対談『「カエルの楽園」が地獄と化す日』  書籍関係

「スター・ウォーズ エピソード[ 最後のジェダイ」
の特報映像。

https://youtu.be/9428Q-QMsCc


[書籍紹介]

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「カエルの楽園」とは、
百田尚樹が書いた寓話小説に描かれた
カエルの国のこと。

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ツチガエルの住むナパージュという「楽園」が
隣国のウシガエルたちの侵略を受けて
亡びていく様が描かれている。

ツチガエルたちは、ウシガエルの侵略を受けても戦おうとしない。
それは「三戒」という、戦争回避のルールがあったからだ。
それを推進したのが“デイブレイク”という論客。
“デイブレイク”は論理を駆使して、
ツチガエルを守って来た“スチームボード”を追いやり、
自分たちで国を守ろうとする“ハンニバル”の手足を奪う。
両者がいなくなったことを確かめてから
ウシガエルたちの侵攻は始まり、
国を守る手段を失ったツチガエルたちは
手も無くウシガエルたちに侵略されてしまうのだ。

ナパージュは日本
ウシガエルは中国
“スチームボード”は米国(日米安保条約)、
“ハンニバル”は自衛隊
“デイブレイク”は朝日新聞
であることは、
読んでいるうちに分かる仕組みになっている。

「カエルの楽園」についてのブログは、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20160726/archive

今日は、このブログを書くために、
↑の昨年7月26日のブログを読んだが、
よくこんなに詳細に書いたものだというくらい、
「カエルの楽園」のあらすじを書いてあるから、
是非、クリックして読んでもらいたい。

この本を読んだ石平氏が百田氏に対談を申し込み、
2日間の対談が行われた。
本書は、その対談をまとめたものである。

1章 戦わずして尖閣を奪われるシナリオ
2章 中国はなぜ日本侵略を企むのか
3章 チベット、ウイグルで見た恐ろしい支配の実態
4章 沖縄「独立」を足がかりにした侵略
5章 日本が中国に占領されるとき

という構成になっている。

石平氏は「カエルの楽園」の出版後、
そこに書かれたとおりの展開が東シナ海で起こり、
中国の軍艦が領海侵犯を行っているにもかかわらず、
マスコミがそのことを書かず、
それだけでなく、
朝日新聞が中国擁護の論調を展開していることで、
「カエルの楽園」を予言の書と読んでいる。

「カエルの楽園」は寓話の形を取っているから
読者が読み取らなければならない部分があるが、
本書の対談では、
中国の現状、マスコミの現状に対して、
歯に衣着せぬ、正面きっての見解が述べられている。

石平氏は、中国四川省生まれで、
中国民主化運動に参加、
日本に来た後、
日中・中国問題についての論評活動をし、
ついには日本国籍を取得。
中国という国の本質を自身の経験から熟知した論評は
大変信憑性と説得力がある。

特に第2章の「中国はなぜ日本侵略を企むのか」での
指摘は目を見張らされた。

石平氏は、中国が拡大をしなければならない根本原因として、
「生存空間」という概念を持ち出す。
生存空間とは、14億人の中国人民が
満足に暮らしていく環境全体を指す用語。
それには水と空気と土地が必要だが、
中国は汚染が進んで、もはや回復不可能な状態だという。
水不足、水質汚染、大気汚染、水土流出、砂漠化・・・
国土が汚染され、環境が破壊される中、
中国人民は自国の外に自らの生存空間を
確保しなければならない。
その上、一人っ子政策の影響で男女のバランスが崩れ、
3400万人の男性が余っているという。
水と空気と土地を求め、
「男余り」の人口問題も解決し、
資本や金融、技術や資産を求めて、
中国はのどから手が出るほど日本が欲しいのだという。

2004年に中国で実施された調査の結果も恐ろしい。
17歳から30歳の都市部の青年1664人を対象とした面接調査で、
「あなたは戦士として上級者の許可があった場合、
婦女子や捕虜を殺せますか?」
との質問に、
「必ず殺す」と回答した者が46.7%、
「日本人なら殺す」と答えた者が28.4%。

中国人は南京大虐殺を信じ、
「まだ日本への復讐が済んでいない」
「東京大虐殺をしてみたい」
と考える人が圧倒的に多いという。
「我々に屈辱を与えた日本人は消滅させるべき民族」
「小日本は根絶やしにしなければならない」
それが偉大な中華民族の使命と本気で考えているのだという。

それが「第3章 チベント、ウイグルで見た恐ろしい支配の実態」
を読むと、あながち空想だとは思えない。

第4章 沖縄『独立』を足がかりにした侵略
第5章 日本が中国に占領されるとき

の2章に、実際の侵略シュミレーションが描かれているが、
まず尖閣の奪取、次に沖縄の「独立」。
そして、九州を占領し、
東京にまで向かう道程が示されている。

それには、米軍を撤退させ、
自衛隊を解体させるのが必須条件なのだ。
それを可能にするのが、
「米軍基地があるから平和が守れない」
「自衛隊がいるから、戦争が起こる」
という、マスコミの論調だ。
なにしろ、中国が尖閣にちょっかいを出すのも、
全て米軍、自衛隊のせいだというのだから。

雑誌「女性自身」の記事に、
自衛隊配備計画が進む沖縄県竹富島を取材して、
「また子供や孫が戦争にとられるの。
竹富町民の不安。
中国より安倍さんが怖いです」
というのがあったが、
着々侵攻して来る中国は怖くない、
怖いのは日本の総理だという。
あきれた記事だ。

そもそも、
中国の軍備増強がどこに向かっているかを考えてみればいい。

石平 誰がみてもおかしい。
中国人にとっては歴史上、
現在ほど安全な時代はありません。
外国からの侵略を心配する必要がなくなり、
中国本土に本格侵略する国は、
もうどこにもないのです。

その軍備が日本占領を目的としていることは
ちょっと考えてみれば分かることだ。

「いや、そんなことはない。
もし、日本に中国が攻め込んできたら、
世界の世論が放ってはおかないだろう」
と、私も思っていた。

しかし、お二人の話を聞くと、
それもお気楽な楽観主義だと分かる。

百田 国民投票で自衛隊を無力化した時点で、
いつでも侵攻できますし、
日本人はどうすることもできません。
警察では防ぎようがない。
堂々と軍隊がやってきて、
国会が乗っ取られて、
日本の政権が日中安保条約に反する
敵対的な策動をしたというでっち上げで新政府が組織される。
石平 反中交錯を企んだという
偽の罪を着せるわけですね。
あとになって、実は日本政府の要請があったから中国は介入した、
と主張するかもしれません。
百田 日本政府も中国の介入に合意した、
と世界に宣伝する。
とにかく自衛隊がなくなれば、
中国は堂々とやって来る。
世界は中国を非難するだけで終わりです。
日本を助けるために動く国はどこにもありません。

最後の
「世界は中国を非難するだけで終わりです。
日本を助けるために動く国はどこにもありません」
という部分で背筋が寒くなった。

多分、実際にはそうなるだろう。
世界の国々は「日本はお気の毒に」と言い、
国連で非難決議をしても、
何も変わらない。

ナチスがチェコを併合した時も
英仏は何もせずに放置した。
ポーランドにナチが侵攻した時も、
何もしなかった。
最近では、
クリミアがロシアに併合されても、
世界は何もできない。
つまり、「やったもの勝ち」
それが世界の冷酷な現実なのだ。

こうして、日本は中国の衛星国となり、
さらに言えば、「日本政府の要請で」併合され、
中国人の入植者がどっとやって来る。
そして、日本の反中勢力は、
中国に移住させられ、
過酷な労働に従事させられる。

実際、中国はチベットやウイグルで実際にそれをやった。
既にチベットもウイグルも漢人の人口の方が上回っているのだ。
やはやそこは、確実に中国の一部だ。

こうして、日本の麗しい伝統も文化も失われる。
東京の町にスローガンが張り出され、
美しい景観もなくなってしまう。

その時には日米安保条約もなくなっているから、
アメリカが助けに来ることはない。
アメリカは言うだろう。
「だって、沖縄から基地は出ていけと言ったのは、
住民たちじゃないか」

しかし、70年の平和を満喫した日本人は、
「水と安全はタダでならえる」
と思っている姿勢を変えない。

百田 それでも日本人の多くは、
「いやいや、言われてみれば危ないような気もするけど、
現実にはそんな悪いこと、起こらへんやろ」
という考えですよ。
「そうは言うけど、
でも実際は大丈夫でしょ」、
本当にそんな悪いことが起きるはずがない、と信じている。
しかし、多くのチベット人やウイグル人も、
中国に侵略される前は、
まさかこんなにひどいことになるとは思っていませんでした。
ヒトラーのチェコ併合のときと同じです。
石平 そうです。
最初はいくら何でもそこまでひどいことになるとは、
誰も思っていませんでした。
だからこそ、中国を受け入れたわけです。
でも、中国人の悪意に気がついたときには、
すでに弾圧され、虐殺され、
亡命しなければならない状況に追い込まれていました。
平和な日常はいつまで続くかわかりません。
我々は何とかしなければ、
今日は日曜日だな、
買い物をしたり映画を見たり、
お茶を飲もうという、
日本人が当たり前と思っている幸せが終わってしまう日が来るのです。
百田 口で平和を唱えているだけでは、
決して平和は続きません。
平和というものは、
「それを維持して守っていくのだ!」
という強い意志と行動のもとにこそ守られていくものであることを、
多くの人に知ってもらいたいと願っています。

安保法制反対、自衛隊違憲など、
日本のマスコミの偏向はひどい。
どうして頭のいい人たちが
物事が正しく見えないのか不思議でならない。
それとも、「反日」のDNA
祖先のどこかで内包した人たちが
我知らず、そういう論調を流し続けているのか。

次の人たちの名前をあげておこう。

(日本人の女性が、
中国や北朝鮮には
悪いことをやめてもらえばいいじゃん、
と思っていることについて)
百田 頼めばやめてくれると思っているんです。
根が善良で、無知なのです。
安保法制の時にも、
シールズの学生が言いました。
「中国軍がやってきたら、
一緒に酒を飲んで歌を歌って戦争を止めます」と。
これが本当の抑止力だ」と。
石平 そういえばテレビで室井佑月さんも、
それに近いことを発言されていました。
攻められた時にやめてくださいと
言えばいいんじゃないですか、と。
百田 無抵抗で殺されればいいんだ、
と言う人もいます。
森永卓郎さんは、
自分は徹底して無抵抗を貫く、
殺すより殺されるのを選ぶ、
とおっしゃっていました。
やくみつるさんも、
徹底して無抵抗を貫いて
奴隷になってもいいんだ、と。
石平 本人が殺されるのはかまいませんが、
それを周りに強要するのは困るんです。
自分の信念を他人に強制しないでほしい。
あなたが殺されたいなら
勝手にそうすればいいけれど、
国家・国民を語る時に
その議論を持ち出して
自分と同じ考えになれ、
というのはありません。
一億二千万の日本人が
みな殺されることになっても
諦めるしかないというのは、カルト宗教でしょう。
百田 「私は死にます。みんなで一緒に死にましょう」
──自分の信仰を人に強制しないでもらいたい。
これは言い換えれば、無理心中です。
石平 自分たちの生き方が正義であり、
素晴らしい理念だと信じ込むと、
みんなこれを守らなければならない、
と勘違いしてしまいます。

もちろん、彼らは「強制」などしていない。
しかし、意見を表明するということは、
「共感」を求めているのだ。
影響力のある人は、
発言に気をつけてもらいたい。


いきなり!ステーキと映画サークル  映画関係

今日は、午後から銀座に出掛けました。
↓は国際フォーラム

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その一角にあったブース。

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今年で13回目の「ラ・フォル・ジュルネ」↓の
チケット売り場です。

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日本最大級のクラシック音楽祭。
今年のテーマは「ラ・ダンス 舞曲の祭典」
国際フォーラムの各会場で
5月の連休の3日間で121のコンサートが開催されます。

お昼は、ここ↓で

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このステーキ。

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ワイルドステーキ300gです。

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2013年12月に1号店(今日、行った店)をオープンして以来、
急成長で、
2016年8月2日には、全国100店目をオープン。
現在116店。

2月23日には、
ニューヨーク イーストビレッジ店をオープン

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アメリカの牛肉なので、
関税もかからず、現地調達。

値段はヒレ200g22ドル(2400円位)、
リブアイ300g27ドル(2900円位)、
ランチスペシャルが
リブアイ300g20ドル(2200円位)。
近隣のステーキ屋より安いそうです。
通常飲食店でかかる15%程度のチップは、
日本式で不要。
330〜435円程度の加算がないので、割安。

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アメリカ人は、どんな反応を示すでしょうか。
「安くて、うまい」と評判になるのか。
また「立ち食い」という形式は受け入れられるでしょうか。

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最近、日本でも、
いきなり!ステーキのことが
テレビで取り上げられる機会が増えました。
特に、「肉マイレージ」↓の制度が話題です。

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食べたグラム数を加算して、
ランク付けされ、様々な特典が得られるシステム。

ホームページには、
そのマイレージのランク表
1位から300位まで掲載されています。↓

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トップを走るのが「オフロスキw」という人。
月間ランキング↓でも只今トップを走ります。

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19802gを4月16日までとして、
16で割ると、毎日1237g食べていることになります。
よく飽きないものです。

テレビに登場しました↓が、

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昼も夜もキロ単位の牛肉を食べています。
それでいながらスリム。
というか、肉を食べて痩せたとか。
ランキング上位の方は、いずれもスリム。
その秘密は、ご飯を食べずに、肉だけにしていること。

先日も石垣島の高校教師が
月間ランキング1位を目指して
奮闘する様子が放送されていました。
3月、オフロスキwさんを抑えて1位になりました。

↓が私のマイレージカード。

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去年の2月に登録して、
現在2040g
ゴールドカードにランクアップするには、
300gのステーキを
あと4回食べなければなりません。

その後、映画を1本観た後、
映画観賞サークルCCSの月例会。

今日のテーマ作品は「ラ・ラ・ランド」で、
ハッピーエンドじゃなかった、
という点を巡って、
様々な議論が出ました。
一つの映画でも、
いろいろな見方があるものです。

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映画『バーフバリ 伝説誕生』  映画関係

[映画紹介]

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高い滝の側の抜け道を
高貴な女性が兵士に追われて逃げて来る。
追い詰められた女性は川に飛び込み、
抱いていた赤子を差し出したまま水に飲まれ、命を落とす。

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赤子は村人に助けられ、
ジヴドゥと名付けられて、たくましい青年に成長する。
ジヴドゥは滝の上に興味を抱き、
子供の時から何度も挑戦するが、果たせなかった。

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滝の上から落ちて来た仮面から美しい女性を想像し、
その幻影に導かれて、ついに滝の上に到達するが、
そこは暴君バラーデーヴァが統治する王国と
反対勢力との熾烈な闘いの場だった。
美貌の女戦士アヴァンティカと恋に落ちたジヴドゥは、
アヴァンシィカの使命を引き継ぎ、
王国に一人潜入するが・・・

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引き取られたジヴドゥが
子供の時から滝の上に興味を持ち、
危険だと義母に叱られながら、
何度も滝登りをする映像で、
ジヴドゥの成長が示される冒頭の数分間で
画面に強く引きつけられた。
はっきり言って、わくわくし、
映画を観る歓びにとらわれた。

なにしろ映像がとてつもなく美しい
仮面の女性の幻影に引き寄せられて
ものすごい手段で滝の上に登り切る描写も素晴らしい。

その場面を見たい方は、↓をクリック。

https://youtu.be/k55g2zx1ceI

そして、アヴァンティカとの恋も
歌に乗せてきれいきれいに描かれる。
インド映画だから、
音楽に乗せて展開するが
「ムトゥ 踊るマハラジャ」(1995)の頃から比べると、
相当洗練された印象だ。

全編、音楽がかかりっぱなしだが、
スケールが大きく、大音響で映画を盛り上げる。
これぞ映画音楽。

ジヴドゥの王国潜入も、
CGで描かれる王国の俯瞰の映像が美しい。
そして、王国の描写も
どこからがCGでどこまでが実写かといぶかるほほど見事な出来。

ジヴドゥは王国に幽閉された王妃の救出に向かうが、
王国では王の巨大な金の像の建築が進められており、
工事の失敗で倒壊寸前の巨像をジヴドゥが救ったことから、
人々から「バーフバリ」と呼ばれ、
ジヴドゥは意味が分からず訝る。
実は、ジヴドゥには出生の秘密があったのだ・・・

そこから、突然話は50年前の王国建設の話になり、
蛮族の侵入による王国存亡の危機に、
王位継承を巡る王族の争いが、戦闘の中で繰り広げられる。

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その戦闘が半端ではない。
おびただしい軍勢同士の衝突が
CGと実写の巧みな合成で迫力満点に展開する。
「ロード・オブ・ザ・リング」
「300 スリーハンドレッド」を彷彿とさせ、
「十戒」まで出て来る。

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インド古代叙事詩の「マハーバーラタ」
下敷きになっている。

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インドでは「きっと、うまくいく」「pk」を超えて、
インド歴代興収No.1を樹立し、
アメリカでもインド映画で初めて
興行トップ10に入ったという作品。

その評判に恥じない、
豪華絢爛、波瀾万丈、超壮大な物語
まるで映画みたい、ていうか、
これこそ映画、だ。

2部作の前編だと知らなかったので、
ある告白の場面で
突然映画が終わってびっくりしたが、
続きは、インドでこの4月28日に公開されるという。

先王はどうして亡くなったのか、
その王位を現王が継いだのはどういった経緯からか、
王妃はなぜ鎖に繋がれて幽閉される身となったのか、
前編の最後のある人物の「告白」は何なのか。

謎が謎を呼ぶ展開は「完結編」に持ち越し。
続きが待ち遠しい。

監督は「マッキー」を撮ったS.S.ラージャマウリ
「世界に通用する映画を製作したいという信念が 
私の推進力になった」
という、高い志が嬉しい。
十分世界に通用している。
ジヴドゥを演ずるのはプラバース

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いかにもインドのスターの面構えだが、
どんどんかっこよく見えて来る。
アヴァンティカを演ずるのはタマンナー

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実にきれいで色っぽい。
タマンナーだけに、たまらんなー。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/FzbWJ_BM_Q0

都内では新宿ピカデリーで夜1回だけ上映(なぜ?)。
しかも、1週間の限定公開で、今夜終了。
明日からMOVIX昭島で、
夜8時30分からの1回だけ上映。
(繰り返すが、なぜ、こんなに少ない?)

タグ: 映画

「YOUは何しに日本へ?」に密着  テレビ番組

本日、わが娘は、
外務省が
「韓国への滞在・渡航を予定している方、
すでに滞在中の方は最新の情報に注意してください」
と注意喚起する海外安全情報(スポット情報)を出した
韓国に出掛けました。
「済州島は遠いから大丈夫だよ」
と呑気なことを言っています。
3日間は気持ちの落ち着かない日を過ごしそうです。


テレビ東京の「YOUは何しにニッポンへ?」(月曜、午後6時55分)は、
私が毎週見ている数少ない番組の一つで、
「家、ついて行ってイイですか?」と並んで、
低予算でアイデア勝利の番組、
として以前紹介したことがあるが、
その取材の実態について書いた記事があったので、
参照する。

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過酷YOU探し!
空港で直撃9時間、
ボツ当たり前…
「YOUは何しに日本へ?」に密着

訪日外国人を「YOU」と呼び、
成田空港に到着したばかりのところを直撃インタビューし、
その場で取材交渉が成立すれば密着ロケを敢行する
テレビ東京系人気番組「YOUは何しに日本へ?」。
2013年1月にレギュラー化され
続々とオモシロYOUが登場しているが、
空港ロケは1日約8〜9時間行われ
「撮れ高ゼロ」も当たり前の過酷な現場だった。
そんなガチンコロケに臨む一人の番組ディレクターに記者が“密着”した。

3月某日、午前8時45分頃。
テレビ東京班の番組スタッフ9人が
成田空港第2ターミナル(T)に集まり、
作戦会議を開きチーム編成が決まった。
直撃インタビューは
ディレクター、カメラマン、通訳の3人で1チームとし、
3チームで行う。
通常は第1T国際線到着ロビーに2チーム、
第2T国際線到着ロビーに1チームを配置する。

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番組担当歴約2年半の五十嵐優人(まさと)ディレクターに、
声をかけるYOU選びにおいて
「個人的な」ポイントを聞くと、
〈1〉男女問わず1人で訪日した人
〈2〉バックパッカーや見たことのないものを持っている人
〈3〉浮世離れしているような独特な雰囲気の人
がベターだという。
密着ロケの途中で気が変わる可能性が高いカップルや家族、
展開が期待できないビジネスマンは基本的に対象外。
お目当てのYOUが現れたら「とにかく数多く当たる」。


↓は、うちの娘が成田空港で遭遇した「YOU〜」の取材風景。

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午前9時すぎ、番組ディレクターの制服といわれる
白シャツに着替えた五十嵐さんは
第1Tで直撃開始。
マイクを手に駆け寄るも、
いきなり3組に断られた。
4組目でポーランド人男性3人組のインタビューに成功。
だが「YOUは何しに日本へ?」と問うと、
都内観光目的で「アキバに行きたい」とありがちな返答だった。

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9時間後の午後6時頃、直撃終了。
五十嵐さんが声をかけた47組のうち、
インタビューに応じたのは24組。
源氏物語好きのスペイン人女性、
屋内スカイダイビング施設の技術者を名乗るロシア人男性、
WBC豪州代表として出場する彼氏に
会いに来た米国人女性・・・。
素人目には気になるYOUもいたが、
五十嵐さんは
「密着したいとまで思わなかった。
インタビューしたとしてもオンエアできないでしょう」
と辛口評価だった。

日本人との触れ合いを求め、
日本をリスペクトする雰囲気のあるYOUが理想だ。
「選ばなければ、今日でも密着に行ける。
過去に大阪まで密着したけど、
全く面白くなくてお蔵入りした。
それではロケ費用が無駄になるだけ」

ガチンコ直撃ゆえの“撮れ高ゼロ”。
その厳しい現実は、珍しい光景ではない。
現在、番組制作会社3社とテレビ東京の4班に分かれ、
平日に毎日のように空港ロケを実施。
ディレクターは4班合計で約28人。
各班が月4〜5回ずつ直撃する中で、
1班で2件密着が成功すれば上出来だという。

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密着が成功しても、さらなる関門が待ち受ける。
「プレビュー」と呼ばれる社内試写会だ。
各班内で約5回、テレビ東京局内で約3回ほど行われ、
他のディレクターや総合演出家、
プロデューサーらに細部までチェックされる。
「現場が面白くて、その熱で編集したけど、
『で?』とダメ出しされてボツになることも多々ある」。
北海道や沖縄まで行っても、つまらなければお蔵入り。
その狭き門を突破した映像だけが、
司会のバナナマンが待つスタジオでの収録にたどり着くのだ。

番組で数多のオモシロYOUが登場した一方で、
密着のハードルも上がった。
「密着が決まったら、そこから地獄が始まる。
どうやって成立させようかとばかり考えるようになる。
きっとその緊張感がモニターを通じて伝わるから、
この番組は面白いんでしょうね」
と話し、五十嵐さんは成田を後にした。

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当然放送されるのは、
インタビューに応じた人だけなので、
次々とインタビューに応じているように見えるが、
実際は、取材NGが大部分を占めるようだ。

また、取材を受けた側、
特に日本在住者は、
「いつ放送されるのか」
とワクワクしながら番組を見ているに違いないが、
結局ボツになって放送されていものも多いだろう。

次のような別の記事も参照。

14年のNHK連続テレビ小説「マッサン」に主演した、
女優のシャーロット・ケイト・フォックス(31)が、
テレビ東京系バラエティー「Youは何しに日本へ?」の取材を
受けていたことが分かった。
「マッサン」のオーディションのため
日米を往復していた無名時代に
成田空港でマイクを向けられたもので、
当時の映像は無いが、
今回シャーロットが同局系ドラマ
「三匹のおっさん3〜正義の味方、みたび!!〜」(金曜・後8時)に
同様のシーンでゲスト出演する際に、
本人が明かしたという。

シャーロットは、「三匹の〜」で
外国人観光客をターゲットにした
民泊詐欺の被害に遭ってしまう女性を演じる。
来日シーンの空港で「You〜」の直撃を受けるが、
シャーロットがデビュー前に実際に直撃されていたことを告白。
当時はお蔵入りしたが今回ドラマ内で“出演”を果たした。

当時のスタッフは
「まさか『マッサン』の主演女優だったとは知らずに
インタビューをお願いしてしまいました。
そのときは出演が成立しませんでしたが、
今回フィクションではありますが
『You〜』に出演してもらえたのは夢のようです」とコメントしている。


「YOU〜」では、
思いがけず大物にインタビューしてしまうことがある。

↓はミランダ・カー

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↓はベネディクト・カンバーバッチ

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小説『騎士団長殺し』  書籍関係

[書籍紹介]

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村上春樹の新作。
と言っても、2月の刊行。

第1部 顕れるイデア編
第2部 遷ろうメタファー編
の2冊に分かれ、
それぞれ500ページで、計1000ページを越える大部。
400字詰め原稿用紙換算2000枚。

イデア:プラトン哲学で、時空を超越した非物体的、
    絶対的な永遠の実在。
    感覚的世界の個物の原型とされ、
    純粋な理性的思考によって認識できるとされる。
    中世のキリスト教神学では
    諸物の原型として神の中に存在するとされ、
    近世になると観念や理念の意で用いられるようになった。

メタファー:隠喩(いんゆ)、暗喩(あんゆ)ともいい、
      伝統的には修辞技法のひとつとされ、
      比喩の一種でありながら、
      比喩であることを明示する形式ではないものを指す。
          
妻に離婚を迫られた36歳の肖像画家の主人公は、
車で北海道や東北を1カ月半さまよったあげく、
美術大学当時の友人・雨田政彦(あまだまさひこ)の父親の
小田原郊外の山中の家を借り受ける。
父親というのは、
雨田具彦(あまだともひこ)という高名な日本画家で、
92歳の高齢。
今は認知症で施設に入っており、
その家は雨田具彦の自宅兼アトリエだった。

主人公はその屋根裏部屋から、
封印された「騎士団長殺し」というタイトルの絵を発見する。
大きさは縦横が1メートルと1メートル半ほどの、横に長い長方形。
飛鳥時代の服装の一人の若者が
老人を刺殺する瞬間を描いたその作品は、
不思議な魅力にあふれていた。

主人公は、どうやらこの絵は、
モーツァルトのオペラ「ドン・ジョバンニ」の中で、
ドン・ジョバンニに殺される騎士団長を描いたものだと理解する。
すると、絵の中に描かれている女性は、
騎士団長の娘、ドンナ・アンナで、
召使のような人物は、
ドン・ジョバンニに仕えるレポレロらしい。
また、絵の中には、地面の四角い穴から顔を出して
殺人を目撃している「顔なが」という謎の人物もいる。

やがて、主人公は雨田の息子の話から、
雨田具彦がウィーンに留学していた1930年代、
ナチスとオーストリアの併合に反対する学生たちの
ナチスの幹部暗殺計画が未遂に終わり、
日本に送還された過去に対する
老画家の怨念
この絵の中に埋め込まれているのではないかと推測する。

そんな中、夜中に鈴の音を聞いた主人公は、
雑木林にある祠の裏の塚の中から、
その鈴の音が聞こえてくることを確かめ、
塚を掘ると、
地中から石組みの石室が現れ、
中には仏具と思われる鈴が納められていた。

やがて、主人公の前に怪異と言える人物が現れる。
「騎士団長殺し」の絵を発見したことに連動して、
塚の封印を解いてしまったらしいのだ・・・

という話に、
主人公が高校生の頃に
先天性の心臓疾患で12歳で死んでしまった
妹・小径(こみち)への追憶、
離婚を迫られた妻・柚(ゆず)への執着、
北海道・東北をさまよっていた時期に交わった女性と
宮城県の海岸沿いの小さな町のファミリーレストランで遭遇した
白いスバル・フォレスターに乗っていた中年男性、
谷を隔てた向かい側の山にある豪邸の持ち主・
免色渉(めんしきわたる)の肖像画を描く話。
更に免色の依頼で、
反対側の谷を隔てた家にいる
美貌の少女、秋川まりえの肖像画を描く話、
何故免色がその豪邸に住むに至ったか、
秋川まりえに執着する理由等の謎、
雨田具彦のウィーン時代に対する探求、
戦前は洋画家だったが、戦後日本画家へと転身した謎、
具彦の3つ年下の弟継彦が、
徴兵で中国へ配属され、
いわゆる「南京虐殺」に無理矢理加担させられたことで
復員後に自殺、
等々の話がからむ。

ほとんど雨田の自宅兼アトリエを舞台に展開し、
物語の起伏は少ないが、
魅力的な人物と様々な謎に包まれて、
ページめくる手は止まらない。

やがて、物語は
現実と非現実の境界を越えていくのだが・・・

小さい時に死んだ妹への思慕が
妻を代理で愛し、
更に秋川まりえの関係に重なる
近親相姦的関係が低く低音を響かせる。

更に、「肖像画」を描く主人公が、
自分の描きたい絵画を求めて模索する姿も
背景に色濃く存在する。

免色の人物像も魅力的で、
次のように描写する。

彼が微笑むと、
目尻の皺がまた深まった。
いかにも清潔で裏のない笑顔だった。
しかし、それだけではあるまいと私は思った。
免色という人物の中には、
何かしらひっそりと隠されているものがある。
その秘密は鍵のかかった小箱に入れられ、
地中深く埋められている。
それが埋められたのは昔のことで、
今ではその上に柔らかな緑の草が茂っている。
その小箱が埋められている場所を知っているのは、
この世界では免色ひとりだけだ。
私はそのような種類の秘密の持つ孤独さを、
彼の微笑みの奥に感じとらないわけにはいかなかった。

(真実を知りたい、という主人公の主張に対しての免色の反論)
免色は微笑んだ。
「それはまだあなたがお若いからです。
私ほどの年齢になれば、
あなたにもきっとこの気持ちがおわかりになるはずです。
真実がときとして
どれだけ深い孤独を人にもたらすかということが」


まさに、春樹ワールド

読んだ後、
「騎士団長殺し」という架空の絵を
見てみたい、と思ったのは私だけだろうか。





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