釜山の慰安婦像  政治関係

今日、2日から訪韓していた娘が帰国しました。
↓は成田空港でインタビュー中の
「YOUは何しにニッポンへ」のスタッフ。

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今までも遭うことを期待していましたが、
ようやく出会えました。


さて、その韓国の話。

釜山の日本領事館前に設置された慰安婦像
違法だとして一旦撤去した地元自治体が、
市民からの圧力に屈して、
一転して像の設置を許可した。

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設置したのは公道であり、
許可なく設置するのは明らかに違法だが、
自治体が許可したことによって、
設置は「合法」となる。

しかし、慰安婦問題は
昨年12月28日の「慰安婦問題日韓合意」により、
「最終かつ不可逆的に決着させ」たはずである。
この合意の中で、
韓国政府が元慰安婦支援のため設立する財団に
日本政府が10億円を拠出し、
両国が協力していくことを確認。
既に10億円が拠出され、
元慰安婦と遺族に金が支払われている。

元々、日韓間の財産・請求権の問題は
1965年の日韓請求権・経済協力協定で、
「最終的かつ完全に解決済み」であり、
その当時、慰安婦問題は取り上げられていないほど
問題化していなかった。
その後、朝日新聞の誤報(虚報)などにより、
慰安婦問題は日韓の政治問題化し、
紆余曲折あったものの、
「合意」により、
政治的には「最終的かつ不可逆的に」解決されたものだ。

その際、ソウル特別市の日本大使館前にある慰安婦像について
「日本政府が、大使館の安寧・威厳の維持の観点から
懸念していることを認知し、
韓国政府としても、可能な対応方向について
関連団体との協議を行うなどして、
適切に解決されるよう努力する」
と尹炳世外交部長が公式見解を発表している。
                                        
それから1年。
ソウルの日本館前の慰安婦像は撤去されず、
韓国政府は「民間が行っていることで、あれこれ言えない」
と責任転嫁している。
慰安婦像の設置場所は公道である。
公道上に勝手に設置することは、
民間団体であろうと誰であろうと、
違法であることに変わりはない。
政府の権限で撤去することは可能なはずなのに、やらない。

慰安婦像が設置されているソウル市鍾路区の金永椶区長は
朴槿恵政権から移転の要請が来ても
移転させないことを表明。
金区長は、慰安婦像は道路占用許可が必要な施設物ではなく
芸術作品であり美学的価値があり、
歩行にも全く支障を来たしていないと述べている。
だとすると、「芸術作品」を標榜する者は、
公道であろうと、公共の施設であろうと、
どこにでも、その「作品」を設置出来ることになる。

しかも、慰安婦像を、
公共造形物に登録することを求める動きもあるという。
道路上に像を設置することは法律に違反するが、
公共造形物として登録されると、
これを撤去したり壊すことはできない。
江原道原州市では、
慰安婦像が公共造形物に登録されて市が管理し、
済州道でも慰安婦像の公共造形物登録が進められている。

考えてもみてほしい。
自分の家の門前に
何年も前の失策を非難する看板が設置されたとすれば、
どう思うだろうか。
そういう、いやがらせに近い、下品な行為なのだ。
そして、力に任せて強行するやり方は
「暴力」そのものだ。

そもそも設置は、国際法に違反している。
1961年に締結された「外交関係に関するウィーン条約」では、
第22条2項に、
「接受国は、どの様な侵入や損害についても公館地域を保護し、
公館の安寧を撹乱させたり、
品位の損傷を防止する為に、
全ての適切な措置を取る特別な義務を持つ」
と書かれている。
大使館前、領事館前に、
政治的威圧を意図したものを設置することは
明らかに国際法違反なのだ。

従って、
「民間が行っていることで、あれこれ言えない」は当たらない。
政府としては、国際法を守る立場で、
撤去しなければならないのだ。
義務として。
釜山の像については
「自治体が判断する問題だ」と
釜山市東区に問題解決を“丸投げ”している。
これでは、政府判断より自治体の判断の方が上になってしまう。

この背景には、
韓国では国際的な条約や合意よりも、
国民情緒が優先される、という「体質」がある。
特に問題に日本が絡んだ場合、
国民感情は絶対的な位置に置かれる。
根底には、日本に対しては
「何をしても許される」といった
一方的な考え方がある。
言い換えれば、「日本は何をしても引き下がる」という思い込みだ。
慰安婦問題をめぐっても、
日本政府はこれまで繰り返し謝罪してきたにもかかわらず、
「反省が足りない」「謝罪していない」と
事実に反することを言っている。

仮に、アメリカ大使館や中国大使館、ロシア大使館前に
何らかのいやがらせの物が設置されたら、
韓国政府は大慌てで撤去するだろう。
日本にだけは「何をしても許される」
という、被害者意識に裏打ちされた甘えがあるのだ。

このたびの釜山の日本領事館の前に慰安婦像を設置することは、
日韓合意の「不可逆的決着」に逆行する、
明らかに合意違反である。
ソウルの像が撤去されないのは、
「努力目標」としても、
像の「増設」は明らかに違反している。

国と国が約束した事柄を平然と破るのは、
韓国の国際的地位を失墜させることだ。
韓国が国際条約や合意を守ることができない国だということを
世界に発信することになる。
日本相手に溜飲を下げ、
盛り上がっているつもりだろうが、
韓国の国際的イメージを落としているのだ。

のみならず、朴槿恵政権への批判の中で、
野党や世論は、朴氏が日本と結んだ合意や協定を
「全否定」する動きを強めている。
文在寅(ムン・ジェイン)氏をはじめ、
次期大統領候補と言われる人たちは
こぞって日韓合意を否定している。
共に民主党は、慰安婦問題をめぐる日韓合意について
「政権交代後、必ず無効化するよう努力する」と宣言している。
朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長や
李在明(イ・ジェミョン)・城南市長らも
破棄や再交渉を主張。
与党から集団離党を決めた議員グループも
「追加協議が必要」と表明している。

時の政府が一国を代表して、
苦労の末到達した「合意」を
次の政府が簡単に破棄することなど出来るのだろうか。
日本側もいろいろ言い分はあるにしても、
妥協して合意に応じた、という背景がある。
当然、日本政府は破棄に応じない。
あとは韓国政府の合意「不履行」が残るだけだ。
そもそも「破棄」して、どうするのか。
日本政府が拠出した10億円を返そうというのか。
既に元慰安婦に支払われた分はどうしようとするのか。
まさか「食い逃げ」する気ではあるまい。

安倍首相の側近は「(韓国が) 詐欺を働いた」と言ったそうだが、
国家ぐるみの振り込み詐欺を平然と行う韓国に対し、
一旦は日韓合意を好意的に受け止めた賢い日本国民からも
必ず反動が起きるだろう。
 
日本は既に日韓合意を完全に履行して約束を果たした。
後は韓国が履行するだけだ。
しかし、反故、破棄となれば、
いかにお人好しの日本国民も
これ以上韓国とは交渉しても無駄であると悟るだろうし、
韓国が国家間の約束も守れない
不誠実で信用できない国であるかを世界に知らしめることになる。
それでも、韓国世論は、
それに気づかないだろう。
なにしろ、「日本に対しては何をしても許される」のだから。

実は、我が家では、
4月に家族で済州島に行く計画を立てていたが、
その旅行を見合わせることにした。
娘があるホテルに泊まる権利があるから、
ホテル代はかからないが、
飛行機代、観光費用で15万円はかかる。
もはや、あの国に1円も落としたくない
韓国映画も観ない。
キム・ジュンスは好きだし、
日本に来ればコンサートは行くだろうが、
もう韓国には行かない
どんなに新作ミュージカルがあったとしても、行かない。

今回の釜山の慰安婦の設置は、
怒りを通り越して、悲しかった
知恵をしぼり、努力し、恩讐を越えてなした「合意」が
国民レベルで、かくもたやすく反故にされるのか。
国際法を守らず、法律を守らず、
歪んだ民意を優先する国。
70年以上も前のことを、決して忘れず、
いつまでもいつまでも言い募る国。
何度謝罪しても、まだ「謝罪せよ」と迫る国。
かつて国家予算の3倍にあたる経済援助を日本から得たことなど
すっかり忘れてしまった国。
これは韓国人の民族性国民性の問題だと断じざるを得ない。

もはやかの国と付き合う必要はない。
私はあの国を見放すことにした。

おそらく釜山旅行を予定していて取りやめる人もいるに違いない。
ソウルに行くのも見合わせる人も出るだろう。
こうして民衆レベルで
韓国から心が離れていく
それは韓国自らが選択したことなのだ。






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