小説『インフェルノ』  

昨日はフィレンツェの美術館の映画を紹介しましたが、
今日はフィレンツェを舞台にした小説を紹介します。

〔書籍紹介〕

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ダン・ブラウンによる
ハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授シリーズの第4作
前3作は、「天使と悪魔」(2000)「ダ・ヴィンチ・コード」(2003)「ロスト・シンボル」(2009)。

「天使と悪魔」がベルニーニの彫刻や建物を巡るローマを舞台にした謎解き、
「ダ・ヴィンチ・コード」が、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵を巡るパリ、ロンドンを舞台にした謎解き、
「ロスト・シンボル」が、フリーメイソンの失われた象徴を巡るワシントンDCを舞台にした謎解き、
に対して、
今度は、イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリ

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が残した叙事詩『神曲』

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に隠された暗号を巡り、
フィレンツェヴェネチアイスタンブールを舞台にする謎解き。
ボッティチェリらの美術品や建築から
「神曲 地獄篇(インフェルノ)」に関する暗号を読み解きながら、
秘められた謎を解明していくというものだ。

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土曜日の夜、米マサチューセッツ州の
大学キャンパスを歩いていたはずのラングドンは、
月曜未明、悪夢にうなされて、
遠くイタリアのフィレンツェの病院で意識を取り戻した。
その間のラングドンの記憶は失われており、
頭部にはその原因と思われる銃創を負っていた。
混乱しているラングドンを刺客が襲う。
一人の医師が銃殺されるが、
美女シエナ・ブルックス医師の機転によりラングドンは窮地を脱する。
ラングドンの上着には記憶にない隠しポケットがあり、
そこには奇妙なものが収められていた。
バイオハザードのマークが付いた筒状のもので、
中から特殊なプロジェクターが出て来た。
壁に投影すると、
ボッティチェルリの「地獄の見取り図」が映し出された。

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しかし、絵は改竄されており、
そこに現れた文字から、ラングドンは
ベッキオ宮殿の五百人広間にある一つの絵を指し示す。
宮殿に向かおうとする二人を黒衣の一団が襲い、
ラングドンとシエナは逃走して、ベッキオ宮殿に向かうが・・・

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というわけで、
のっけからラングドンは「記憶喪失」で
2日間の記憶が失われているという、やや強引な設定。
そして舞台はピッティ宮殿

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とボーボリ庭園、

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ヴェッキオ橋の

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ヴァザーリの回廊、

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ベッキオ宮殿の

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五百人広間、

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サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

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ジョットの鐘楼

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サン・ジョヴァンニ洗礼堂

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へとめまぐるしく変化し、
二人はヴェネツィアに向かうことになる。

やがて、億万長者の生化学者ベルトラン・ゾブリストの
人類滅亡に対する処方箋としての
あるウィルスの開発と
それを阻止しようとするWHOの活動、
更に国際機関「大機構」の陰謀に
ラングドンが巻き込まれたことが分かるが・・・

そして、舞台はヴェネツィアのサン・マルコ広場、

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サン・マルコ大聖堂

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イスタンブルのアヤソフィア、

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地下宮殿

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へと変転する。

とにかくダン・ブラウンの博識が強烈に炸裂する。

人類滅亡の原因が「人口」にあることは斬新。

フィレンツェやヴェネツィア、イスタンブールの名所が舞台になるので、
それだけでも旅行気分を味わえる。

そして、後半、えっ、そんなことが、と驚かされる
なにしろ、ある部分で、
全ての読者が前のページをめくってみること必定。
そして、ある時点で物語がぐるりと変転する。
相当強引。無理もある。
ご都合主義そのもの。
一つ間違えれば、ストーリーが破綻する。
まあ、ダン・ブラウンですからね。
よしとしましょう。

人類は救われるのか?
だとしたら、その方法は?
その解決法はちょっと意表をつく。
まあ、読んでのお楽しみに。


「ロスト・シンボル」の紹介ブログは、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20100323/archive

ローマで「天使と悪魔」で描かれた場所を巡った
個人的ツアーについては、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20070530/archive


ところで、第3作「ロスト・シンボル」より先に
第4作「インフェルノ」の映画化が既に済んでおり、
10月28日、全世界同時公開。

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ロバート・ラングドンは前2作につづいてトム・ハンクスが演ずる。

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シエナ役には、「博士と彼女のセオリー」のフェリシティ・ジョーンズ

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(シエナのフルネームはフェリシティ・シエナ・ブルックス。
たまたまの偶然。)

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/Dhtd_ztIoPs





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