『トラッシュ!』  映画関係

〔映画紹介〕

クリックすると元のサイズで表示します

舞台はリオデジャネイロ貧民窟
ゴミ山のゴミの中から使えるものを探して
生計をたてている3人の孤児が、
ゴミの中から一つの財布を拾う。
それはある人物が追いつめられた結果、
ビルの上から投げ捨て、
ゴミ収集車の上に乗って運ばれてやってきたものだった。
中には現金と落とし主のID、
少女の写真、ロトくじとカレンダー、
そしてコインロッカーの鍵。
何者かの指令により
警察による大々的な財布捜索がされていることを知った3人は、
サイフの中にあったものの秘密を解くために、
まずコインロッカーの中のものを探すべく駅に向かう。
それはブラジル社会を震撼とさせる大事件の始まりだった・・・

クリックすると元のサイズで表示します

3人の少年の真実解明の旅
警察による追手からの逃走が重ねて描かれる。
特に敏腕刑事に目をつけられた3人の後を
刑事の手が延びるサスペンスが目を惹きつける。

こういう映画はオーディションで選ばれた子供たちの演技力がものを言うが、
さすが「リトル・ダンサー」のスティーヴン・ダルトリー監督は
選択の目は確かで、
物語が進むにつれて、
素人の3人の子供の魅力が増していく。

クリックすると元のサイズで表示します

そして少年たちを取り巻く環境である
リオのスラム街の描写がリアル
レンガ造り、トタン張りの家の連なりを少年たちが駆け巡る様を
カメラが追いかけると、
観光では分からないブラジル社会の格差と貧困と闇、
その中での民衆のエネルギーが感じられる。

クリックすると元のサイズで表示します

後半は暗号解読サスペンスで、
聖書、ロトくじ、カレンダーがうまく組み合わさって謎が解明される。
あちこちに散りばめられたパズルの駒が
映画の進行により一つにまとまって来る過程は分かりやすい。
脇を貧民窟の神父としてマーティン・シーン

クリックすると元のサイズで表示します

ボランティアとしてルーニー・マーラーが演ずるが、

クリックすると元のサイズで表示します

この人物配置が最後になって生きてくる。
脚本(脚色)は「ラブ・アクチュアリー」のマイケル・カーティス

絶望的な環境の中で
「それが正しいことだから」と追究する若い魂が
希望を持ち続け、
最後に勝利する物語で、
「読後感」はすこぶるいい。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=OEtPXIiYgac


タグ: 映画




AutoPage最新お知らせ