『ラスト・ナイツ』  映画関係

〔映画紹介〕

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紀里谷和明監督が、
ハリウッドデビューを果たした。
しかも、コスチューム・プレイで。
(コスプレとは意味が違い、
西洋の時代劇歴史劇のこと)
もちろん、英語で、ハリウッドのスターを使ってである。

舞台は中世ヨーロッパ。
騎士たちの時代。
ある帝国で、強欲な大臣から賄賂を要求されたが、
それを断ったバルトーク卿は
大臣と城内で争い、刀を向けてしまう。

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皇帝により反逆罪に問われて死刑判決が下され、
臣下の騎士隊長ライデンの手で斬首される。
バルトーク卿の領地は奪われ、
臣下も散り散りばらばらになってしまう。
大臣はその後首相となり、
ライデンたちの復讐を恐れて警護を固める。
ライデンは酒に溺れる毎日を送り、
妻にも愛想を尽かされたライデンの姿を見て、
警護の兵は解散した。
そこを狙ってライデンと他の騎士たちは集結し、
大臣の居城を襲い、
主君バルトークの仇を討とうと、
「討ち入り」する。

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もうお分かりだろう。
西洋版「忠臣蔵」である。
カナダ人の2人の脚本家が「忠臣蔵」を題材に
脚本を書いたという。

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紀里谷和明監督の前作「CASSHERN」「GOEMON」は未見。
見る気が起らない作品だった。
その上、映画をなめた発言を繰り返し、
日本映画界から総スカンを食らった人。
その経緯はバラエティの「しくじり先生」で詳しい。

「しくじり先生」での発言は、↓をクリック。

http://realsound.jp/2015/08/post-4133.html

その紀里谷監督がどういう経緯でハリウッドに招かれたのか知らない。
一抹の不安はあったが、
予告編がなかなかの出来だったので観に行った。

予告編は↓をクリック。

https://www.youtube.com/watch?v=I6clk-iZUpA&feature=player_embedded

ほう、なかなかやるな、というのが感想。
冒頭の活劇から始まり、
皇帝の招きに応じて都に向かい、
雪の荒野の中を行く騎馬の列など
けれん味たっぷりの描写が続く。
中世の雰囲気を充分に伝える映像になっている。

演ずる俳優たちがいい。
隊長ライデンにはクライヴ・オーウェン

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主君の命を自分の手で奪ってしまった宿命に耐え、
いつわりの放蕩に身をくずす騎士の姿が哀愁をこめている。

バルトーク卿にはモーガン・フリーマン

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腐敗した政治に反抗して
公正を貫く高潔な領主の姿を誇り高く演じた。

大臣の側近の騎士に伊原剛志。

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実はライデンの気持ちを一番理解していたのが
敵方の警護の騎士だったという皮肉。

その他、ライデンたちを影で応援する重臣にアン・ソンギ

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国際色豊かなキャストをちゃんと使いこなし、
壮大なスケール、重厚感を醸し出し、
美術セットや衣装も豪華。
アクションは日本刀ではないが、
日本の殺陣そのもの。
まさに、騎士道=武士道ということを具現化する。
彼等はノブレス・オブリージュ(高貴な者の義務)を果たそうとするのだ。

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ただ、「忠臣蔵」を意識するあまり、
分かりきった結末はもう一ひねりが足りない。
それは脚本の責任だが、監督の責任でもある。
自然光を重視した撮影はなかなかのものだ。

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日本の監督のハリウッドデビューを及第点で飾ったことで、
大甘だが、5段階評価の「4」

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バック・トゥ・ザ・フューチャー・イン・コンサート  映画関係

今日は昼前、
娘と二人で国際フォーラムへ。

昼食は、ここ、国際フォーラム脇の高架下の「ねぎし」で、

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しろたんセットと

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トリプルミックス。

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それからホールAに移って、

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バック・トゥ・ザ・フューチャー・イン・コンサート2015

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「1950年代又は80年代のファッションて参加しよう」との呼びかけ。
下に小さく「ドレスコードは強制ではありません」と書いてあります。

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しかし、ほとんどの人が普通の服装。
↓の人が特別。

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マーティの服装である
赤いダウンベストを着た人が何人かいました。

入口で配っていたもの。

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国際フォーラムのホールAは、
5千席もあります。

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今回の席は↓。

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私は国際フォーラムAホールでは、
「タイタニック」の試写会で1階の後方で観た以外は、
ことごとく2階席。
今日の良席がゲット出来てのは、
追加公演が発表されて
すぐにアクセスしたからです。

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座席はテーブルを引き出せます。

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いよいよ開始。

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本日の趣向は、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」公開30周年を記念して、
映画を上映して、
音楽を生演奏で聞かせようというもの。

ニコラス・バック指揮の
新日本フィルハーモニー交響楽団80名の演奏は
なかなかのものでした。
このイベントのために、
作曲者のアラン・シルヴェストリ
15分位音楽を追加したということです。

指揮者はイヤホンを着用してシンクロさせるのかと思っていたら、
そうではなく、
指揮台の前のモニターに
線や丸が出て移動、
それに合わせて指揮をしていました。

ただ、スピーカーを通しての音が大きすぎ、
生演奏感はあまりありません。
スピーカーの位置を工夫した方がよかったのではないのか。

演奏家の持続力のためか、

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途中休憩が入ります。

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小学生だった娘は
ビデオでこの映画を「17回観た」と言っていました。

しかし、何度観ても面白い。
30年前にタイムスリップしてしまった主人公が
元の時代に戻るための方策と
若い頃の父と母をくっつけないと
自分たちが消えてしまう、
という危機の回避のための悪戦苦闘とを
見事な脚本で描いてみせます。
マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
この作品以上の作品に出会っていません。
ロバート・ゼメキスの演出も見事。
しかし、それ以上に感じたのは、音楽の素晴らしさ
要所要所で映画を盛り上げ、
観客を興奮させる。
生演奏でのコンサートが成立するわけです。
特に、エンドクレジットが
あんなに盛り上がるとは。

次のコンサートの予告で終わり。

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退場する観客たち。

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国際フォーラムの中庭に出来た人だかり。

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デロリアンだ。

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中庭で展示中。

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時間旅行の行き先が今日になっています。

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映画を観ながらのコンサート、
どうやらブームになっているようで、
来年4月10日には「タイタニック」が、

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4月29・30日には「ファンタジア」が、

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8月5〜7日には
「インディ・ジョーンズ レイダース/失われたアーク<聖櫃>」と
「E.T.」の生演奏付き上映会があります。

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どの映画も音楽がモノを言っている作品なので、
大いに盛り上がることでしょう。

タグ: 映画

航空会社評判記D中国路線  旅行関係

特集5回目は、
中国、台湾、香港、マカオの路線です。

エバー航空:総合評価平均3.9

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良い感想:
接客がとても親切でした。
一番驚いたのは、
一番最後に飛行機をおりた私に、
エバー航空のオリジナルトランプをいただいたことです。
機内食もとてもおいしく、
楽しい空の旅を満喫できました。
航空会社のランキングでも上位に入っている会社です。
台湾に行くならエバー航空を
第一選択肢の候補にして間違いないと思います。
(10代男性)

悪い感想:
行きも帰りも客室乗務員はツンケンしてて
キレ気味対応。
食事マズイ。
ブランケットに汚れあり。
ブランケットください、という客に
面倒くさそうに無言で渡す。
アナウンス多くて
映画見終わらないのに
到着10分以上前にイヤホン回収するは最悪でした。
もう二度と使いません!!
(30代女性)


チャイナエアライン(中華航空):総合評価平均3.7

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良い感想:
台湾への旅行で複数回使っています。
添乗員の方々は優しく、
日本語しか使えなくとも問題ないので安心だとおもいます。
帰りのご飯は日本のご飯と台湾のご飯が選べました。
台湾の鶏肉料理がとても美味しかったです。
シートの広さは平均的な日本人男性にはちょうどいいと思います。
機内スリッパを頂けます。
(20代男性)

悪い感想:
往復同じチャイナだったが、
往路はアテンダントの態度に唖然。
サービス業とは思っていない
日本人女性アテンダントの高慢な態度に憤激。
ご飯は、炊けていなかったし、
モニターが写らないので方法を聞いたら
調べてきますと言ったきり。
足が前に行かず開いてかろうじて座る。
(60代男性)


キャセイパシフィック航空:総合評価平均3.4

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良い感想:
飛行機は、とても綺麗で清潔でした。
CAさんのサービスも丁寧でした。
機内食も美味しかったです。
エンターテイメントも
日本の歌・アニメ・日本語対応の映画も結構ありました。
香港行く時は、毎回乗っていますが今回も期待通り!
とても良い航空会社です。
(30代男性)

悪い感想:
以前から何度も利用していますから、
最初からレベルの高い接客は期待してませんでした。
しかし、今回は行きも帰りも
あまりにもひどい接客態度であきれ返りました。
ここまで乗務員のクオリティが低いのは、
この会社に給与面などの
構造的な問題があるように思えます。
気持ちの良い旅をされたい方は、
避けたほうが良い航空会社です。
(50代男性)


春秋航空:総合評価平均3.4

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良い感想:
初めて利用しましたが、
コストパフォーマンスはとてもいいと思います。
座席は確かに狭いですが、
普通の体型の女性でしたら問題ないと思います。
ただ、シートが固くて3時間弱でしたが
フライト後半お尻が痛くて痛くてこれは少し辛かったです。
機内食は40元で確か4種類ありました。
軽食(サンドイッチ)は30元だったかな?
行きも帰りも日本人のCAさんが1人いました。
手荷物は5キロ、預ける荷物は手荷物あわせ15キロまで。
1キロ超過ごとに1000円強の超過量をとられます。
この価格でサービスを求めようとは思いません。
機内もきれいだし、また利用したいと思います。
(30代女性)

悪い感想:
機内が窮屈、トイレ汚い、
荷物重量が厳しい、サービス良くない、
荷物少しでも重いと罰金取られる。
充分乗る前に注意しないと
安くチケットを買っても
逆に高くつくから
良く考えてから利用したほうが良いですよ。
成田の他社フライトに慣れている方は特に注意
(40代女性)


マカオ航空:総合評価平均3.1

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良い感想:
いつも香港だけに行っていたので
今回はマカオにもステイしたいと思って
探していて見つけたマカオ航空。 
成田から直行便があることを知り利用しました。 
香港を経由して入る面倒を考えれば最高に便利でした。 
4時間超のフライトには
シートの前幅は少々狭い感はありましたが
食事もいわゆる機内食としては水準を満たしていたと思います。
エンターテイメントは特にありませんでしたが
比較的短いフライトなので気にはなりませんでしたし
全く揺れず快適そのものでしたし
機内も清潔でフライトアテンダントたちも
感じの良い人たちでした。
(50代女性)

悪い感想:
関空を予定より早く出発した飛行機は、
予定時間の20時になってもマカオに着かず、
天候不良(深い霧)による視界悪化のためマカオ上空を旋回。
マカオには降りれないと判断された飛行機は、
香港空港へ向かう。
香港空港に21時ごろ着いた飛行機には、
「しばらくそのままでお待ちください」とだけアナウンスされ、
飛行機から下ろすわけでもなくそのままほったらかし。
23時ごろに機長から現状報告がされたものの、
日本語のアナウンスでは、
「15分待ってマカオの霧が晴れなかったら香港におりる。
香港での宿泊先の手配などをしている」
とのことだったのに、
0時過ぎにようやく香港空港に下ろされると、
先導手は「ホテルには向かわない!」という。
船とバスを乗り継いで、
マカオのホテルに着いたのは、
4時半くらいだったと思う。
多くの時間を無駄に過ごし、
マカオ初日の疲労は強いものとなった。
「機内の接客」はしっかりしていたが、
機長をはじめとした会社の姿勢が全く最低である。
現状説明が客に対してなされない、
報告された内容と違うことを平気でする、
報告が遅い、
などアカウンタビリティのかけらもない。
(30代男性)


中国国際航空:総合評価平均2.6

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良い感想:
ピーク時を外せば、
破格の安さで世界各地に飛べる。
接客態度急激に改善。
日本語出来ないクルーが多いので
伝わりにくいかも知れないが、
中国語では丁寧な感じで接している。
以前のような横柄な感じではない。
個人モニターないが、
この機種なら他の航空会社も同レベル。
北京のコールセンターの日本語対応も丁寧。
機内食は普通レベル。
中国系の味付けということで、まずいというほどではない。
機内で出されるジャスミンティーはさすが本場。
試してみて。
(40代男性)

悪い感想:
一言で最悪です!
こんな航空会社がよく存在するなと思います。
上海からの帰路は約2時間遅れ、
何の説明もなくビックリです。
更に驚くのは着陸のアナウンスもなく
着陸前のCAによる乗客への安全確認もありませんでした。
中国の子供は着陸時に床に座っていました、
唖然です…。
CAの質も…そこら辺の人に制服着せてる感じです。
チケットがタダだとしても2度と利用しません、
最初から最後まで不愉快なフライトでした。
(20代女性)


中国東方航空:総合評価平均2.6

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良い感想:
中部→上海→ヒースローでした。
昔の日本の方々悪く言いすぎ。
(昔は本当だったのかも?)
おかげで良く感じましたよ。
だから「時間どうりにいくわけない。
食事も最悪。
乗務員も冷徹に笑わない」
って思って行けば
この金額で何求めるのか恥ずかしい程に
キチンとしたサービス受けれました。
味の事だけは十人十色。
乗り換えも荷物も完璧。
一言だけ小言。
「家族3人で縦並びのシートはひどくないですか?
帰りのヒースローのオバハンの
心配りの無さと思われますが・・・」
優しい乗客の配慮で代わっていただけました。
(40代男性)

悪い感想:
上海発17:30の予定が遅延し
実際の出発が19:30。
この間2度のゲート変更が有り、
移動も水一杯も出ず、
成田着後税関出るとPM23:00過ぎ、
もちろん帰宅手段なし、
小生東京八王子の自宅に帰りたく申し出たが、
東京/新宿/横浜へのバスの提供はあるのみでは、
新宿までバスで移動してもそこから先は
交通手段なく帰宅できない状況。
宿泊施設は自腹と言われ、宿泊施設の斡旋も無し。
遅延原因は、台風の余波の強風と雨と説明があり、
中国東方空港の責任ではないと明確にDutyManager女史主張!
結局、還暦を過ぎた私は、
成田出国ロビーのベンチで夜を明かし、翌朝帰宅。
ロビーベンチでは18名が私同様に野宿!
命を運ぶ業態でこの接客は無い!
今後、安心して搭乗できない!
(60代男性)


中国南方航空:総合評価平均2.5

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良い感想:
笑顔があまりなかったが
、特にムッとなる事もなく良かったです。
機内食についてはうまいと言う訳でもないが
普通に食べれます。
帰りの便ではあと少しで着陸のときに母が水を欲しくなり
CAに言ったら普通に引き受けてくれて
そのあと機内で水を配っていました。
残念なのがタッチパネルが無いことですね。
自分は空を見ていたので問題ありませんが(笑)。
最初は中国系の会社だったのであまり期待してませんでしたが
実際は良かった。
東方航空より絶対マシです。
(40代女性)

悪い感想:
上海浦東空港から中部国際空港に帰る際、
機体トラブルで機体から降ろされ、
何の説明もなく、
南方経営のホテルに移動し待機。
翌朝空港に移動するも
代替の便を全く手配する気配なく、
トラブルを起こした便を修理しているらしくまた待機。
乗客がカウンターの定員に状況説明を求めても詳しい説明がなく、
1時間待って下さいの繰り返し。
そのまま半日ほど待機し、乗客の抗議が多くなり
代替便が準備されたが、ここでも3時間程待たされた。
乗客に日本人が多いのに
日本語を話せるスタッフが全然いなかった。
また、ホテルでの待機時に手荷物が返却されず、
着替えやコンタクトの替えがなく非常に困った。
問い合わせても返却できませんとしか返答なかった。
二度と使用したくない航空会社である。
(30代男性)


上海航空:総合評価平均2.3

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良い感想:
いつもは成田から日系航空会社で上海へ行っていましたが、
今回初めて羽田から上海航空で行ってみました。
初めての上海航空だったので、
ちょっと不安でしたが、
チェックインからすべてとても感じよく、
機内も日本語アナウンスが流れ、
日本人が2人添乗し、
中国人キャビンアテンダントも愛想良く、
行きの食事は思い切り和食で驚きでした。
味は、すごくおいしいわけではないですが、
許せる範囲です。
フライトも定刻通り。
意外にすごく快適でした。
羽田は近いし、とっても楽♪
次回も上海航空を利用したいと思っています。
(30代女性)

悪い感想:
始めて搭乗。
あったことすべて書きます。
・行きのトランジットにて荷物が運ばれず。2日目の朝届く
・食事の時スプーン投げて配る
・霧のため違う空港へ着陸、説明なし。
 その後上海から日本行きのチケットの手配、
 対応ものすごく悪い。
 誰に対してもカウンタースタッフはなにかしら怒鳴っている
・チェックインも並んでいるのに説明なしで、相手されず2回も列に並んだ
・3回目のチェックインに渡されたチケットは搭乗時間10分前
・結局飛行機は2時間遅れで出発
・4〜5時間フライトでテレビなし
・イヤホン配られません
・機内食 硬い
・ドリンクサービス1回のみ
・シートは普通
(20代女性)


『長女たち』  書籍関係

〔書籍紹介〕

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篠田節子による中編集。
いずれも「小説新潮」に4年ほどの間に書かれたもので、
連作ではない。
題名の「長女たち」は、
3作とも、
長女であるがゆえの
親の介護という悲運が描かれているため、
中編集として編む際に付けられたものと思われる。


家守娘

英語教材とレッスンを売る会社に勤める直美は、
認知症と骨粗鬆症が進んだ母と二人暮らし。
母はヘルパーや家政婦が家に入るのを拒み、
病院に行くのもいやがるわがままぶり。
妹は嫁ぎ先の父が市長で夫も選挙に出る準備をしているために、
めったに実家に訪れることはない。
しかし、たまに来ると、
母に対する姉の対応に心がないと批判する。

いよいよ症状が進み、
直美は会社をやめる。
直後、会社が詐欺罪で訴えられ倒産する。
病院で知り合った新堂という魅力的な男との交際も
母は財産目当ての男だと拒絶する。
母の症状は進み、
日長一日、幻影として現れる孫と話をするようになった。
新堂との逢瀬の間に新堂の家が燃え、
どうやら母が放火したらしいと知り・・・

というわけで、長女に生まれたばかりに
頼りにされ、財産にもならない家を任され、
同時に母親の介護をしなければならない直美の日常を描く。
その描写はおそろしいほど緻密で現実感がある。

特に、母親の見ていた幻影が
孫ではなく、実は別の人物だったことを知るあたりは
意表をつく。

最後に、おもいがけない方法で
直美と母の将来に光が見えて来るところが救いか。


ミッション

インドの僻地にドクターとして赴任した頼子は、
前任者の園田の意志をついで、
現地の人間の病気の治療と栄養改善につとめる。
園田は頼子の尊敬する人物で、
その後を辿ることは、頼子の潜在的な恋心のなせるわざだった。

しかし、感染症も悪霊の仕業だと思うような
文化的風土をもった土地で、
すぐに頼子は壁に突き当たる。

頼子には、母が死んだ後、
何も出来ない父を一人暮らしで放置して死なせたトラウマがあり、
父の言った言葉が常に襲って来る。

「親を見捨てて、
赤の他人に尽くすのは楽しいのか?
尊敬されるのはうれしいか。
家族は面白くもなんともない。
光が丘の団地に捨て置かれて、
博愛主義だか使命感だかの犠牲になって、
だれも頼る者をおらず、朽ちていく」

頼子がインドの文化果つる所での奮闘は、
篠田節子得意の異文化衝突だ。
特に今度は医療の面での文化衝突。
地元に根ざす呪術師まがいの薬草医の言葉。

「あの男(前任者の園田)がやってきて7年。
殺すか追い払うしかないほど、
村人は困惑していた。
苦しみ少なく死に、
来世は人として生まれ変わる。
その祝福を失い、
家族も村も疲弊していった。
おまえたちが、
町に来ている西洋人たちが、
何を考えて生き、
どうやって死ぬのか私は知らない。
しかしこの土地にはこの土地の生き死にがある。
我々は長い間、そうやって生きて死んできた」

西洋文化の思想を押しつけることの傲慢さ。
現代医学で生を生き長らえさせることの迷惑さ。
そういうものを拒む文化もある。

突然死を容認し、
深遠な言い回しで棄民を糊塗する。
そうせざるを得ない厳しい気候と低い生産力の下で、
援助も開発も受け入れぬ誇り高さ。
負けた、と悟った。
高邁な理想も使命感も用をなさない。
理解を越えた村に入り込み、
園田は足を取られた。
そして自分は殺されぬ前に逃げていく。

こういうものを書かせたら、
篠田節子の独壇場だ。


ファーストレディ

慧子(けいこ)は、開業医の松浦医院の娘。
父は地元に二代続く医師で、地域の名士。
その父親の社交の際は、
その役割を放棄した母親に代わりに
慧子が代理を務め、
「松浦家のファーストレディ」と呼ばれている。

母親は父が田舎の医療機関にいた時に結婚して
松浦家に連れ帰った後、
祖母たちにいじめられ、
その怨嗟の念が今の生きがいだ。
医師の兄がいるが、
アメリカ留学中にソマリアからの難民の女性と結婚し、
黒い肌の娘を生んだことが母のひっかかりになっている。
母は一時は医院の仕事を手伝っていたが、
コンピューターが導入された時、
その地位も失った。

結婚してから医療事務の資格を取り、
家事、育児の傍ら、
医院の事務を支えたというのが、
母の誇りだった。
当時、診療報酬を得るための明細書の作成には、
高度な知識と複雑な計算を必要とした。
それができた母は、
祖母の君臨する家庭内とは別の場所に、
居場所を見つけることができたのだ。
しかしレセプトコンピューターが導入された時点で、
専門家としての存在価値を失った。
そして本格電子化とともに、
母のできること自体がなくなった。
舅姑を見送って家庭内の重しは取れたが、
子供たちも育ち上がり、
空の巣だけが残された。
夫の働くクリニックにも自分の居場所はない。
今日から自由だ。
私の人生は私のものになった。
今までやりたかったことをようやく始められる。
そんな風に前向きに自分自身を変えていける柔軟さと器用さを
だれもが持っているわけではない。

その母が最近、甘いものを浴びるほど食べ、
ぶくぶくに太り、糖尿病の治療を受けている。
更に腎臓も悪くし、
余命5年と宣告される。
臓器移植をすれば延命できるが、
献腎移植は順番が来るまでに何年もかかる。
残された生体腎移植に
自分が応じれば、と慧子は煩悶する。
父はもちろん反対した。
「だいたい子供にそんなことをさせたい親がどこにいる。
自分の命に代えて子供の健康を守ってやりたい、
と思いはすれ、
子供の健康を体を切らせて
自分が生き延びようなどとは
絶対に思わない。
それが親だ」
本人の意志が重要と聞いた慧子は
おそるおそる母に生体移植について言ってみる。
その答は・・・

母と子の歪んだ絆を描いて、
これも篠田節子節が炸裂する。


『恋人たち』  映画関係

〔映画紹介〕

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3人の主人公が登場する。
一人は橋梁検査技師で、
通り魔殺人で妻を失ったことから
まだ立ち直れないでいるアツシ
一人は義母と夫の三人暮らしが虚しく、
毎日皇太子妃を見た時のビデオを繰り返し見て、
マンガや小説で架空の世界に遊ぶ瞳子
一人はエリート弁護士だが、
実はゲイで、
親友の男性に密かな想いを寄せている四の宮

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民衆の中に埋没したような、                      
この3人の登場人物の日常を淡々と追う。
3つの話は、ほんのわずかな接点で交わるが、
展開に影響するわけではなく、
並行して描かれる。

特に、3年前の突然の妻の死から回復できないまま、
極貧の中で健康保険も切られ、
その交渉の中で理不尽な目に遭うヒロシの話が出色。
演ずる篠原篤の悲しい目、
怒った時の眼力が鋭い。

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瞳子の話は、パート先の出入り業者と関係が出来、
その事業に一枚噛もうとして
裏切られ、失望する頭の悪〜い主婦なのだが、
あまり共感できなかった。

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同様に、親友から誤解されて拒絶を受ける弁護士の話も
共感するには無理がある。

それでも 
眠くもならず、最後まで観てしまうのは、
画面に力があるからだろう。
橋口亮輔監督の眼力は確かで、
描き方もていねいだ。
三者三様の生活空間に観客を引き込む。
それぞれが生き方の中で傷つき、
彷徨う人間の姿が良く描けている。

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3人の主人公を演ずる篠原篤成嶋瞳子池田良はほとんど無名の役者
ワークショップで即興演技の訓練をしながら
役者に当てて脚本を書いたといい、
役名と本名が一致し、
それだけ役者は生き生きと演じている。
ただ、瞳子については、
もう少し若く設定した方がよかったのではないか。

「恋人たち」という題名
最初から決めていたというが、
こんな手垢のついた題名ではなく、
他の題名は考えられなかったのか。

「それでも人は、生きていく」
というキャッチコピーが的確な
現代を切り取る秀逸な人間ドラマ

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=bCek2eHOkLQ

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