これこそ民意である  政治関係

衆議院議員選挙の結果は、
安倍首相の定めた勝敗ラインである
「自公で半数確保」どころか
自民党で過半数を確保、
安定多数を越え、
最後は自公で3分の2を突破

定数が10下がったにもかかわらず、
自民党は284の改選前議席を減らさなかった。
選挙前は「50減る」「100減る」という
憶測が飛んでいたのだが。

そういう結果に対して、
マスコミはこう言う。
「野党の失策で漁夫の利を得ただけで、
本当に安倍政権が勝ったわけではない」
「議席数と民意がずれている。
全体で33.27パーセントの得票数で
6割の議席はおかしいではないか」
と、あくまで選挙結果を認めない姿勢だ。

もし、野党が勝利したら、
「これが民意だ」
と言っただろうに。

そして、勝った自民党が
笑顔ではなく、
厳しい顔でいるのを、
「本当の勝利ではないと受け止めているからだ」と解説する。

伊坂幸太郎の書いた小説「魔王」の中に、
風雲児の政党が選挙に勝った後、
彼らが険しい顔をしている、
という描写がある。

これから国のためにやるべき責任を考えたら、
万歳などできるはずがないと言って、万歳もしない。


これが選挙で勝った者、
国民の請託を重く受け止めている者の姿勢ではないか。

まさに「国難」
北朝鮮の動向は予断を許さず、
少子高齢化はいずれにせよ日本の迎えるべき問題だ。
そう思えば、勝ったからといって
ニコニコ笑っている方がおかしい。

「魔王」についての紹介は↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20080129/archive

私は、政治は実績で評価されるべきだと考えている。
当たり前だが、
そのことが忘れ去られているようだ。

↓が自民党の政策パンフレット

クリックすると元のサイズで表示します

アベノミクス5年間の実績が書かれている。

クリックすると元のサイズで表示します
クリックすると元のサイズで表示します

民主党時代後の5年間で
日本は建て直されたのだ。
これはどんなマスコミも認めている。
GDP、大学生の就職率、最低賃金、
就農者数、株価、為替、
全てが好転している。
残るは末端の賃金上昇と、
個人消費の伸びだけだ。

今回、野党がどんなにうまいことを言っても、
安倍さんの後、誰がなっても
これだけのことをなし遂げる人はいないだろう、
という適切な判断が投票行動に結びついたのだと思っている。

この「5年間の実績」になぜか書かれていないのだが、
安倍さんの外交は瞠目すべきものがある。
サミットでもメルケルに次いでの古株で存在感が大きい。
トランプともツーカーの仲だし、
プーチンや習近平とも対等に渡り合える人は、
安倍さんしかいない。

昔、メルケルはアジアに来ても日本は素通りしていった。
そのわけを後に聞かれて、
メルケルは、こう答えた。
「だって、日本の首相はしょっちゅう替わるから、
行っても無駄だと思った」

野党は森友・加計問題で
「解散して信を問え」
と言いながら、
いざ解散すると、今度は
「大義なき解散」
と批判した。
そして、希望の党が勃興し、
前原代表によって、
民進党のメンバーの合流が発表されると、
「政権交代の好機」と舞い上がった。
実際、あの時には、安倍さんも肝を冷やしただろう。
しかし、小池知事の正体がばれるに従い、
風向きが変わって来た。
大体、都知事として、オリンピックの会場問題も
豊洲移転問題も
引っかき回したでけで、
何の実績も上がっていないことを
ちゃんと国民は見ていたのだ。

野党の「敵失」とマスコミは言うが、
あれは必然であって、敵失ではない。
なるべくしてなった結果だ。
今回の野党のていたらくは、
野党が勝手に醜態をさらしただけで、
自民党自体は何も変わっていないのだ。
風が吹く前に、
小池さんの化けの皮がはがれて本当によかったと思っている。

終わってみれば、選挙の結果は重い。
どう分析してケチを付けようと、
結果は神の声だ。
それを尊重しなくて何の報道機関だろう。
それを民意と呼ばずして、何をそう呼べというのか。

解散前の安倍包囲網を考えてみればいい。
あれだけのマスコミのネガティブキャンペーンがなされていたのだ。
安倍政権打倒を「社是」としている朝日新聞を始め、
毎日新聞、テレビ朝日、TBSは
報道の公平さをかなぐり捨てて安倍政権打倒に走った。

その象徴的な例が、首相記者会見にあらわれている。

毎日新聞の倉重篤郎専門編集委員が、
こう質問した。

「あなたのお友達が、獣医学部の新設を認められたこと、
行政的な厚遇を受けたことについて
あなたは何のアレもないんですか。
反省もないんですか。
問題も感じないんですか」

加計学園の理事長が、安倍首相の友人であることで
行政的な厚遇を受けたといつ証明されたのか。
あれだけ長期の国会審議を振り返っても、
そんな「事実」は見当たらない。

つまり、倉重氏の質問は、
何の裏付けもなく、
「理事長が首相の友人だから、なんか怪しい」
という発想からの、
仮定の上に仮定を重ねての決めつけなのだ。
しかも、倉重氏は質問の中で
「安倍さんが関与したかしないかは分かりません」
と認めている。

これが新聞の編集委員だというからあきれる。
事実の積み重ねの中でしか発言しない、
という原則を忘れている。

加計学園問題は、
首相が関与した証拠はみつかっていない。
仮にそうだとしても、法律違反をしているわけでもなく、
そもそも「政治主導」と言っていたのは民主党政権ではないか。

マスコミは、森友・加計問題という
攻撃しやすい題材を見つけて、
闇雲に追及し続けた。
どんな回答を得ても、
「納得できない」と主張する姿は、
慰安婦問題で、何度謝罪しても、
「心から謝っていない」
と認めない韓国人の体質に似ている。

また、毎日新聞は、
公示後の特別世論調査で、
衆院選後も安倍晋三首相が首相を続けた方がよいと思うかを聞き、
「よいとは思わない」が47%で、
「よいと思う」の37%を上回った。
という記事を掲載した。
選挙期間中にこのような記事を書くのは、
意図的であるとしか思えない。

あるテレビ局は、党首を集めた討論で、
約3分の1にあたる二十数分を
森友・加計問題に費やした。
党首討論は政策を検証する場であるにもかかわらず。

それにしても、安倍首相は忍耐強い
よく耐えていると思う。
「そんな問題はそろそろやめにしませんか」
というのが本音だろうが、
そんなことを言ったら、
鬼の首を取ったかのように大騒ぎすることが分かっているから、
我慢したのだろう。
局も、そういう失言を欲しくて、
しつこく追究したのだから。

このように、新聞、テレビ局の
そのすさまじい攻撃の中での勝利だ。
マスコミの思い通りにはならなかったのだ。

私はそれは安倍首相の運の強さだと思う。
この時期解散に打って出た政治判断、
その後の野党の動き、
それらが全て有利に働いた。

人間でも会社でもそうだが、
うまくいかない時は、
何をしてもうまくいかないものだ。
逆に、何をしてもうまい方向に転がっていくこともある。
それは、その人物の、
あるいは組織の持っている運というものだ。

アメリカ大統領選挙の時、
「トランプが勝つ」と言い当てた人の話を聞いたことがある。
それは、トランプの持っている「運」の強さだという。
あれだけのネガティブキャンペーンをマスコミに張られながら、
勢いが衰えなかったのは、
トランプの持っている「運」の強さだと思ったのだという。

そういう意味で見ると、
安倍首相の「運」は強い。
この5年間、国政選挙で5連勝。
足を引っ張ってやろうと虎視眈々と狙っている
政界の中で、実績で示した勝利だ。

このような「強運」の人をトップに持っている国民が
実はものすごい幸運に恵まれていることは、
いつか判明するに違いない。

これからも、安倍政権批判は続くだろう。
しかし、安倍首相を代えて
誰が舵取りをするのかが示されていないのは無責任というものだ。
政権打倒が目的化するのは許されることではない。
また、野党は政策も提示していない。
相変わらず「上からではなく、下からの」
とかの抽象的な言い分だけだ。
なんの成長もしていないのだ。

それにしても、マスコミの政権批判は執拗だ。
なぜだろう。
どうしてそんなに安倍首相が憎いのか
今回の投票結果に表われたように、
国民は安倍政権を支持しているのに。

それは、安倍首相が国の建て直しに
成功しかけているからだと思われる。
彼らはアベノミクスが成功しては困るのだ。
日本の国際的地位が向上してはまずいのだ。
民主党時代のような経済的低調と政治的混乱に戻したいのだ。
つまり、反日なのだ。
そういう、日本の底流に存在する
暗いメンタリティに捕らわれているのが、
今のマスコミだ。
本人も気づいていないでそうなっているのだから、
もしかしたら、
DNAの深いところの衝動がそうさせているのかもしれない。

前にも書いたが、
私が選挙序盤でとらわれた悪夢があった。
それは、11月5日のトランプ来日の時、
日本の首相が代わっていた、という事態だ。
トランプは戸惑い、
日本の政治は、世界の物笑いになるだろう。

しかし、そうはならず、
それらを打ち払って、安倍首相は勝った。
マスコミの方々に申し上げたい。
選挙の結果、
これこそ、民意である、
と。






AutoPage最新お知らせ