『ウォー・ホース〜戦火の馬〜』  演劇関係

今日は昼前から
家族3人で渋谷へお出かけ。
台風の影響での雨の予報に、
折り畳み傘を持って出掛けましたが、
電車の中、観劇中に雨が降ったものの、
結果としては傘を差すことはありませんでした。
いつもながらの「晴れ男」「晴れ家族」です。

今日行ったのは、ここ、渋谷ヒカリエ

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昔の東急文化会館です。

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東急文化会館、懐かしいですね。
五島プラネタタウムと4つの映画館があり、
特に1階にあった大きなパンテオンは好きな映画館でした。
「アラモ」で初めて70ミリ映画を観たのもここ。
「キャリー」もここでしたね。
上の階にあった東急名画座では、沢山の思い出があります。
父親に連れていかれて、
「お熱いのがお好き」を観たのもここでした。

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再開発で渋谷ヒカリエとして、2012年4月26日にオープン。
今日の目的地は、このビルの11階〜16階を占める

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シアター・オーブ

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総客席数1972席
文化村のオーチャードホールが2150席ですから、
ちょっとだけ小ぶり。
それでも大劇場であることに変わりはありません。

↓は、3階最後部からの眺め。

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意外と舞台は遠く感じませんでした。

ちなみに、帝国劇場が1897席、
東京宝塚劇場が2069席、
日生劇場が1330席、
歌舞伎座が1964席、
新橋演舞場が1428席、
明治座が1368席、
四季劇場〔春〕が1255席。

東京文化会館大ホールが2303席、
新国立劇場オペラ劇場が1814席、
東京芸術劇場大ホールが1999席、
NHKホールが別格で3601席、
国際フォーラムAがこれも別格で5012席。

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劇場名称には、
かつて東急文化会館の8階にあった
五島プラネタリウムを引き継ぐ施設になるように
との思いを込めて、
「天球、球体」を意味する「オーブ」という語が使われました。

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全面ガラス張りの壁からは、

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渋谷の町が一望出来ます。

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代々木国立体育館の向こうに新宿副都心も見えます。

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今日観たのは、
「ウォー・ホース〜戦火の馬〜」

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英国ナショナル・シアターの来日公演です。

この作品は、
1982年に出版されたマイケル・モーパーゴによる児童小説。
これをニック・スタフォードの脚色により舞台化したもの。
当初、モーパーゴはこの舞台化は難しいだろうと考えていました。
というのも、
この小説は、
馬が主人公だからです。

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舞台化を可能にしたのは、
パペットの操演技術。
南アフリカ共和国の
ハンドスプリング・パペット・カンパニーによる
等身大の馬のパペットが
まるで生きているような息吹を舞台にもたらします。

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一つの馬を3人が操作し、
一人は馬の頭部分を、
一人は前足を
一人は後足を担当。
その見事な操演は、
舞台上に本物の馬が登場したかのような効果をもたらします。

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これに加えて、
照明、音響を含んだ演出が素晴らしい。
演出はマリアン・エリオットトム・モリスの二人。
映画音楽のようなエイドリアン・サットンの曲も素敵。

演劇の可能性がまだまだあることを感じさせる
新機軸と言っていいでしょう。
なにしろ、観劇した蜷川幸雄が
終わった途端、
「負けた!負けた!」
と叫んだほどでしたから。

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イギリスの片田舎、
貧困農民のテッドが
オークションで買った子馬を農場に連れてきます。
息子のアルバートは子馬にジョーイと名付け、
成長するにつれてアルバートとジョーイは強い絆で結ばれます。

やがて第一次世界大戦が始まり、
テッドはジョーイを騎兵として売ってしまいます。
ジョーイを買い取ったニコルズ大尉は
戦争が終わったら、
ジョーイをアルバートの元に返すことを約束します。

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ジョーイと他の軍馬であるトップソーンは
フランスに船で送られ、
イギリス騎兵隊はドイツ軍の新兵器である機関銃に圧倒され、
初戦でニコルスは撃たれて亡くなります。

ニコルスの死を知ったアルバートは、
年齢を偽って軍に入隊を志願して歩兵隊に入隊し、
ジョーイを追ってフランスに渡ります。

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ドイツ軍に捕らえられたジョーイは
野戦病院となった農場へ連れてこられ、
ドイツ軍将校フリードリヒによって庇護されます。
農場の娘エミリーはジョーイとトップソーンの世話をします。

重い大砲を引いて衰弱した馬に代わり、
ジョーイとトップソーンはハーネスを装着して
荷車を引くことができたために命拾いします。
ジョーイとトップソーンに友情が芽生えますが、
トップソーンは極度の疲労により亡くなってしまいます。

この時、横たわるトップソーンから
3人の演者がするりと抜け出て、
トップソーンの亡骸に
礼をするようにして去っていきます。
「いのち」が抜け出た、
という感じがして、印象的でした。

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フリードリヒが亡くなり、
ジョーイは戦場を疾駆して逃走しますが、
有刺鉄線に引っ掛かってしまいます。
ドイツ軍、イギリス軍の双方が白旗を掲げて
1人ずつ兵士がジョーイを助けにきます。
助けた後、イギリス軍に引き取られたジョーイは、
アルバートと再会。
戦争が終わり、
ジョーイとアルバートは故郷に帰還します。

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催涙ガスで目をやられたアルバートが
それとは知らずにフクロウの笛を吹き、
その合図にジョーイが反応して、
二人が再会するシーンは涙モノです。

第1次世界大戦で
イギリス軍が投入した馬の数は100万頭にのぼったと言われています。
そのうち、
再び祖国イギリスの地を踏むことができたのは、
若く健康だった2万5千頭のみだったといいます。


この戦争の悲劇を伝える芝居は、
2007年10月17日、
ロンドンのサウス・バンクにある
ロイヤル・ナショナル・シアターで初演。
その後、
ウエスト・エンドにあるニュー・ロンドン・シアターに移動し、
2011年には観客数100万人を突破しました。
現在も上演中です。

2011年にはブロードウエイに進出、
3月15日から始まった公演は、
期間限定公演で、
当初6月26日に閉幕する予定でしたが、
批評家による高評価と好調なチケット売り上げにより
ロングラン公演となり、
2013年1月6日、
プレヴュー公演33公演、
本公演718公演を経て閉幕しました。
2011年のトニー賞において演劇作品賞を含む5部門を受賞しています。

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私は2012年夏にニューヨークでこの舞台を観ており、
そのあまりに素晴らしさに、
家族にも観せてやりたいと思っていましたが、
今回の来日公演でそれが実現した次第です。
しかも、前から9列目のど真ん中という
良い席を取れたのは、
お父さんの努力の賜物。

ブロードウェイでの感想は↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20120914/archive

原作本については、↓をクリック。

http://star.ap.teacup.com/applet/shokuniku/20120807/archive

ロンドン版CM(動画)は、↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?v=q-bni4QqSv4&feature=player_embedded

カーテンコールになった途端、
「只今から撮影可能です。
ストロボの使用はご遠慮下さい」
という字幕が出て、
あわててカメラを引っぱりだしてパチリ。

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なかなか粋なはからいです。
本公演の舞台撮影禁止は当然ですが、
カーテンコールは観客サービスなんだから、撮影許可すればいいのに、
と日頃思っていましたので、
これは嬉しかったですね。

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「ウォー・ホース〜戦火の馬〜」は、
8月24日まで
当日券はまだあるようです。

入口で公演チラシを山ほどいただきました。
こんなに沢山公演して、
客が集まるのか、と心配してしまいますが、
チラシの中から気になったものを掲載します。

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