『マイ・ブラザー 哀しみの銃弾』  映画関係

〔映画紹介〕

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ひっそりとレイト・ショウで公開されたこの作品。
予備知識なしで観たら、意外な拾い物だった。

「マイ・ブラザー」という題名の映画は多々あるが、
副題として「哀しみの銃弾」がついている。

1974年のブルックリン。
殺人の罪で服役してきたクリスが9年ぶりに出所する。
出迎えたのは、姉と弟のフランク。
模範的な警察官のフランクは、
周囲の白い目に耐えて兄を同居させ、
仕事も探してやり、更生させようとする。
堅気になろうとしたクリスだが、周囲の差別に遭い、
仲間と始めようとした仕事も
前科者であるがゆえに邪魔され、
ついに犯罪に手を染めるようになる。
クリスは自分が逮捕した男の妻と恋愛関係に陥り、
出所した男に付け狙われるようになる。
そんな時、銀行の現金輸送車が襲われ、
その場に居合わせたフランクは
犯人一味にクリスがいたことを知り、
警察を追われるはめになる。
クリスが元妻を使って始めた売春組織も摘発を受け、
クリスの犯罪も明らかになろうとしていた・・・。

という、よくある愚かな兄と
賢い弟の話
と言えば
そのとおりだが、
脚本がしっかりとして作られているので、
大変分かりやすい。
子供時代のことも含めて伏線が後でうまく生きて来る。
特に危険を知らせる三つのノックが出るところは、
なかなか見事な場面だった。

クリスをクライヴ・オーウェン
フランクをビリー・クラダップがうまく演ずる。
兄弟喧嘩を悲しむ二人の父親役で
ジェームズ・カーンが味わいのある演技。
花を添えるマリオン・コティヤール
ゾーイ・サルダナミラ・クニスの三人は
よく見ると顔が似ている。

フランスの二枚目俳優、ギヨーム・カネが監督。
脚本が生かしきれない演出に味わいが不足
ベン・アフレックか韓国の監督がやったら
もうちょっと違う雰囲気が出せたかと思われる。

5段階評価の「3.5」

予告編は、↓をクリック。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=yO0J0nu2s2Y

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