カンブリア宮殿『たこまん』  テレビ番組

テレビ東京の優良番組「カンブリア宮殿」から紹介。

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静岡県掛川市を中心に

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静岡県西部で17軒の店を持つ店があります。

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その名も「たこまん」

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たこ焼きではありません。
お菓子屋です。
行列が出来る繁盛店。

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和菓子もケーキも扱います。

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コンビニのスィーツが台頭している時代に
売り上げ26億円

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地元で取れた食材を使い、

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年賀やクリスマスや様々な祝い事に用いられる
地域密着型のお店。
なにしろクリスマスの時期には、
予約注文が1万2千もあります。

50人に聞いて、50人がファン。

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その社長が、この人、平松季哲(ひでのり)さん。

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社長室には椅子がなく、
立って仕事をしています。

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「みんなが立って仕事をしている時に
社長だけが坐って仕事をするというのが
自分自身で許されない」
といいます。

このあたりが、既に普通の社長とは違います。

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小池栄子が「たこまんさんの菓子の味の基準は?」と訊くと、
こう答えます。
「東京で試食してもらった時、
私どものお菓子を食べた、勉強会の一人が
“平松さんとこのお菓子は
超一流のホテルのような味だと思っていたけれど、
普通のお菓子ですね”と言ったんです。
私、その言葉を聞いて、ものすごく安心したんです。
私どもの近所、地域の皆さんに
親しんで毎日でも食べていただける、
そういう味にするには、
超一流のホテルの味では、
毎日手が出ないわけですね。
それよりも家族に子どもに孫に
いつでも持ってってあげれるような、
そういう味を目指したいな、と思っています」

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地域密着については、
「1万人くらいの町で父と母が創業し、
地域の人に育ててもらったという思いがあるので、
育ててもらったお客様を大切に
恩返ししていきたい、
そういうことで、地域密着になっています」


村上龍が、
1万2千個のクリスマスケーキを
ああして手作りで作って、
採算に合うのかと問うと、
「採算よりも、
本当にお客様に喜んでいただく。
また、(クリスマスのように)夢のある時に
思い切ってやる方が、商売冥利に尽きる」
といいます。

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お店の風景では、
店員の一人が、お客様が帰る時に、
自動ドアのスイッチを、ジャンプして切っている姿が
紹介されていました。

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足の悪い方や車椅子の方だと
自動ドアが閉まってぶつかる危険があるので、
ゆっくり安心して歩いていただけるよう、
スイッチを切ったとの説明。

すると、それを見ていた先輩店員が
カードを取り出して、
何かを書いています。

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そして、そのカードを、その店員に渡しています。

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渡したのは「ありがとうカード」

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それが、これ↓。

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「いい接客をしたな」と思ったら、
素直に書いて、自分の思いを伝えているのだといいます。
このカードはたこまんの社員が全員持っており、
上司、部下関係なく、
いいことをしたと思ったら、すぐに渡します。

もらったカードは専用のノートに貼り、保存します。

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そして、社員が一堂に会する忘年会の席上で、

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「ありがとうカード」を多く配った人を表彰します。
多くもらった人ではなく、
多く配った人を表彰するのです。

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これについて、平松さんはこのように言います。
「人間は相手のことを良く見える人と
欠点を見る人といろいろあると思うんです。
やはり長所を見る癖をつけると
人として幸せになれるのではないかと思うんです」

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これについては、村上龍が
「我々が海外に行くと、
最初に覚えなければならないのは、
サンキュー、ありがとという言葉なんですよね。
でも、海外から日本に働きに来る人が
最初に覚えなければならない日本語って、
“スイマセン”だというんです」
と言うと、平松さんが付け加えます。

「“すいません”はネガティブな言い方ですが、
“ありがとう”はポジティブです。
“ありがとう”を言い続ける人の方が幸せになりますよ。
みんなから喜ばれますから」

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「たこまん」とは、
先代(父親)が昭和の初め、
浅草に修行に行った時、
おかずに初めて酢だこを出され、
そのあまりのうまさに感激し、
自分が店を出す時には、
酢だこのおいしさをお客様に一杯に満たしたい、
という思いから、
「たこの味を満たす」というで「たこ満」
と名付けたのだといいます。

その父の創業した店で、
二代目をついだ平松さんは、
東京で修行した後、
2号店を任され、大繁盛しました。
工場はフル回転しますが、
ある日、社員の一人が突然辞表を提出
「もう付いていけません」の言葉と共に。

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6人いた社員のうち、5人が辞めました。
2号店の経営に熱中するあり、
社員に無理をさせていたことに気づかなかったのです。

悩んだ平松さんは、先輩経営者に相談しました。
すると、このような言葉をもらいました。

「もっともっと従業員に
自分の気持ちを伝えていかないといけない。
“俺が俺が”の、我(が)を捨てて、
“おかげおかげ”の、下(げ)で暮らせ」

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相談に行った帰り道、
ずっと泣いて運転して帰って来たといいます。

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社員のおかげで会社は成り立っている、

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そう気づいた平松さんは、
時間があれば現場を周り、
社員と言葉を交わすようになります。

社員の一人のご婦人は言います。
「体調はいいのか、ってすごく心配してくれるんです。
こうやって声をかけてくれるって、ありがたいです。
社長がいるから、辞められない」

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そして、会社の理念としたのが、
「ひとりのお客様の満足と
 ひとりの社員の幸せ」

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閉店後、工場にケーキ作りの社員が集められて、
次の季節の商品作りを依頼され、

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新入社員、古参社員関係なく、
試作品が並びます。

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平松さんの試食で、全員合格。

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入社1年目の社員が
その喜びを語ります。

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“社員の幸せ”が“客の満足”を生みだします。

村上龍の収録後の後記

ひとりのお客様の満足と
ひとりの社員の幸せ、
たこまんの経営理念は、
一見、平凡だが、
非常に重要なことを語っている。
わたしたちの社会は
ずっとこれまで
「全員の満足」「みんなの幸せ」を謳ってきた。
この傾向に変化が見られる。
否応なく「個の時代」がはじまっている気がする。
たこまんは、特定の層ではなく
万人に愛される味を追求しているが、
「平均点」を目指したものではない。
作り手の独断を排し、
徹底して顧客の側に立って
考え抜いた味であり、
まさにそれが「個の時代」をリードする要因と
なっているのだと思う。

「カンブリア宮殿」、いい番組です。





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