スペイン・ポルトガル旅行記J エボラ 旅行関係
セビリアから国境を越えて、ポルトガルに入ります。

国境といっても、
EUですから、
検問所も税関もなく、
いつ国境を越えたのか分かりません。

ただ、スペインとポルトガルの間には時差があり、
1時間時計を遅らせます。

ポルトガルに入って、
コウノトリの巣が急に増えました。

ポルトガル最初の訪問地はエボラ(Evora)。

エボラ出血熱(Ebola hemorrhag fever)と関係があるのかと言われますが、
無関係。スペルが違います。

ローマ帝国時代からアレンテージョ地方の中心地として栄え、
ルネサンスの時代には、大学もおかれた学芸の都でもあります。
ジラルド広場。


ここから10月5日通りに。

ここはホテルやカフェ、みやげ物屋が軒を連ねます。


コルク製品が多いですね。

これ、みんなコルクで出来ています。


これは、ディアナ神殿。

紀元前57年、エヴォラは共和制ローマの支配下に入りましたが、
この神殿はその名残。

2〜3世紀にローマ皇帝アウグストゥスを祀るために作られた神殿。
月の女神ディアナ(ダイアナ)を祀ったものであるとの俗説から、
ディアナ神殿とも呼ばれています。

元は柱は30本あったといわれています。
現在は14本が残っています。

4世紀になるとエボラにもキリスト教が浸透します。

カテドラル。

これを含めて、旧市街は「エボラ歴史地区」という世界遺産です。

礼拝堂。

1280年から1340年の間に建設されました。

1584年9月には、
天正遣欧少年使節が1週間滞在し、
この教会でパイプオルガンを聴いたといいます。
異国の音楽に何を感じたのでしょうか。

教会内にある絵画は、
ちょっとイマイチ。


この「十字架降架」も、
ルーベンスのものとは天地の違い。

と言ったら、添乗員さんから
「ルーベンスと比べてはいけません」と言われました。

サン・フランシスコ教会は修復中。

でも、一部だけ入れました。


15世紀の終わりから16世紀の初めにかけて建設された
ゴシック様式とマヌエル様式が混合した建築物。





この教会には、人骨堂というものがあります。

16世紀にフランシスコ会の修道士によって造られた瞑想の場ですが、

入ってびっくり。

壁面が5000体もの人骨で埋め尽くされているのです。




ローマに「骸骨寺」というのがあることは知っていましたが、

エボラにもあろうとは。



材料(?)は、歴代の修道士の骨で、
埋葬後、掘り出されたもの。

キリスト教は復活を信じるので、
古い修道院では、
裏庭に修道士の死体をうずたかく積み重ねてある、
という話を、前に読んだことがあります。

ここで瞑想したら、

死が現実のものとして迫って来るのでしょう。

建造中の光景を想像すると、どうでしょうか。

沢山のしゃれこうべや足の骨を積んで、

次々と壁にはめこんでいく図を想像すると・・・

ロイオス教会。
15世紀に建造された教会。

隣接するロイオス修道院は、
現在ポザーダと呼ばれる国営ホテルとして利用されています。

丘の展望公園。

そこにあった面白いオブジェ。

ここから眼下に街が望めます。

公園。

日本人が好きなジャカランダの花。

バスは西に向かい、
ポルトガルの首都、リスボンへ。

国境といっても、
EUですから、
検問所も税関もなく、
いつ国境を越えたのか分かりません。

ただ、スペインとポルトガルの間には時差があり、
1時間時計を遅らせます。

ポルトガルに入って、
コウノトリの巣が急に増えました。

ポルトガル最初の訪問地はエボラ(Evora)。

エボラ出血熱(Ebola hemorrhag fever)と関係があるのかと言われますが、
無関係。スペルが違います。

ローマ帝国時代からアレンテージョ地方の中心地として栄え、
ルネサンスの時代には、大学もおかれた学芸の都でもあります。
ジラルド広場。


ここから10月5日通りに。

ここはホテルやカフェ、みやげ物屋が軒を連ねます。


コルク製品が多いですね。

これ、みんなコルクで出来ています。


これは、ディアナ神殿。

紀元前57年、エヴォラは共和制ローマの支配下に入りましたが、
この神殿はその名残。

2〜3世紀にローマ皇帝アウグストゥスを祀るために作られた神殿。
月の女神ディアナ(ダイアナ)を祀ったものであるとの俗説から、
ディアナ神殿とも呼ばれています。

元は柱は30本あったといわれています。
現在は14本が残っています。

4世紀になるとエボラにもキリスト教が浸透します。

カテドラル。

これを含めて、旧市街は「エボラ歴史地区」という世界遺産です。

礼拝堂。

1280年から1340年の間に建設されました。

1584年9月には、
天正遣欧少年使節が1週間滞在し、
この教会でパイプオルガンを聴いたといいます。
異国の音楽に何を感じたのでしょうか。

教会内にある絵画は、
ちょっとイマイチ。


この「十字架降架」も、
ルーベンスのものとは天地の違い。

と言ったら、添乗員さんから
「ルーベンスと比べてはいけません」と言われました。

サン・フランシスコ教会は修復中。

でも、一部だけ入れました。


15世紀の終わりから16世紀の初めにかけて建設された
ゴシック様式とマヌエル様式が混合した建築物。





この教会には、人骨堂というものがあります。

16世紀にフランシスコ会の修道士によって造られた瞑想の場ですが、

入ってびっくり。

壁面が5000体もの人骨で埋め尽くされているのです。




ローマに「骸骨寺」というのがあることは知っていましたが、

エボラにもあろうとは。



材料(?)は、歴代の修道士の骨で、
埋葬後、掘り出されたもの。

キリスト教は復活を信じるので、
古い修道院では、
裏庭に修道士の死体をうずたかく積み重ねてある、
という話を、前に読んだことがあります。

ここで瞑想したら、

死が現実のものとして迫って来るのでしょう。

建造中の光景を想像すると、どうでしょうか。

沢山のしゃれこうべや足の骨を積んで、

次々と壁にはめこんでいく図を想像すると・・・

ロイオス教会。
15世紀に建造された教会。

隣接するロイオス修道院は、
現在ポザーダと呼ばれる国営ホテルとして利用されています。

丘の展望公園。

そこにあった面白いオブジェ。

ここから眼下に街が望めます。

公園。

日本人が好きなジャカランダの花。

バスは西に向かい、
ポルトガルの首都、リスボンへ。