『007 スペクター』  映画関係

〔映画紹介〕

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冒頭、前作のエンディングで登場した
「ガンバレル・シークエンス」
13年ぶりに冒頭に出て、期待が高まる。
これは、スクリーンの中を横切るジェームズ・ボンドが、
こちらに向かって銃を撃つと、
上方から血が流れ落ちるという、
ライフルの刻まれたガンバレル(銃身)の中から
写した形の映像になっているため、こう呼ばれるもの。
やはり、007はこれで始まらないと。

これを始めとして、
全編、過去の作品へのオマージュがあふれる。
題名からして
長い間権利関係で使えなかった名称を久々に復活。
ちなみに、「スペクター」の意味は、
「幽霊、亡霊、妖怪、お化け」の意。

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冒頭、メキシコシティの「死者の日」のパレードの映像が素晴らしい。

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高い位置から、山車の骸骨を捕らえ、
群衆の中を進み、
向こうから来た人物に近づき、
それとすれ違った仮面の男女に代わり、
後について行くと、
建物内部に侵入し、部屋に入り、
仮面を取ると、ジェームズ・ボンド。
情事を求める女を置いて、
窓から外に出たボンドは、
屋根づたいに歩き、

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向かいの建物の標的を捕らえる。
ここまでがワン・カット
3分か、5分か、
かなり長いもので、
DVDが出たら計測してみよう。

クレーンに乗ったステディカムのカメラマンが地上に降りて、
人物の後をつけ、
窓から外に出て、屋根をつたい、ボンドを追う。
そのカメラの操作だけでも大変なところに、
屋根の下の群衆の処理など、
一体どんなリハーサルをしたのだろうかと訝る。
ワン・カットは途中で途絶えるが、
襲撃とビルの崩壊までワン・カットで通したら、
歴史に残るショットとなったことだろう。

ビルが倒壊し、
ボンドの足元が崩れて、
ボンドが捕まって宙ぶらりんになるシーン、
上空での格闘で
大群衆の上をくねくねと飛行するヘリなど、
どうやって撮ったんだだ、というシーンが続く。
製作者の発表では、CGではないという。

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その後、ローマでのカーチェイス、
オーストリアの雪山中での追跡、
北アフリカを行く列車内での格闘、

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砂漠のクレーター内にあるスペクター基地での爆破、
(この爆破シーンは「映画史上最大の爆破シーン」として
ギネス世界記録に認定された。)
破壊されるMI6の本部ビルの中での
時間との戦いの救出劇、
テームズ河でのアクションと
148分の上映時間がぎっしりと見せ場の連続
「007」のブランドを守るために、
また観客を楽しませるために
製作陣が知恵を絞って
「今までにない映像」
「かつてないアクション」
を目指す姿勢は素晴らしい。
堪能した。

監督はサム・メンデス

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「アメリカン・ビューティー」の
演劇畑出身の監督が
「スカイフォール」に続き、
こんな映画を撮り、成功させるとは。

ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグは、

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すっかりボンド役がはまったが、
この人の性格だろうか、それとも容姿ゆえか、
昔のボンド映画に比べ、
暗い印象となっている。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=eAQBc3affUU

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