対談『「カエルの楽園」が地獄と化す日』  書籍関係

「スター・ウォーズ エピソード[ 最後のジェダイ」
の特報映像。

https://youtu.be/9428Q-QMsCc


[書籍紹介]

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「カエルの楽園」とは、
百田尚樹が書いた寓話小説に描かれた
カエルの国のこと。

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ツチガエルの住むナパージュという「楽園」が
隣国のウシガエルたちの侵略を受けて
亡びていく様が描かれている。

ツチガエルたちは、ウシガエルの侵略を受けても戦おうとしない。
それは「三戒」という、戦争回避のルールがあったからだ。
それを推進したのが“デイブレイク”という論客。
“デイブレイク”は論理を駆使して、
ツチガエルを守って来た“スチームボード”を追いやり、
自分たちで国を守ろうとする“ハンニバル”の手足を奪う。
両者がいなくなったことを確かめてから
ウシガエルたちの侵攻は始まり、
国を守る手段を失ったツチガエルたちは
手も無くウシガエルたちに侵略されてしまうのだ。

ナパージュは日本
ウシガエルは中国
“スチームボード”は米国(日米安保条約)、
“ハンニバル”は自衛隊
“デイブレイク”は朝日新聞
であることは、
読んでいるうちに分かる仕組みになっている。

「カエルの楽園」についてのブログは、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20160726/archive

今日は、このブログを書くために、
↑の昨年7月26日のブログを読んだが、
よくこんなに詳細に書いたものだというくらい、
「カエルの楽園」のあらすじを書いてあるから、
是非、クリックして読んでもらいたい。

この本を読んだ石平氏が百田氏に対談を申し込み、
2日間の対談が行われた。
本書は、その対談をまとめたものである。

1章 戦わずして尖閣を奪われるシナリオ
2章 中国はなぜ日本侵略を企むのか
3章 チベット、ウイグルで見た恐ろしい支配の実態
4章 沖縄「独立」を足がかりにした侵略
5章 日本が中国に占領されるとき

という構成になっている。

石平氏は「カエルの楽園」の出版後、
そこに書かれたとおりの展開が東シナ海で起こり、
中国の軍艦が領海侵犯を行っているにもかかわらず、
マスコミがそのことを書かず、
それだけでなく、
朝日新聞が中国擁護の論調を展開していることで、
「カエルの楽園」を予言の書と読んでいる。

「カエルの楽園」は寓話の形を取っているから
読者が読み取らなければならない部分があるが、
本書の対談では、
中国の現状、マスコミの現状に対して、
歯に衣着せぬ、正面きっての見解が述べられている。

石平氏は、中国四川省生まれで、
中国民主化運動に参加、
日本に来た後、
日中・中国問題についての論評活動をし、
ついには日本国籍を取得。
中国という国の本質を自身の経験から熟知した論評は
大変信憑性と説得力がある。

特に第2章の「中国はなぜ日本侵略を企むのか」での
指摘は目を見張らされた。

石平氏は、中国が拡大をしなければならない根本原因として、
「生存空間」という概念を持ち出す。
生存空間とは、14億人の中国人民が
満足に暮らしていく環境全体を指す用語。
それには水と空気と土地が必要だが、
中国は汚染が進んで、もはや回復不可能な状態だという。
水不足、水質汚染、大気汚染、水土流出、砂漠化・・・
国土が汚染され、環境が破壊される中、
中国人民は自国の外に自らの生存空間を
確保しなければならない。
その上、一人っ子政策の影響で男女のバランスが崩れ、
3400万人の男性が余っているという。
水と空気と土地を求め、
「男余り」の人口問題も解決し、
資本や金融、技術や資産を求めて、
中国はのどから手が出るほど日本が欲しいのだという。

2004年に中国で実施された調査の結果も恐ろしい。
17歳から30歳の都市部の青年1664人を対象とした面接調査で、
「あなたは戦士として上級者の許可があった場合、
婦女子や捕虜を殺せますか?」
との質問に、
「必ず殺す」と回答した者が46.7%、
「日本人なら殺す」と答えた者が28.4%。

中国人は南京大虐殺を信じ、
「まだ日本への復讐が済んでいない」
「東京大虐殺をしてみたい」
と考える人が圧倒的に多いという。
「我々に屈辱を与えた日本人は消滅させるべき民族」
「小日本は根絶やしにしなければならない」
それが偉大な中華民族の使命と本気で考えているのだという。

それが「第3章 チベント、ウイグルで見た恐ろしい支配の実態」
を読むと、あながち空想だとは思えない。

第4章 沖縄『独立』を足がかりにした侵略
第5章 日本が中国に占領されるとき

の2章に、実際の侵略シュミレーションが描かれているが、
まず尖閣の奪取、次に沖縄の「独立」。
そして、九州を占領し、
東京にまで向かう道程が示されている。

それには、米軍を撤退させ、
自衛隊を解体させるのが必須条件なのだ。
それを可能にするのが、
「米軍基地があるから平和が守れない」
「自衛隊がいるから、戦争が起こる」
という、マスコミの論調だ。
なにしろ、中国が尖閣にちょっかいを出すのも、
全て米軍、自衛隊のせいだというのだから。

雑誌「女性自身」の記事に、
自衛隊配備計画が進む沖縄県竹富島を取材して、
「また子供や孫が戦争にとられるの。
竹富町民の不安。
中国より安倍さんが怖いです」
というのがあったが、
着々侵攻して来る中国は怖くない、
怖いのは日本の総理だという。
あきれた記事だ。

そもそも、
中国の軍備増強がどこに向かっているかを考えてみればいい。

石平 誰がみてもおかしい。
中国人にとっては歴史上、
現在ほど安全な時代はありません。
外国からの侵略を心配する必要がなくなり、
中国本土に本格侵略する国は、
もうどこにもないのです。

その軍備が日本占領を目的としていることは
ちょっと考えてみれば分かることだ。

「いや、そんなことはない。
もし、日本に中国が攻め込んできたら、
世界の世論が放ってはおかないだろう」
と、私も思っていた。

しかし、お二人の話を聞くと、
それもお気楽な楽観主義だと分かる。

百田 国民投票で自衛隊を無力化した時点で、
いつでも侵攻できますし、
日本人はどうすることもできません。
警察では防ぎようがない。
堂々と軍隊がやってきて、
国会が乗っ取られて、
日本の政権が日中安保条約に反する
敵対的な策動をしたというでっち上げで新政府が組織される。
石平 反中交錯を企んだという
偽の罪を着せるわけですね。
あとになって、実は日本政府の要請があったから中国は介入した、
と主張するかもしれません。
百田 日本政府も中国の介入に合意した、
と世界に宣伝する。
とにかく自衛隊がなくなれば、
中国は堂々とやって来る。
世界は中国を非難するだけで終わりです。
日本を助けるために動く国はどこにもありません。

最後の
「世界は中国を非難するだけで終わりです。
日本を助けるために動く国はどこにもありません」
という部分で背筋が寒くなった。

多分、実際にはそうなるだろう。
世界の国々は「日本はお気の毒に」と言い、
国連で非難決議をしても、
何も変わらない。

ナチスがチェコを併合した時も
英仏は何もせずに放置した。
ポーランドにナチが侵攻した時も、
何もしなかった。
最近では、
クリミアがロシアに併合されても、
世界は何もできない。
つまり、「やったもの勝ち」
それが世界の冷酷な現実なのだ。

こうして、日本は中国の衛星国となり、
さらに言えば、「日本政府の要請で」併合され、
中国人の入植者がどっとやって来る。
そして、日本の反中勢力は、
中国に移住させられ、
過酷な労働に従事させられる。

実際、中国はチベットやウイグルで実際にそれをやった。
既にチベットもウイグルも漢人の人口の方が上回っているのだ。
やはやそこは、確実に中国の一部だ。

こうして、日本の麗しい伝統も文化も失われる。
東京の町にスローガンが張り出され、
美しい景観もなくなってしまう。

その時には日米安保条約もなくなっているから、
アメリカが助けに来ることはない。
アメリカは言うだろう。
「だって、沖縄から基地は出ていけと言ったのは、
住民たちじゃないか」

しかし、70年の平和を満喫した日本人は、
「水と安全はタダでならえる」
と思っている姿勢を変えない。

百田 それでも日本人の多くは、
「いやいや、言われてみれば危ないような気もするけど、
現実にはそんな悪いこと、起こらへんやろ」
という考えですよ。
「そうは言うけど、
でも実際は大丈夫でしょ」、
本当にそんな悪いことが起きるはずがない、と信じている。
しかし、多くのチベット人やウイグル人も、
中国に侵略される前は、
まさかこんなにひどいことになるとは思っていませんでした。
ヒトラーのチェコ併合のときと同じです。
石平 そうです。
最初はいくら何でもそこまでひどいことになるとは、
誰も思っていませんでした。
だからこそ、中国を受け入れたわけです。
でも、中国人の悪意に気がついたときには、
すでに弾圧され、虐殺され、
亡命しなければならない状況に追い込まれていました。
平和な日常はいつまで続くかわかりません。
我々は何とかしなければ、
今日は日曜日だな、
買い物をしたり映画を見たり、
お茶を飲もうという、
日本人が当たり前と思っている幸せが終わってしまう日が来るのです。
百田 口で平和を唱えているだけでは、
決して平和は続きません。
平和というものは、
「それを維持して守っていくのだ!」
という強い意志と行動のもとにこそ守られていくものであることを、
多くの人に知ってもらいたいと願っています。

安保法制反対、自衛隊違憲など、
日本のマスコミの偏向はひどい。
どうして頭のいい人たちが
物事が正しく見えないのか不思議でならない。
それとも、「反日」のDNA
祖先のどこかで内包した人たちが
我知らず、そういう論調を流し続けているのか。

次の人たちの名前をあげておこう。

(日本人の女性が、
中国や北朝鮮には
悪いことをやめてもらえばいいじゃん、
と思っていることについて)
百田 頼めばやめてくれると思っているんです。
根が善良で、無知なのです。
安保法制の時にも、
シールズの学生が言いました。
「中国軍がやってきたら、
一緒に酒を飲んで歌を歌って戦争を止めます」と。
これが本当の抑止力だ」と。
石平 そういえばテレビで室井佑月さんも、
それに近いことを発言されていました。
攻められた時にやめてくださいと
言えばいいんじゃないですか、と。
百田 無抵抗で殺されればいいんだ、
と言う人もいます。
森永卓郎さんは、
自分は徹底して無抵抗を貫く、
殺すより殺されるのを選ぶ、
とおっしゃっていました。
やくみつるさんも、
徹底して無抵抗を貫いて
奴隷になってもいいんだ、と。
石平 本人が殺されるのはかまいませんが、
それを周りに強要するのは困るんです。
自分の信念を他人に強制しないでほしい。
あなたが殺されたいなら
勝手にそうすればいいけれど、
国家・国民を語る時に
その議論を持ち出して
自分と同じ考えになれ、
というのはありません。
一億二千万の日本人が
みな殺されることになっても
諦めるしかないというのは、カルト宗教でしょう。
百田 「私は死にます。みんなで一緒に死にましょう」
──自分の信仰を人に強制しないでもらいたい。
これは言い換えれば、無理心中です。
石平 自分たちの生き方が正義であり、
素晴らしい理念だと信じ込むと、
みんなこれを守らなければならない、
と勘違いしてしまいます。

もちろん、彼らは「強制」などしていない。
しかし、意見を表明するということは、
「共感」を求めているのだ。
影響力のある人は、
発言に気をつけてもらいたい。





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