『ゴーン・ガール』  映画関係

〔映画紹介〕


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ミズリー州でパブを経営するニックは、
5回目の結婚記念日に妻のエイミーが失踪したことに気づく。

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エイミーは高名な児童文学「完璧なエイミー」のモデルになった女性であり、
マスコミはこの失踪事件を大々的に報道した。

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始めニックに同乗的だったマスコミだが、
ニックの家で争った形跡や
床の血痕を拭き取った跡がみつかり、
その他にもニックに不利な材料が次々に露見、
更にはエイミーの手記が発見され、
二人の結婚生活が破綻していたことが判明し、
「夫に殺されるかもしれない」
という記述があることから、
ニックに妻殺害の疑いがかかるようになり、
マスコミもその疑惑を誘導するような報道をする。
エイミー失踪の真相は何か
本当にニックは妻を殺したのか・・・。

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映画は3分の1程経過したところで、
全く局面が変わる
そのことは書けないが、
まあ、ある程度サスペンスものに耐性のある観客なら
予想はつくというものだ。
しかし、そこから後の展開が予測できないものとなる。
そして、更に3分の1進んだところで、
更に局面が一変する。

一瞬微笑んで撮った写真が悪用されて
「ニックは悲しんでいない」と報道され、
マスコミによってニックが犯人扱いされるあたりは、
1981年の「ロス疑惑」事件の週刊文春の「疑惑の銃弾」で
妻殺害の犯人に仕立て上げられた三浦和義氏を彷彿とさせる。
小説より現実が先行した例として不気味だ。

ギリアン・フリンのベストセラーを映画化。脚色も本人。
監督は、「セブン」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
「ソーシャル・ネットワーク」「ドラゴン・タトゥーの女」
などの鬼才デヴィッド・フィンチャー
ニックはベン・アフレック
だらしなく、格好悪い役を
いかにもありそうな感じで好演。

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妻エイミーにはロザムンド・パイクが扮する。

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このパイクの演技が壮絶で、寒気をもよおす。
特に、後半の展開は「女は怖い」と思わせる。

ただ、彼女ほどの美貌と頭脳を持ち、
名声もあるならば、
そんなことをしなくても別の道があったのではないか、
と思わせるところがこの物語の本質的に弱いところ
人間というものは、
もっと自分の利益誘導に走るのではないか。
つまり、主人公の行動の動機づけについて疑問あり。

ただ、先の読めない展開、
心胆を寒からしむ意外な結末
映画として一見の価値はある。
ただ、後味はおそろしく悪い

後半、ニール・パトリック・ハリスが出て来るが、

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天才少年ドギー・ハウザーにして、
トニー賞史上最強の司会者であるニール、
「荒野はつらいよ」もそうだが、
何もこんな役をやらなくてもいいのに、
と思ったのは私だけだろうか。

英題の「GONE」という単語は
「行ってしまった」という意味の他に
「使い切った」「絶望的な」「並外れて優れた」などの意味がある。

5段階評価の「4」

予告編は↓をクリック。

https://www.youtube.com/watch?v=oPHOdgAC7Uk&feature=player_embedded

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