SMAP考  様々な話題

解散問題で揺れるSMAP
昨夜のフジテレビ「SMAP×SMAP」に生出演し、
心境を述べた。

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まず、木村拓哉が
「先週からお騒がせしました。
このままだと空中分解になりかねない状態だと思いましたので、
5人がしっかり顔をそろえて
皆さんに報告することが何より大切だと思いました」
と述べた。

2番手は稲垣吾郎。
「僕たちのことでお騒がせしてしまったことを申し訳なく思っております。
これからの自分達の姿を見ていただき、
応援していただけるように精一杯頑張ってまいります」

3番手に香取慎吾。
「本当にたくさんの方に心配していただき、
申し訳ございませんでした。
これから皆さんと一緒に笑顔を作っていきたいと思います」

4番手はリーダーの中居。
「今回の件でSMAPがどれだけたくさんの皆さんに
支えていただいているか強く感じました。
本当に申し訳ございませんでした。
これからもよろしくお願いいたします」

5番手は草なぎ。
「ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて
ここに立てています」

最後に木村が。
「これから自分たちは何があっても前を見て、
ただ前を見て、進みたい」
と言って締めくくった。

木村が中央におり、
リーダーのはずの中居は端。
しかも順番が
締めの最後ではなく、3番目。

「存続する」とも
「解散しない」とも
明言しない不思議さ。

結果としては
「存続ということ」
らしい。

ひたすら謝罪する4人の表情の痛々しさだけが印象だった。

もちろん、当事者だけにしか分からないがあるだろうが、
傍観者として勝手なことを言わせてもらいたい。

騒動の発端である
SMAPの育ての親とされる女性マネジャーI氏の退社。
それに中居ら4人が追随したのだというが、
本当だとすれば、
I氏は間違っている。
会社から独立する際、
スタッフや顧客を連れて出るのは、
道義に反する。
4人が「一緒に出る」と言ったとしても、
「それはいけない」
と言うのがこのマネージャーの立場だ。

確かに「私が彼らを育てた」という自負があったとしても、
それは「ジャニーズ事務所」という看板があってのこと
そこを自分の力だ、と勘違いしてはいけない。

まして、反旗を翻して出たとしたら、
その後、絶大な力を持つジャニーズ事務所の報復が待っており、
4人の前途はなかっただろう。
自分が育てたSMAPを愛しているのなら、
自重すべきだった。

だから、I氏側、4人側に非があるにしても、
今度の番組でのやり方は、
4人にひたすら「謝罪」させたもので、
自分の事務所の看板スターに
恥をかかせた措置は疑問が残る。

番組後、
BPO放送倫理・番組向上機構のサーバーがダウンし、
一時的にウェブサイトがつながらない事態となったという。
BPOは、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する第三者機関。
リーダー中居正広らメンバーの疲れ切った表情や、
SMAP解散、存続に関する明確なコメントがないまま
謝罪だけが行われた不自然な光景に
「パワハラ的」と感じた多くの人がBPOのウェブサイトに殺到したとみられる。

ネット上では
「見せしめ」
「公開処刑」
「お通夜」
「私が知っているSMAPじゃない。まるで別人」
「見ていられない」
「納得できていないまま立っているのが分かる」
「言わされている感じ」
など
「生放送での公開パワハラ」と受け止めた人も多かったようだ。

メリー喜多川・ジャニーズ副社長は89歳だという。
第三者のいる前でI氏に対して、
「(娘で副社長の藤島ジュリー景子氏と対立するなら)
SMAPを連れて事務所を出て行け」

と叱責したこともある。
寅さんではないが、
「それを言っちゃあ、おしまいよ」
というようなことを言ったわけで、
経営者失格。
いかに89歳の高齢者といえども、
許されることではあるまい。
「老害」と言われてもしかたない。

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いろいろな事情が働いて、
とりあえず存続となったようだが、
もし解散・脱退となれば、
4人が芸能界から締め出されるのは目に見えており、
そういう事態を見ずに済んだだけでも、
よかったと思う。

昔の隆盛を誇った渡辺プロでも
独立した歌手に対する締め出しなど頻繁にあった。

韓国でも東方神起を脱退した3人に対する
音楽番組からの締め出しは今だに続いている。
韓国一の芸能事務所、
SMエンタテインメントの妨害によるものだ。
「活動の妨害をしてはならない」
と韓国公正取引委員会の勧告があり、
裁判の結果、和解し、
「お互いの活動の邪魔はしない」
と決めていながらこの始末だ。
最近では通称「JYJ法」なる法律が国会で決議され、
具体的にはJYJの活動に対する妨害が禁止されたにもかかわらず、
JYJは地上波テレビの音楽番組には出演できない。
それに対してSM側は
「当社が要請したわけではない。
テレビ局側が自分からひれ伏して配慮するのだから仕方ない」
と言っているようだ。
最近でも、
韓国の歌手表彰のイベントで、
ファン投票による人気歌手としてジュンスが選ばれながら、
その表彰式への出演のオファーはなかったという。
どんなにSMが妨害していないと言っても、
あまりの不自然さだ。

東方神起の場合は、
その契約期間の長さ、
待遇などが不満で3人が反旗を翻した。
どんなに賞を取り、ヒット曲を出しても、
ギャラがマイナス(経費が引かれてマイナス)だったことなどが
原因だ。

それに対してSMAPの場合は、
適切というか潤沢なギャラは支払われていたはず。
木村が「事務所と争ったわけでもないのに出ることはない」
と言ったのはうなずける。
後はメリー氏とI氏の確執が原因だとしたら、
あまりにファン無視というものだろう。

生放送での4人の表情から
問題が解決したとは思えない。
9月の契約満了で
もう一波乱ありそうな予感がするが、
その時は、
本人は芸能界から去る覚悟でのぞまなければなるまい。
それほど現在のジャニーズ事務所の力は強い。

もしかしたら、
契約満了時に出るつもりだったのが、
途中で発覚して、
今度のような経過になったのかもしれない。
契約更改時に変更するのは、
対等の権利だ。
もし9月の満了時に
誰か一人でもSMAPから出る人があり、
その者に対してジャニーズ事務所が報復措置をしたとしたら、
今度は非難されるのは事務所の側だろう。
その場合、彼らには脱退する自由さえないことになる。

韓国でのSMによるタレントへの懲罰で
タレント生命を断たれた人は多い。
テレビに出なくなれば、ファンは離れる。
SMを飛び出た後、JYJは続いているが、
一つは本人たちの実力があったこと、
もう一つはファンが離れなかったことが大きい。
そういう意味で、
「JYJのファンはすごい」
と韓国でも評価が高い。

ナマ放送の最高瞬間視聴率は37.2%だったという。
中国問題に端を発する経済の減速や
シリア難民問題のある中で、
1タレントグループの去就が
これだけ世論を騒がすとは、
日本は平和な国だと言わざるを得ない。





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