映画『美女と野獣』  映画関係

[映画紹介]

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3年前、フランスで製作された「美女と野獣」は、
「実写化」ではなく、
元々ある原作を「実写で再映画化」したものだ、
と以前書いた。

今度の「美女と野獣」は、
正真正銘の1991年のアニメの「実写化」
しかも,本家本元のディズニー自身の手による実写化である。
曲も同じものを使い、
舞台版の曲を含め、数曲追加している。

1991年作品は、
ディズニーの第二期黄金時代の中核をなすもので、
この後、「アラジン」「ライオン・キング」と続く、
高い山脈の連なりを形作ったものだ。
なにしろ、アカデミー賞の歴史の中で、
初めてアニメで作品賞候補になったくらい、
質が高い、名作の誉れ高い完成作だった。

その名作の実写化はハードルが高く、
ディズニー自身の手によるアニメの実写化は、
「シンデレラ」「ジャッグル・ブック」など成功作が多いが、
失敗すれば目も当てられないものになる恐れがあった。

そこで、恐る恐るという感じで観たが、
最初から違和感なく
CGも効果的で、
ミュージカル・ナンバーもよく物語に溶け込んでいる。
ベルと野獣の心が次第につながれていく過程もしっかり見せるし、
ベルの母親の死の真相などという
今までにない内容も描かれている。

主演のエマ・ワトソンも、
彼女がベルをやると聞いた時は「う〜ん」と思ったが、
しっかりベルの内面を演じていた。
美人過ぎないところがいい。

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野獣のダン・スティーヴンスは、
ベルに愛情を感じ始めるあたりで、
深みのある表情を見せる。
どうやって表情を変化させるのだろう。

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ベルの父親のケヴィン・クラインはさすが。

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最後のくだりで、
一度野獣や変身させられた臣下の死を描いてから
復活させるのは、前作にはない工夫だった。

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しかし、ベルに「あなたね?」と言わせなかったのは、なぜだろう。

元の姿に復活したあと、燭台や時計やティーポットなど、
CGで描かれていたものの声の出演者、
ユアン・マクレガー、イアン・マッケラン、                    
エマ・トンプソン、オードラ・マクドナルド
らが登場し、
ああ、あの声はあの人がやっていたのか、と分からせる。

監督はビル・コンドン

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/UenUsYZW6PA

本日初日。
TOHOシネマズ他で拡大公開。

フランス版のブログで書いた
「美女と野獣」へのウンチクは、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20141111/archive

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