリア、
カナダ、ニュージーランドなど16カ国

大公国

ルクセンブルク大公国

公国

アンドラ公国(共同元首はフランスの大統領とスペインのウルヘル司教)
モナコ公国
リヒテンシュタイン公国

首長国

アラブ首長国連邦の構成国(アブダビ首長国のアミールが連邦全体の大統領を務める)
アブダビ首長国、ドバイ首長国など7首長国

カタール国
クウェート国

その他の君主国

日本国(元首は天皇)
サモア独立国(元首はオ・レ・アオ・オ・レ・マーロー)
バチカン市国(元首はローマ教皇)

その中でも、
日本は最古の天皇制を持つ。
というより、
世界で最も古い国が日本なのだ。

フランスは1789年の革命で今の国になったから、
その歴史は230年。
ベルギーは188年。
一番古いハンガリーでさえ、1019年。
ロシアは27年の若い国。
アメリカは1776年だから243年。
中華人民共和国はまだ70年。
韓国も74年の歴史しかない。

対して日本は2700年も継続している国だ。
その中心にあったのが天皇制。
武士が政権を持った時もあったが、
あれは征夷大将軍という役職を
朝廷から任命されて政権を担ったに過ぎず、
その背後には厳然として天皇が存在していた。

戦争に負けて、
廃位の危機もあったが、
国民総意の力で、GHQも手を出せなかった。

まあ、考えてみて下さい。
天皇がいなくなったら、と。
日本は国家の背骨を失った頼りない存在になってしまう。

選挙で選ばれた大統領が
国の中心になり、
それも任期替わりで
弾劾されてやめさせられることさえある。
しょっちゅう国の元首が変わってしまうような国と
日本が同じになってはならない。

天皇を象徴として戴く国柄は、
日本人の歴史とDNAの中に組み込まれている。
今回の譲位と元号の改正は、
日本人の中に改めて国のあり方を考える契機となるだろう。





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