映画『神様メール』  映画関係

〔映画紹介〕
                    
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ベルギーとフランスとルクセンブルク(!)の合作。

神様はベルギーのブリュッセルのアパートに住んでいた。
そして、パソコンを駆使して世界を管理していた。
(パソコンが発明される前は、どうやって管理していたんだろうね)

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家族は女神の妻と10歳の娘エア
息子は2000年前に家出し、キリストになった。

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エアは高圧的な父を嫌い、家出を考える。
立ち入り禁止の父の部屋に忍び込んだエアは、

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全人類にそれぞれの余命を知らせるメールを送信し、
家を飛び出してしまう。
携帯電話やパソコンで余命を知った人間は混乱するが・・・

という、予想することもできない発想の映画。

まず、「神様」が、根性のねじ曲がった中年オヤジというのが面白い。
いろいろ妙な法則を作ってはパソコンで指令するが、
それがことごとく人間を困らせる意地悪なものだというのも笑える。
余命を知った人間たちは、
それぞれ反応する。
中には余命が長いことを逆手に取って、
命懸けの実験をする者もいる。
いくら自殺しようとしても、
余命があるから、ことごとく助かってしまう。

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神の部屋と俗世界をつなぐルートはコインランドリーの洗濯機。
そして、家出したエアが6人の使徒を獲得する過程が興味深い。
冷たい夫を離れてゴリラと恋をする有閑マダム、
子どもの頃以来の「殺し屋体質」からスナイパーに転身する保険屋、
セックス依存症の原因となる子どもの時の運命の出会いを果たす男、
女の子になりたい余命わずかな男の子
鳥を追って北極まで行く男・・・
変わり者ばかりだ。

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使徒を獲得するたびに、
元の家に飾ってある
「最後の晩餐」の絵の中の使徒の数が増えていく、というのも面白い。

一方、エアを追った父(神)は浮浪者扱いされ、
ウズベキスタンで強制労働にあう。

使徒を6人増やす理由が笑える。
そして、最後に女王がしたことは・・・

思いがけないクライマックスに、
心地よく酔わせてもらった。

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原題の意味は「新・新約聖書」
使徒の話は「○○の福音書」と記され、記録される。

と、遊び心満載の映画。
「八日目」を作ったジャコ・ヴァン・ドルマル監督の
豊かな発想力に裏打ちされた、珍品である。

5段階評価の「4.5」

予告編は↓をクリック。

https://youtu.be/18WpTeyxQo8

現地ポスター↓。

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