METライブビューイング『トスカ』  オペラ関係

今日は、夕方から銀座に出て、
東劇へ。

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METライブビューイングです。

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今回は初めてムビチケの回数券を購入。

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1作品3600円のところ、
3作品セットで9300円。
つまり、1作品3100円とお得。
紙の回数券もあるのですが、
ムビチケはネットで座席の指定が出来ます。

裏面の隠された部分を10円玉でこすって、
暗証番号を出し、

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10桁の購入番号と共に暗証番号を入力して予約。

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映画の前売りムビチケと同じですが、
映画の方はシニア割引があるので、
前売り券を買う必要がなく、
今回、初めてムビチケを購入してみました。

さて、今日の作品は、
今シーズン4作目の「トスカ」

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プッチーニによる人気作品。
「オペラの中のオペラ」という人もいるくらいです。
今さらストーリーを書くのもはばからわれるので、省略しますが、
今回は、新演出

この作品はMETでは、
大演出家フランコ・ゼッフィレッリによる舞台が
25年もの長きにわたり愛されてきましたが、
2009年にリュック・ボンディ演出によるプロダクションに変更。
私は面白いと思いましたが、
一部の聴衆には不評だったようで、
わずか8年で新たな演出に。
このリュック・ボンディという人、
幕間インタビューで
ゼッフィレッリのことを軽んじる発言をしたりして、
反発されたらしい。

そこで、今回、METで多くの舞台を成功させた人気演出家の
デイヴィッド・マクヴィカー
新しく手掛けることになった際、
ピーター・ゲルブ総裁から
「美しい舞台を」と要請されたそうです。
確かに、ボンディ演出は、
第2幕に胸もあらわな娼婦を登場させたり、
教会の中にも胸を露出した絵をかかげたり、
ちょっと下品、な感じがしたことは確かです。

マクヴィカー演出は、
1幕には今もローマに現存する
聖アンドレア・ヴァッレ教会の聖堂を
そっくり再現し、
第2幕のファルネーゼ宮殿(現フランス大使館)、
第3幕のサンタンジェロ城も
本物と見まがうほど絢爛豪華に再現。

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この装置は「ゼッフィレッリへのオマージュ」といわれています。

年間プログラムが発表されてから難産で、
幕開け寸前までに
指揮者と3人の主要キャストがすべて変更に。
しかし、それが良い方向に転がったようで、
トスカ役のソニア・ヨンチェヴァ、
カヴァラドッシ役のヴィットーリオ・グリゴーロは、
初役ながら、
素晴らしく演じてくれました。

ソニア・ヨンチェヴァは、
美人なので、
前公演の不美人トスカで、
想像力で補うことを強制させずに済み、
歌も素晴らしい。

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第2幕の「歌に生き、恋に生き」は、
まさに聴衆の拍手喝采を受けました。

ヴィットーリオ・グリゴーロも新鮮で、
第3幕、死刑執行の前に神父を呼ぶかと言われて、
それはいいが、愛する人を残しているので、
その人への手紙を届けてほしい、
と歌う場面で、
あ、と胸を突かれました。
その後のアリア「星は光りぬ」も素晴らしく、
こんな全身から悲しみをほとばしたものは初めて聴きました。
前に観たドミンゴ以上。
この場面でついに落涙
まだオペラを観て泣くだけの感性が残っていたんだ、
と自分でも驚きました。
13歳の時、
パヴァロッティ主演の「トスカ」で羊飼いの少年役を歌って以来、
カヴァラドッシ役を歌うのを夢見ていたといいいますから、
夢の実現を成功で終わらせました。

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開幕間際になって、
急遽代役でスカルピアを歌ったジェリコ・ルチッチ
この役をすっかり手中に収めた大ベテランで、
厚みと深みのあるスカルピアを演じます。

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今回も合唱が冴え渡り、
第2幕の舞台の外から聞こえて来る
カンタータが素晴らしい効果を生みます。

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3人の歌手に支えられて、
この新演出版、
観てよかった、と思わせられた
冬の夜でした。
やっぱり、プッチーニはいい。

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動画は、それぞれ↓をクリック。

「歌に生き、恋に生き」

二重唱

予告編

このブログでの過去の感想は、↓をクリック。

2009年リュック・ボンディ版

2013年の再演

2009年新国立劇場版

あれ、確かフィレンツェ歌劇場の来日公演も観たはずだが、
と思ってブログを探すと、
どこにもありません。
どうやら、2011年3月の東日本大震災の直後だったため、
掲載を遠慮したようです。





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