バナナジュースと『イドメネオ』  オペラ関係

今日は、昼過ぎ、東銀座へ。
予定より早く着いたので、
以前から気になっていたお店に行ってみました。

行列が出来ています。

クリックすると元のサイズで表示します

仕方なく、並びます。

クリックすると元のサイズで表示します

何のお店かというと、
バナナジュースの専門店

クリックすると元のサイズで表示します

アバウト12時オープン。
バナナがなくなり次第閉店
早くて午後3時には閉まってしまいます。

このお店、バナナが完熟していないと、
店を開けない
ので、有名です。

開いているかどうかは、
オーナー店主のツイッターでの
↓のようなつぶやきを見るしかありません。

バナナが完熟にならないので、
今日はお休みさせていただきます。

ギリギリまで悩みましたが、
やはり甘味が足りないので、
本日もお休みさせて いただきます。
明日は甘くなりそうなので無事に営業出来そうです。

本日は完熟バナナの数が少なくて、
早々売り切れになってしまいました。

またバナナが熟しません。
申し訳ございません。
本日もお休みさせていただきます。

最近いつものバナナの数が思うように入荷せず、
入荷したバナナもすごい緑色で、
完熟になるまで時間がかかっています。
ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

新しい仕入れ先が決まりました。
来週から少し長くお店を開けていられそうです。

事実、前回来た時には、
閉店していました。

今日は開いててラッキーです。

メニューは↓のとおり。

クリックすると元のサイズで表示します

列が前に進んで、
やっと中が見えるようになりました。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

一人が代金を受け取り、
一人が一心不乱にミキサーを操作します。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

15分ほど待って、ゲットしました。

クリックすると元のサイズで表示します

飲んでみると、確かに、おいしい。
これで230円は安い。

お店の所在地は、
歌舞伎座の向かって右の道をまっすぐ行って、
道路を一つ越えた右側。
住所は中央区銀座3−14−19。

一度、行ってみて下さい。


さて、目的地は東劇の
METライブビューイング

クリックすると元のサイズで表示します

今日の演目は、
モーツァルト「イドメネオ」

クリックすると元のサイズで表示します

モーツァルト24歳(!)の作品。

1780年、ザルツブルクにいたモーツァルトは、
ミュンヘンのバイエルン選帝侯カール・テオドールの宮廷から
謝肉祭で上演するオペラの依頼を受けました。

モーツァルトは11月にミュンヘンに赴き、
歌手に稽古をつけながら作曲を進め、
翌年1月29日にミュンヘンのレジデンツ劇場で初演されました。

モーツァルトの最初の充実したオペラ・セリアとなりました。

オペラ・セリア・・・
セリア、つまりシリアス。
ギリシャ神話や英雄、王の活躍などを題材とした
格調高いイタリア・オペラ。
17世紀末から19世紀はじめ頃まで書かれた。


クリックすると元のサイズで表示します

トロイア戦争後のクレタ島を舞台とした3幕のオペラ。

クリックすると元のサイズで表示します

戦争に出陣した国王イドメネオは、
帰路の海で嵐に巻き込まれ、
命と引き換えに、
上陸して初めて出会った人間を生贄に捧げると
海神ネプチューンに約束する。

クレタ島に帰り着いたイドメネオが出会ったのは、
なんと息子のイダマンテだった。
イドメネオはイダマンテを亡命させようとするが、
イドメネオの裏切りに激怒した海神は怪物を送り込む。
次々と襲う天災に、窮地に立たされたイドメネオは…。

クリックすると元のサイズで表示します

という王の苦悩と共に、
王子イダマンテと
トロイア王の娘イリアと
アルゴス王の娘エレットラの
三角関係がからむ。

クリックすると元のサイズで表示します

美しいアリアに飾られた3時間の作品。

クリックすると元のサイズで表示します

イダマンテをズボン役のメゾソプラノが演じましたが、
やはりこれは男性が演じてほしかったところ。
二人の女性の愛を引きつける役なのですから、
イケメンのテノールでないと説得力が出ません。

クリックすると元のサイズで表示します

指揮はジェイムズ・レヴァインさん。
 
クリックすると元のサイズで表示します

特別映像で、
若い頃のレヴァインさんの精力的な活動が見られたのはよかった。

それとピンスポットの照明室という、
めったに見れないものも見れました。

なお、
近藤真彦主演の「イダマンテ」(1988)というミュージカルがあり、
先代の猿之助の演出、ということでチケットをゲット。
その日、勤め先から家に帰った時、
妙な違和感を感じると、
引き出しの中にその日の中野サンプラザのチケットを発見。

後にも先にも、
チケットを買っていながら
見なかったのは、それ1回だけです。


↓はMETライブビューイングの来期のラインナップ

クリックすると元のサイズで表示します

MET初演が2つ、
新演出が3つ。

「皆殺しの天使」は、
ルイス・ブニュエル監督の1962年の映画を
ザルツブルク音楽祭の委嘱で、
トマス・アデスがオペラ化したもの。
2016年7月28日に初演したばかりの新作オペラです。

ところで、
アンナ・ネトレプコもルネ・フレミングも
出演作はありません。
指揮者も含め、
METは世代交代が進んでいるようです。


その後、友人と築地の

クリックすると元のサイズで表示します

すしざんまいへ。

クリックすると元のサイズで表示します

社長の像が迎えます。

クリックすると元のサイズで表示します

「こころ粋」というセット。

クリックすると元のサイズで表示します

モーツアルトの音楽にひたり、
寿司に舌鼓を打つ。
良い午後でした。


イオンモール  耳より情報

今日は、体育館にエアロビクスに出掛けたところ、
現地に着いてから
会員カードとお金を忘れたことに気づいて、
引き返しました。

ちょっと脇に置いたため。

この「ちょっと脇に」
パスポートやミュージカルのチケットでするのではないかと
いつも恐れています。

そこで、代わりに、
前から気になっていた海浜幕張の
イオンモール幕張新都心
行くことにしました。

自転車で

↓のとおり、約20キロ

クリックすると元のサイズで表示します

最近新調したファルコンY号です。

クリックすると元のサイズで表示します

前の五代目は、パンクして
修理不能だったので、買い換えました。

浦安よ、さようなら。

クリックすると元のサイズで表示します

最初はこのような情緒のある道ですが、

クリックすると元のサイズで表示します

じきに、このような道になります。
高速湾岸道路とその側道、そして歩道。
右端は京葉線が走ります。

クリックすると元のサイズで表示します

この時間は8〜9割がトラック。
物流の大幹線です。

これは、

クリックすると元のサイズで表示します

京葉線江戸川放水路橋梁。

クリックすると元のサイズで表示します

干潮で、潮干狩りの人たちが貝を掘っています。

クリックすると元のサイズで表示します

ここは、高速道路の工事中。

クリックすると元のサイズで表示します

美しいフォルム。

クリックすると元のサイズで表示します

やがて、ららぽ〜とが見え、

クリックすると元のサイズで表示します

IKEAも。

クリックすると元のサイズで表示します

南船橋駅までで1時間もかかってしまいました。
以前なら30分だったのに。

クリックすると元のサイズで表示します

ブログで調べてみると、
最後にここを走ったのは、
2013年10月3日
もう4年近く走破していません。
きっと気力が衰えたせいでしょう。

ここで湾岸道路を離れます。

クリックすると元のサイズで表示します

道が広く、
歩道も歩行者と自転車が区別されています。

クリックすると元のサイズで表示します

このあたりには、
こうした大型店が並びます。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

これは、競艇の場外舟券売り場。

クリックすると元のサイズで表示します

これは水泳場。

クリックすると元のサイズで表示します

中古車販売の店も。

クリックすると元のサイズで表示します

やがてイオンモールが。

クリックすると元のサイズで表示します

ファミリーモール、アクティブモール、ペットモール、
グランドモールと4つに別れる巨大さ。

クリックすると元のサイズで表示します

それだけに駐車場は合計7300台分
他に無料の駐輪場が2500台分。

駐車料金は6時間まで無料。

クリックすると元のサイズで表示します

新浦安のイオン(旧ダイエー)は、
1000円の買い物で1時間無料。
少し離れたイトーヨーカ堂は、全面的に無料。
その違いはイオンが駅に近いためで、
通勤の車の駐車場になるのを防ぐためらしい。
でも、ここと同様、6時間まで無料、
後は追加料金で、問題は解決すると思いますが。

私が行ったのは、グランドモール

クリックすると元のサイズで表示します

とにかく、広い。

クリックすると元のサイズで表示します

3階建てです。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

この案内ロボットは、
一度目が合うと、

クリックすると元のサイズで表示します

動きにつれて顔を向けてきます。

クリックすると元のサイズで表示します

裏には2体。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

お目当ては、このお店。

クリックすると元のサイズで表示します

日本全国のうまいものセレクトショップ

クリックすると元のサイズで表示します

以前「カンブリア宮殿」で取り上げられていたので、
いつか来よう、と思っていたのが、
今日、実現。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

番組で紹介されていたものを買いました。

クリックすると元のサイズで表示します

ご飯のお供の
ねばねば昆布野沢菜、食べるだし醤油、
信州ばっちゃんのねぎ味噌、らっきょうたまり漬、
こだわりの珍味玉子がに


クリックすると元のサイズで表示します

久世福のホームページは、↓をクリック。

http://www.kuzefuku.jp/

ここは、レストラン街。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

お昼は、ここで

クリックすると元のサイズで表示します

牛たん定食。

クリックすると元のサイズで表示します

ライブキッチンというのは、

クリックすると元のサイズで表示します

フードコートのことで、

クリックすると元のサイズで表示します

毎週土曜日には、ジャズのライブ演奏があります。

クリックすると元のサイズで表示します

その他、いろいろ集客のイベントが。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

映画館もあります。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

こんなのも。

クリックすると元のサイズで表示します

客が集まるのでしょうか。

クリックすると元のサイズで表示します

ゲームセンターも。

クリックすると元のサイズで表示します

イオンモール幕張新都心のバンフレットは、↓をクリック。

http://makuharishintoshin-aeonmall.com/floorguide/#page=1

それにしても、
「新都心」って何だ?

さて、帰りは元来た道を。
橋梁の下は満潮で、潮干狩りの人影は見えませんでした。

クリックすると元のサイズで表示します

浦安市内に入り、
サイクリングは終了。

クリックすると元のサイズで表示します

橋の登り降り以外は平坦ですが、
橋の上り坂で何度か自転車を降りて押しました。
以前行った時は、その記憶がないので、
坂道もこいで登ったと思われます。
やはり歳には勝てないのか。

往復3時間、自転車に乗りっぱなし。
エアロビクスよりも
遥かに多い運動量でした。


ふれあいの森公園  わが町・浦安

桜が終わった浦安は、
今、ツツジが花盛り。

クリックすると元のサイズで表示します

浦安の市の木はイチョウ
市の花はツツジです。

クリックすると元のサイズで表示します

昭和56年の市政施行の際、
10の花を候補に選び、
住民投票の結果、ツツジに決まったそうです。

クリックすると元のサイズで表示します

さて、私の家から自転車で5分ほど行ったところに、
弁天ふれあいの森公園があります。

クリックすると元のサイズで表示します

ご覧のように、広い敷地。

クリックすると元のサイズで表示します

約8千平方メートルと約5千平方メートルの
2つの芝生広場
もっとも二つは仕切られているわけではなく、
遊歩道で区切られているだけなので、
実質1万3千平方メートルの広い空間です。

クリックすると元のサイズで表示します

休日になると、
ファミリーがシートを広げます。

クリックすると元のサイズで表示します

中にはテントのようなものも。

クリックすると元のサイズで表示します

これは本物のテント。

クリックすると元のサイズで表示します

家族で一日ゆっくり過ごせます。

遊戯施設もあります。

クリックすると元のサイズで表示します

自転車はここに置いて、

クリックすると元のサイズで表示します

ウォーキングロードは自転車の乗り入れは禁止。

クリックすると元のサイズで表示します

こういう看板もありますから、
犬の放し飼いも禁止。
球技も禁止されています。

クリックすると元のサイズで表示します

公園には花が一杯。

クリックすると元のサイズで表示します

基本設計の段階から住民参加による公園づくりを行った公園だそうです。

クリックすると元のサイズで表示します

花壇の手入れは
「弁天ふれあい公園を育む会」の
ボランティアのみなさまが整備されているそうです。

クリックすると元のサイズで表示します

住所表示は、浦安市弁天。

クリックすると元のサイズで表示します

ここは昔海でしたが、

クリックすると元のサイズで表示します

弁天堂でもあったのでしょうか。

クリックすると元のサイズで表示します

温室もあります。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

林のようなところも。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

ここは、ビオトープといって、
せせらぎと池、田んぼがあります。

クリックすると元のサイズで表示します

メダカなどさまざまな生き物を観察できます。

クリックすると元のサイズで表示します

オタマジャクシもいます。

クリックすると元のサイズで表示します

もう少しすると、カエルの姿も見られるのでしょうか。

クリックすると元のサイズで表示します

それにしても、
オタマジャクシなんて、
30年ぶりくらいに見ました。

クリックすると元のサイズで表示します

釣っているのは、ザリガニ。

クリックすると元のサイズで表示します

一体どこから来たのでしょう。

クリックすると元のサイズで表示します

それとも放されたのか。

クリックすると元のサイズで表示します

ここは、グリーンハウスといって、

クリックすると元のサイズで表示します

ボランティアの皆さんの拠点。
森づくりやお米づくり、ガーデニングリーダー
などの講座が開講されています。

お米づくりとは、
この公園で、古代米(赤米)の栽培が行われているのです。
古代米とは、
稲の原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米(稲)のことで、
赤米、紫黒米、黒米などがあります。
強い生命力を持ち、
荒れ地で無肥料・無農薬でも丈夫に育ち、
干ばつ・冷害などにも強いという特徴があります。
白米に比べ、たんぱく質・ビタミンB1・B2・ナイアシン・
鉄・カルシウム・マグネシウムなどを豊富に含み、
色素のアントシアニンには
血管保護、動脈硬化を予防する働きや、
老化防止・発ガン抑制にも効果があるといわれています。

5月に代かき、
6月に田植えをして、
10月に稲刈り。
↓の写真は、案山子の立った稲畑。

クリックすると元のサイズで表示します

↓実ったところ。
細くて長い稲の草丈と濃い紫色の稲穂。
まるで赤とんぼが稲穂で休んでいるようです。

クリックすると元のサイズで表示します

浦安は、全国の市町村で唯一、
生産農地のないまちです。

グリーンセンターの裏側。

クリックすると元のサイズで表示します

ここにも様々な花が育てられています。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

タンポポも沢山。

クリックすると元のサイズで表示します

いつも不思議に思うのは、
この花の状態と

クリックすると元のサイズで表示します

綿毛の状態と

クリックすると元のサイズで表示します

中間の状態がないのは、
なぜでしょう。
それとも、↓これが中間の姿なのか。

クリックすると元のサイズで表示します

そしたら、↓こんな映像を発見。

https://youtu.be/UQ_QqtXoyQw

タンポポが花から綿毛になる過程を5〜45分間隔で撮影し、
1ヶ月の記録をタイムラプスにしたもの。

この動画の長さは1分40秒ですが、
開始10秒ほどで花はすぐに閉じてしまい、
閉じたまま少しだけ上に長くなります。
やがて、周りの緑のがくが萎れ始め、
そのあと徐々に開いていくと、
中にはふわふわの綿毛が! 
閉じた状態で変化していたんですね。
長年の謎が解けました。

公園は避難場所に指定。
それにしても、海抜2.3メートルしかありません。

クリックすると元のサイズで表示します

浦安の公園の一つを紹介しました。

クリックすると元のサイズで表示します


小説『慈雨』  書籍関係

[書籍紹介]

クリックすると元のサイズで表示します

「孤狼の血」で直木賞候補になった
柚月裕子(ゆづき・ゆうこ)の警察小説。

といっても、主人公は退職警官だ。
群馬県警捜査1課の刑事を定年退職した神場(じんば)智則は、
これまで関わった事件の犠牲者を供養するため、
妻とともに四国霊場八十八カ所参りの旅に出る。

その途上、地元の管内で
小学1年の愛里菜ちゃん誘拐殺害事件が発生。
16年前に神場が捜査に加わった
純子ちゃん誘拐殺害事件と酷似していた。
神場はかつての部下で、
娘と付き合っている緒方と連絡を取り、
捜査の進捗状況を知りたがった。

既に退職した身であるのに、なぜ関わりたがったかというと、
純子ちゃん事件はDNA鑑定を決め手に犯人は逮捕されていたが、
その1年後、犯人のアリバイを裏付ける新たな目撃証言が出て、
上司に再捜査を申し出たにもかかわらず、
警察の面子から、
取り上げられなかったことがあったからだ。
まだ精度の低かったDNA鑑定を否定すれば、
他の鑑定事件にも影響を与えるという警察幹部の考えからだった。

神場は純子ちゃん殺害の犯人が冤罪だったのでは?
という疑念がぬぐいされないまま定年まで来てしまい、
四国巡礼の旅を続けながら 
後悔と苦悩に苛まれることになる。
そして、純子ちゃん殺害の犯人と愛里菜ちゃん殺害の犯人が
同一だとしたら、
誤認逮捕による真犯人の取り逃がしが、
今度の事件発生を生んだのではないかと煩悶する。

という具合に、
物語は、愛里菜ちゃん誘拐事件の進展と、
神場の巡礼の旅が交互に描かれる。
その合間に、神場が駐在所勤務になり、
香代子と結婚し、地元になじめず苦労した話や
神場の同僚が殉職した話や、
神場の部下だった緒方が
神場の娘・幸知と恋仲であり、
その結婚を許せない神場の逡巡などが織り込まれる。
その背景には、娘の幸知について、ある秘密があるのだが・・・
再捜査を共に申し出た同僚の鷲尾
愛里菜ちゃん殺害事件の責任者だという事柄もからむ。

もし同一犯人だとしたら、
どうして16年間も再犯せずにいられたかという疑問、
犯行に使われたはずの自動車が捕捉されていないなどの
謎について、
神場の推理が有効となり、
犯人逮捕に結びつく。

物語の中心は、
終わったはずの事件と向き合う神場の内面で、
律儀でいい加減なことが出来ない神場の苦悶が描かれる。
「自分の人生に、後悔を抱いていない人は少ないと思います。
過去に過ちを犯し、大きな後悔を抱えてきた人間が、
どう生き直すのか、それを書きたかった」
と著者は語っている。

タイムリーと言っては不謹慎だが、
同様な事件が千葉で起こり、
どうしても重ね合わせずにはいられなかった。

四国巡礼の旅に出た元刑事と、
今発生している事件との関わり、
という点がユニークだ。

巡礼の途中で出会った人物との交流も描かれる。
何度か遭遇する暗い目の男は、
別れ目で、自分の過去を語り、神場に衝撃を与える。
また、麦茶をふるまってくれた高齢女性は、
過酷だった人生について語る。
そして、最後にこう言う。

「人生はお天気とおんなじ。
晴れるときもあれば、
ひどい嵐のときもある。
それは、お大尽さまも、
私みたいな田舎の年寄りもおんなじ。
人の力じゃどうにもできんけんね。
ほんでね
ずっと晴れとっても、人生はようないんよ。
日照りが続いたら干ばつになるんやし、
雨が続いたら洪水になりよるけんね。
晴れの日と雨の日が、おんなじくらいがちょうどええんよ」

この言葉が題名の「慈雨」につながる。

四国八十八の札所を巡り終え、
最後に神場と妻の香代子が行き着く境地。
さわやかなラストである。


私のベストテン  映画関係

昨年2016年は、
映画を178本観た。
映画評論家ではないのだから、
そんなに観ることはないと思うのだが、
一日置きの頻度で映画館に行っていたら、
そんなことになった。

ちなみに、映画館で観たのは140本、
録画やレンタルビデオや機内映画が38本。
洋画147本、邦画31本が内訳。            

映画館の140本は、
舞浜のシネマイクスピアリで観ることが多く、
昨年は58本がここで。
あとは、渋谷や新宿、有楽町、日比谷でしかやっていないものは、
電車で出かける。
電車賃がかかるので、
その際は2本、3本とハシゴすることがある。

私が所属している映画観賞サークルCCSでは、
毎年会員によるベスト・テンというのを集計しており、
私も投票している。
毎年1月から12月までに公開された作品が対象で、
私の2016年の洋画ベストテンは、↓のとおり。

2016年ベストテン

1.サウルの息子
2.花、香る歌
3.最高の花婿
4.ディーパンの闘い
5.幸せなひとりぼっち
6.AMY エイミー
7.グランドフィナーレ
8.PK
9.孤独のススメ
10.レヴェナント 蘇えりし者 


ちなみに、「キネマ旬報」の評論家によるベストテンは、
↓のとおり。

1.ハドソン川の奇跡
2.キャロル
3.ブリッジ・オブ・スパイ
4.トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
5.山河ノスタルジア
6.サウルの息子
7.スポットライト 世紀のスクープ
8.イレブン・ミニッツ
9.ブルックリン
10.ルーム

共通しているのは、「サウルの息子」一作のみ。

私のベストテンを、                         
他の年と比較して、あることに気づいた。
それには、どこの映画館で観たかを記すとよく分かる。

1.サウルの息子(ヒューマントラストシネマ有楽町)
2.花、香る歌(新宿シネマート)
3.最高の花婿(恵比寿ガーデンシネマ)
4.ディーパンの闘い(TOHOシネマズシャンテ)
5.幸せなひとりぼっち(ヒューマントラストシネマ渋谷)
6.AMYエイミー(角川シネマ有楽町)  
7.グランドフィナーレ(シネマイスクピアリ)  
8.PK(恵比寿ガーデンシネマ) 
9.孤独のススメ(シネマカリテ新宿)
10.レヴェナント 蘇えりし者(シネマイスクピアリ)

いわゆるミニシアター系・単館系の作品が大部分を占めているのだ。

ミニシアター・・・
日本の映画館のうち、
ブロックブッキングなどによる
大手映画会社の直接の影響下にない
独立的なものを指す呼称。
旧来の「単館系」を含む。

「ミニ」と呼ばれるように、
座席数200程度の小さい映画館であることが多いが、
あくまで運営形態などを指すものであり、
館の規模だけによる分類ではない。

一般的に「ミニシアター=単館上映」と捉えられがちだが、
2003年頃から、
複数の映画館で一斉に封切られる
ミニシアター作品も増えてきており、
従来から使われている「単館系」「全国拡大系」といった分類は
曖昧なものとなっている。

更には、配給会社とシネコンとの力関係その他の事情により、
「その地域では、シネコンでしか上映しないミニシアター作品」
もあらわれるようになり、
その結果、シネコンとミニシアターの棲み分けが崩れつつあり、
それが、
旧来のミニシアターの興行や経営に影響を与えている面もある。

2010年頃からミニシアターの閉館が続いており、
若者のミニシアター離れが指摘されている。

というのがWikipedia の解説で、
Wikipedia では、東京のミニシアターとして、
次の諸館をあげている。

角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ有楽町
岩波ホール、神保町シアター
シネスイッチ銀座
キネカ大森
ル・シネマ、ヒューマントラストシネマ渋谷、ユーロスペース、
アップリンクファクトリー/UPLINK-X、
シアター・イメージフォーラム、渋谷HUMAX シネマ
EBISU GARDEN CINEMA
新宿武蔵野館、シネマート新宿、シネマカリテ、
テアトル新宿、K's cinema
シネ・リーブル池袋
短編映画館トリウッド
ポレポレ東中野
ラピュタ阿佐ヶ谷、ユジク阿佐ヶ谷

上記の私のベストテンは、
これらの劇場での上映作品が7本を占める。
TOHOシネマズシャンテも、大手だが、
思想的にはミニシーターに近く、
「グランドフィナーレ」は拡大上映作品が多いシネマイクスピアリで
時々上映する単館系作品なので、
結果として10本中9本がミニシアター系・単館系作品となる。

ちなみに、2016年の上記映画館での鑑賞作品は38本、
シャンテを加えると51本になる。

例年ベストテンには
およそ半数がミニシアター系・単館系だったが、
その傾向が昨年は一層強まったようだ。

ということは、自分の嗜好が
ミニシアター系・単館系にシフトしているのかもしれない。

最近、拡大公開の作品には、
どうしても食指が動かなくなっている。
少年少女向け作品が多くなっており、
「大人の映画」がなかなか上映されないことも一因になっている。
ミニシアター系、単館系の映画館に行くと、
高齢者が多い、というのも感ずる。

ただ、ミニシアター系・単館系の作品は、
あまり宣伝もしないでひっそりと上映されることが多いので、
よほどアンテナを高くしていないと、
目に触れることが少ない。

私の場合、ヤフームービーの「近日上映」リストを
月に2回チェックして、
観たい作品を選び出し、
カレンダーに記入して、忘れないようにしている。

そういえば、「ぴあ」を購入して、
観たい映画にマーカーで印をつけていた時代がなつかしい。
「ぴあ」も既に休刊。
やはりネットの時代に移行している。

私のベストテン作品の紹介ブログは、↓をクリック。

サウルの息子

花、香る歌

最高の花婿

ディーパンの闘い

幸せなひとりぼっち

AMY エイミー

グランドフィナーレ

PK

孤独のススメ

レヴェナント 蘇えりし者

タグ: 映画




AutoPage最新お知らせ