韓国での晩餐会  政治関係

韓国で開催されたトランプ大統領の歓迎晩餐会
元慰安婦の李容洙(イ・ヨンス)さんが招待され、
トランプ大統領とハグする映像が報道された。

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来賓を迎える列に並んだ李さんと握手した後、
李さんが手を差し伸べたのを受けて、
軽く抱擁した。

大統領周辺に通訳がいないことから、
トランプ大統領は
李さんがどのような人物か知らなかったと思われる。
「誰だ、このおばあさんは」
というくらいの感じで、
ハグに応じた、というものだろう。

その意味では、
駐韓米国大使代理のマーク・ナッパー氏が言う、
「来賓をあたたかく迎えたもので、政治的な目で見てほしくない」
と述べたとおりだろう。

しかし、映像の効果は、まさに政治的なものだ。
まるで、トランプ大統領が
元慰安婦を認定して、
同情しているように見えるではないか。
国賓として招待した人物に
自国の政治的主張の片棒を担がせる行為。
まさに非礼そのものだ。
加えて下品だし、卑劣だ。

元慰安婦を晩餐会に招待するのは構わない。
しかし、カメラの前でこのような行為をすれば、
そこに意味が生じることは、
いかに韓国首脳が馬鹿でも、
予測できるはずだ。

それに、この行為は慰安婦問題の日韓合意にも反している。
あの合意では、
「国際社会で互いに非難、批判することは控える」
とされているではないか。

日本側の抗議に、
「儀式的なことについて、あれこれ言うことは適切ではない」
と韓国政府は答えているが、
儀式的なことだからこそ、
このような政治的解釈が生ずることは避けるのが
まともな国際感覚だろう。
まして、今は北朝鮮を巡って
日米韓が一致して対処しなければならない時だ。
その重大な時に、
三国間に亀裂を持ち込むようなことはすべきでないのだ。

産経新聞は「主張」で
「愚かにもほどがある」
と書いたが、
まさに文在寅大統領の愚かしさが露呈したものだった。
韓国は朴前大統領に続いて、
今度も「愚かな大統領」をトップにいただいたことになる。
こんなことをしているから、
「ウォールストリートジャーナル」の社説で、
文在寅大統領について
「信頼できない友人」と書かれるのだ。

その上、晩餐会のメニューに「独島エビ」を出したという。
国賓の食べるものにまで、政治的主張を持ち込むとは。
何も知らないトランプ大統領は食べたが、
その意味を知らされていたら、
手をつけない選択肢もあったはずだ。

竹島問題について、いつも不思議なのは、
実効支配している側が、占有の主張を繰り返していることだ。
実効支配されている側が「返してくれ」と騒ぐのなら分かる。
しかし、実際は反対なのだ。
察するに、よほど後ろめたく感じているに違いない。
歴史的経緯を少し勉強すれば、
竹島の領有権は日本にあることはすぐ分かる。
だから、必死になって主張をするのだ。

かつて李明博大統領が竹島に上陸した時、
当時の民主党政権は
「国際司法裁判所に提訴する」
と息巻いていたが、じきに腰砕けになってしまった。
北朝鮮問題で一致しなければならない今は適切ではないが、
北朝鮮問題が解決したら、
日本政府には、
国際司法裁判所に提訴してもらいたいものだ。
そのために国連があるのだから。

今回の韓国の晩餐会のニュース、
腹立たしさを通り越して、
悲しみさえ覚える。
このやっかいな隣国が、
礼儀も礼節もわきまえない、
特殊な国であることを再認識させられたからだ。

そういえば、
トランプ大統領とのゴルフの間に、
安倍首相が転んだが、
そのシーンを韓国のメディアは嬉々として流し続けたという。
他国のトップが転ぶところを見て笑い物にするとは。
これに対してトランプ大統領は、
「私は見ていないが、
ヘリコプターが上空から(転ぶところを)撮っていた。
私は感動した。
今まで見てきたどの体操選手よりも素晴らしかった」
と語ったという。
なんという大人の対応だろうか。


ところで、この李容洙という人、
元慰安婦の中でも過激派で、
日本国の総理大臣と天皇に対して、
謝罪と賠償を求める政治運動を行っている人物だ。
「日本国の総理が私の前にひざまずいて公式謝罪し、
賠償しなければならないし、
そうすることが日本の子孫たちが平和に住めるようになる道だ」
と主張し、
自分の証言に異論を唱える日本人に対しては
「犬同然なやつらよ、私は朝鮮の娘だ。
お前らが踏み付けてからもお詫びしない理由は何か」
「慰安婦を名乗る女性が死ぬことだけを待つ汚い人間たちの前で、
私は絶対死なないでしょう。
200年生きて、彼らの末路を私が見るつもりです」
と非難している。
慰安婦問題日韓合意の成立後も日本に対する謝罪と賠償を求めており、
「慰安婦像を東京のど真ん中にも建て、
その前を行き交う日本人が申し訳なかったと頭を下げるようにする」
と日本で開催された講演会で訴えたという。

少々常識を越えた人なのだ。

ところが、この人の元慰安婦としての証言は、
二転三転する内容で、大変信憑性が低いものだ。

1993年の証言:
「1944年夏のある日、
酒屋をやっていた友達(キムプンスン)のお母さんが
『今のような苦しい生活をしている必要はないじゃないか。
私の言うところに行けばご飯がたくさん食べられ、
豊かな生活ができる』と言いました。
ですが私は『嫌だ』と言って飛び出て来ました。
それから何日かたったある日の明け方、
キムプンスンが私の家の窓をたたきながら
『そうっと出ておいで』と小声で言いました。
私は足音をしのばせてそろそろとプンスンが言う通りに出て行きました。
母にも何も言わないで、そのままプンスンの後について行きました。
〜(中略)〜
行ってみると川のほとりで見かけた日本人の男の人が立っていました。
その男の人は四十歳ちょっと前ぐらいに見えました。
国民服に戦闘帽をかぶっていました。
その人は私に包みを渡しながら、
中にワンピースと革靴が入っていると言いました。
〜(中略)〜
それをもらって、幼心にどんなに嬉しかったかわかりません。
もう他のことは考えもしないで即座について行くことにしました。
大邱から私たちを連れて来た男が慰安所の経営者でした」

という最初の証言は信憑性が高いが、
2002年6月26日の『しんぶん赤旗』では
「14歳で銃剣をつき付けられて連れてこられた」
「拒むと殴られ、電気による拷問を受けて死にかけた」
と証言。
次第に「強制連行」の主張に舵を変換する。

2004年12月4日に開催された
『12・4全国同開催「消せない記憶」』では
「1944年、16歳の時に
『軍服みたいな服を着た男』に連行され、台湾へ。
移動中の船の中で、日本の兵隊たちに繰り返し強姦される。
台湾では、日本軍『慰安婦』としての生活を3年間強制された」
と証言。
この証言では、戦争が終わった後2年間も
慰安婦をさせられたことになる。

2006年10月13日、
『上田知事の「従軍慰安婦」否定発言を問う県民連絡会』の
集会後の記者会見では、
「15歳で韓国・大邱の家から軍人に拉致され、
台湾まで連れ去られ、
敗戦で解放されるまでの3年間も慰安婦をさせられた」
と述べた。

2007年2月23日、
日朝協会主催の『イ・ヨンスさんのお話を聞く会』で
「15歳のとき、小銃で脅され、
大連から、台湾に連行され
新竹海軍慰安所で特攻隊員の慰安婦とされた」
と証言。

2007年3月1日、
上田清司埼玉県知事と面談後の記者会見では
「16歳のとき、台湾で特高隊員に口を塞がれて連れて行かれた」と述べている。

まだまだあるが、
年齢も拉致の状況も土地名も、その都度内容が変るのだ。

2015年、米国での講演では
「満16歳の時に、
英語も分からないまま日本軍に連行されていったのが
台湾にある日本軍の神風部隊だった。そこで、
日本軍兵士の部屋に入らないと言って殴られ、電気拷問まで受けた」
と証言。
「英語も分からないまま」とは、
何かと混同しているようだ。

多分、高齢のため、
「自分は日本軍に強制的に拉致された」
と本気で思い込んでいるのではないか、
と思われるが、
普通の感覚では、彼女は嘘つきである。

晩餐会後のインタビューで、
李さんは、
「大統領に手を振ったら、
あちらから近づいて来て、
ハグしてくれた」

と言っている。
動画を見れば分かるが↓、

https://youtu.be/xM0pFfHNhgw

そんな事実は全くない。
ほら、やっぱり嘘つきだ。

一方で、
こういういやがらせに対して、
過剰に反応する日本政府、日本国民に
自粛をうながす論調もアメリカにはある。

ジョージ・ワシントン大学の国際関係の教授は、
日本政府が慰安婦像に執着することで、
活動家らにやりがいを与えていると見ているという。

アメリカに設置された像も、
現地の反応は薄く、
問題にしているのは日本政府だけだという。
像の設置自体を問題と捉える見方は浸透していないことが伺える。
決して日本の評判を高めるものでないものの、
毎度騒ぎ立てるほどのことではないと
ワシントンポストは静観している。

動物園のがお客にものを投げたりする行為に対する
最も有効な対処法は、
無視することだという。
お客がキャーキャー騒ぐと、
猿の方は「遊んでくれている」と勘違いして、
もっとするようになる。
物を投げられても無視して知らん顔をしていると、
やりがいがないので、猿はそうした行為をやめるという。

律儀な日本人は、
いちいち反応してしまうので、
韓国は「ほら、日本が困っている」
と益々図に乗るのだ。

無視するのが一番
と分かっていても、
真面目な日本人、
なかなか難しいだろうなあ。

晩餐会の元慰安婦とのことは、
木村太郎さんが、
「いつまでもいつまでも
過去のことを根に持って、
蒸し返しする。
何をしても駄目。
韓国とはそういう国なんだ。
この元慰安婦の件も、
番組で取り上げる必要はない。
知らんふりするのが一番いいんだ」
と言っていた。






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