もし、この食材なかりせばA大豆  耳より情報

新シリーズ第2弾は、大豆
大豆がこの世になかったら、どうなるか。

(以下、出典は「Wikipedia」を簡潔にまとめた)

大豆は、農作物として世界中で広く栽培されている。
日本では縄文時代に存在したと思われる大豆の出土例があり、
「古事記」にも大豆の記録が記載されている。

大豆は人類の主食にはなっていないが、
植物の中では
唯一肉に匹敵するタンパク質を含有するため、
日本・ドイツでは「畑の(牛)肉」
アメリカ合衆国では「大地の黄金」とも呼ばれている。

大豆の可食部乾燥重量100g中に、
417kcal、水分12.5g、タンパク質35.3g、
脂質19.0g、炭水化物28.2gの栄養価がある。

原産地は中国東北部からシベリアとの説が有力で、
ツルマメが原種で、
約4千年前に中国でツルマメの栽培が始められ、
大豆として作物化され、
日本には朝鮮半島を経由して、
縄文時代後期中頃に伝来したと考えられている。

欧米に伝わったのは意外にも新しく、
ヨーロッパには18世紀、
アメリカには19世紀のことである。
ヨーロッパにダイズの存在を伝えたのは
エンゲルベルト・ケンペルだといわれており、
彼が長崎から帰国した後、
1712年に出版した「廻国奇観」において、
大豆種子を醤油の原料として紹介した。
大豆の英名がSoybeanというのは、
shoyu(醤油)bean(豆)から来ている。

ヨーロッパでは1739年にフランスでの試作、
アメリカでは1804年にペンシルベニア州での試作が
最初の栽培とされている。

1910年代以前は、
大豆はアジア圏以外では食料とはみなされておらず、
専ら搾油用やプラスチックの原料など、
工業用途が主な栽培理由であった。
食料として注目されるようになったのは
1920年代以降の事であり、
ヨーロッパで食料として初めて収穫されたのは
1929年の事とされる。

日本では食料として非常に重用され、
米・麦・粟・稗(ひえ)・豆(大豆)を五穀としている。

大豆を暗所で発芽させるとモヤシ、

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未熟大豆を枝ごと収穫し茹でると枝豆、

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さらに育てて完熟したら大豆となる。

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大豆世界生産上位10カ国は、次のとおり。

1.アメリカ合衆国
2.ブラジル
3.アルゼンチン
4.中国
5.インド
6.パラグアイ
7.カナダ
8.ボリビア
9.ウクライナ
10.ウルグアイ

日本国内の大豆生産量の県別順位は、次のとおり。

1.北海道
2.宮城県
3.佐賀県
4.福岡県

大豆の世界消費(2007年)は、
大豆油製造用が87%と圧倒的で、
ついで飼料用が7%、
食用が6%。
意外と食用が少ない。

日本国内の大豆消費量(2005年度)は、
534万8千トンであり、
このうち大豆油用が429万6千トン(80%)、
食用が105万2千トン(20%)である。
大豆が基幹食料となっている日本では
食用消費の占める割合が世界消費に比べかなり多いが、
それでも20%弱に過ぎない。

日本国内の食用消費の内訳は、
豆腐が49万6千トン(47%)で半数近くを占め、
ついで味噌・醤油用が17万1千トン(16%)、
納豆用が13万6千トン(13%)、
煮豆や惣菜用が3万3千トン(3%)、
その他が21万5千トン(20%)となっている。

2006年3月27日、
アメリカの健康専門月刊誌「ヘルス」による
世界の5大健康食品が発表され、
スペインのオリーブ油、日本の大豆、
ギリシャのヨーグルト、インドのダール(豆料理)、
韓国のキムチの5品目が選出されたという。
それほど、日本にとって
大豆は重要な食材である。


では、大豆がなかったら、
食文化はどう変わるか。

まず、日本の食文化が根底から変わってしまう。
というのは、
日本食は味噌と醤油をベースに作られているからだ。

まず、味噌がなくなる。

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同じ大豆から作られた
豆腐の味噌汁を食べることは出来ない。

そして、醤油がなくなる。
魚醤では香りからして代用品にはなれない。

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ということは、醤油を使ったたれ関係が消え失せる。
ポン酢も焼肉のたれもすき焼きのたれもなくなる。
つまり、すき焼きしゃぶしゃぶをはじめとする
鍋料理は根本から姿を変えてしまう。
うどんそばそうめん冷や麦
別な味になってしまう。

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しょうゆラーメン味噌ラーメンも食べられない。

醤油がなくなるということは、
刺身が他の食べ方になるということだ。

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寿司天ぷらも同様。
漬け物も同じだ。

そして、納豆

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炊きたてご飯にかけた納豆が味わえなくなったら、
日本の朝食の景観が変わってしまうだろう。

ビールの友、枝豆もなくなる。
世界に冠たる「EDAMAME」が消えてしまう。

もやし炒めもなくなるし、
お菓子では甘納豆きな粉ずんだ餅も食べられなくなる。

豆腐製品は全滅だ。

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油揚げ、生揚げ、厚揚げ、がんもどき、
揚げ出し豆腐、高野豆腐、豆腐ハンバーグ、
豆乳、ゆば、おから、おいなりさん
もなくなってしまう。
麻婆豆腐も食べられない。
冷や奴湯豆腐も夢のまた夢だ。

年中行事では、
節分には何を撒いたらいいのか。

このように、
大豆の不在は
食文化のみならず、
文化全体に影響を及ぼすのである。





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