インド旅行記Kまとめ・「罰ゲーム」  旅行関係

インド旅行をすると、
「魅了された」という人と
「二度と行きたくない」という人と
はっきり二派に分かれるるといいます。
それほどカルチャーショックは大きいということでしょう。

私は2度目ですが、
娘は初めてで、
とにかく「カオス」ぶりには驚いたようです。

インド旅行にはカミさんも誘いました。
答は
「そんな罰ゲームみたいなところには行きたくないわ」
というものでした。

「罰ゲーム」とは言い得て妙で、
確かに、忍耐、苦行ともいえる部分は、
「罰ゲーム」といえなくもありません。

そこで、今度のインド旅行を
「罰ゲーム」という言葉でまとめてみることにしました。

罰ゲーム・その1:カレー責め

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とにかく2回ほどを除いて、朝昼晩カレーばかり。
もっとも、日本で言う「カレー」とは趣が違います。
日本で「カレー」と言えば、
「カレーライス」のことを指すのが一般的ですが、
毎食カレーライスだったわけではありません。

カレーまたはカリーは、
多種類の香辛料を併用して
食材を味付けするという
インド料理の特徴的な調理法を用いた料理に対し、
欧米人が名付けた呼称です。

つまり、「カレー」とはインド人にとっては外来語で、
自国の料理にはサーグ、サンバール、コルマ、ダールなど、
それぞれに固有の名称がついており、
「カレー」という料理はありません。

つまり、インド人には、
自分たちで「カレー」を食べている、という認識はありません。
従って、外国人から見たら、
出て来る料理は「カレー」そのものでも、
インド人はそう思って出しているわけではないのです。

しかし、日本人の私から見ると、
朝昼晩と「カレー」を食べさせられた、という認識で、
香辛料のきつい食べものばかり食べていると、
日本のさっぱりとした料理を食べたくなります。
具体的には、
旅行の半分くらいから、
そうめんや冷や麦を食べたくてならなりませんでした。

帰国後、最初にそうめんを食べたのは言うまでもありません。


罰ゲーム・その2:下痢への恐怖

とにかく事前にネットのインド旅行記を読むと、
下痢の記事ばかり。
下痢でずっとトイレにこもりっきりとか、
移動中、便意で苦しんだとか、
そんな記述があふれています。

下痢の原因は、
水と香辛料と油だといいます。

そういえば、以前、インド〜ネパールの旅行をした時、
カトマンズで食べたラーメンで下痢をしました。
一口食べて、「あっ、この油はやばいぞ」
と感じた数時間後、
ホテルに駆け足で帰ることになってしまいました。

とにかく、水が一番大きな原因だというので、
常時ミネラルウォーターを用意。
それ以外は一切の水物を口にしませんでした。

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シャワーを浴びる時も
水が口に入らないようにきっちりと口を閉じ、
歯磨き後のすすぎもミネラルウォーターを使用。

氷も水道水を凍らせた可能性が高いので、
コーラ類も壜から直接飲みました。
旅行の終わり頃、
日本に帰国したら、
氷で一杯のコップにコーラを注いで飲みたい、と思っていましたが、
帰りの飛行機でコーラを注文したら、
CAさんが「氷はどうなさいますか」と訊きます。
「日本の氷ですか」と尋ねると、
CAさん、にっこり笑って、
「大丈夫ですよ」と。
氷と共にコーラを飲むという願望は、
帰りの飛行機で満たされました。

というわけで、細心の注意をしたので、
私も娘も下痢をせずに無事帰国しました。

罰ゲーム・その3:水シャワー

今回、安いツアーであったせいもあるかもしれませんが、
ホテルが大変ボロかったです。
なにしろ一泊1000円から5000円のホテルなので、
設備が古い
エアコンはすさまじい音を立て、
天井にある扇風機の音と一緒になると、
グルングルングルングルンと
バウバウバウバウという音が重なって、
まさに室内は嵐状態。

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その上、お湯が出ません。
4都市のうち3都市のホテルが
ぬるま湯どころか「ぬるま水」です。
1カ所など、タンクの電源が抜いてあり、
手の届かないところなので、
最初から湯を出す気持ちがないらしい。

デリーのホテルはお湯が出て、
お湯のありがたみをつくづく感じました。


罰ゲーム・その4:道路の喧騒

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とにかく道路をありとあらゆるものが通ります。
乗用車、トラック、三輪タクシー、
オートリクシャー、サイクルリクシャー、
牛車、大八車、
それに牛、犬、羊、豚、ラクダや象まで。
それらが車線を無視してひしめきます。
当然生き物だから落とすものがあり、
ぷ〜んと糞臭、尿臭がし、
歩くのに苦労します。
そして、ひっきりなしのクラクション
ビービービービー。
その意味は「警笛」ではなく
「行くぞ、行くぞ、どけどけ」の意志表示。

インドの人が日本に来たら、
静かな道路で驚くでしょう。

ラジオで聴いた話:
新婚旅行にインドに行ったら、
奥さんが空港からホテルまでの道でまいってしまい、
ホテルから一歩も出ないですごしたといいます。


罰ゲーム・その5:価格交渉

道を歩けば、左右から声をかけられます。
モノを売りつけようという人々。
あるいはボートに乗らないか、
リクシャーに乗らないか。
乗るのにも価格交渉で、
外国人はカモだから、
3〜5倍にふっかけます。
そして、嘘をつく
目的地に着いて、価格を吊り上げようとする。
50ルピー、つまり100円くらいのことで、
いやな気持ちにさせられます。

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商品も値段を明らかにした方が売れるのでは、
というのは日本人の考え方で、
高く売れれば、儲けが増える、ということ。
適正価格、などという概念は皆無です。

日本のような値札で価格を明らかにする、
という世界は別世界です。

それは、アラブもインドも中国も同じです。


罰ゲーム・その6:ガン見

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「人の顔をじろじろ見るのは不作法だ」
というのは、日本人のモラルであって、
インド人はそんなことは考えないで、
人の顔をガン見します。
それもごく近くで。
30センチくらいからでもガン見します。
特に日本人の女性は着ているものや雰囲気が珍しいらしく、
男女を問わずガン見します。
あのきつい目で。


まあ、これらも「文化の違い」と思えば楽しめるわけで、
終わってしまえば、
罰ゲームも笑い話。
そういう意味で私は大丈夫でした。

今回行った世界遺産は7つ

アグラ城塞
タージ・マハル
ジャイプールのジャンタル・マンタル
ラージャスターンの丘陵城砦群
デリーのクトゥヴ・ミナールとその建造物群
デリーのフマユーン廟
赤い城の建造物群

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予備知識↓
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デリーからベナレスへ↓
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ベナレス↓
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アグラ↓
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ジャイプール↓
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デリー↓
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